自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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皆さんお疲れ様です。
みどり色です。

今回は皆さん大好き、クレル先生は登場しません。
大変申し訳ございません。
ちなみに、本編も進みません。
メンバーの語らいとなります。

え?
それなら読む価値無い?

じゃあ、先生登場すると言う事にしておきます。



第28話 取り敢えず動き出す時かも

「裏切り者?それはクレル将軍の事を言っているのか?」

 

やってしまった。

自分でもいつかはやらかすと思っていたが、こんな所で口を滑らせてしまうとは・・・

 

「お前は以前、エコーがMIA認定されたと知らされた時に、こう言っていたな?『エコーは生きている』と・・・そして今回は、クレル将軍が裏切り者だという。お前は一体、何を知ってるんだ?」

 

この程度であれば、誤魔化す事もできるが・・・

 

「・・・アディス達が戻ってきたら話す。それにどうせ話すなら、他の奴にも聞いてもらった方が良いだろう」

 

・・・まあ遅かれ早かれ、レックスにも話さなければならない事だしな。

自分が思っていたよりも、それが早く来たというだけの事だ。

 

 

 

この場にいるのは、事情を知っている俺を含めた“S”のメンバー4人、第501大隊のレックス、ファイヴス、ヘヴィー、カタップの4人の、合計8人だ。

 

「それで?こいつらも集めて、何を話してくれるんだ?」

 

「まずは、最後まで口を挟まずに聞いて欲しい。聞きたいことがあれば、その後に答える」

 

俺は以前に、アディス達にした内容と同じ話を皆に伝えた。

皆信じられないような顔や、驚いた顔をしながらも、約束通り最後まで話を聞いてくれた。

 

「・・・っていう冗談・・・という訳でも無さそうですね・・・」

 

最後まで話を聞いて、ファイヴスがそう言ったが俺達“S”の顔を見渡して、それが冗談ではないと悟ったようだ。

 

「ですが、俺たちの頭の中に行動抑制チップがあって、その目的がジェダイ抹殺の為であるなんて信じられません!彼らとは長い間、共に戦ってきました。それを命令されたからと言って、殺すなんてことは絶対にしない!それに最高議長が全てを裏で操っていたなんて・・・」

 

確かに、ヘヴィーの言いたいことはわかる。

しかし、これは紛れもない事実だし、受け入れてもらうしかないんだ。

 

「これを見てくれ。先日のカミーノ防衛戦を覚えているか?あの時、何故俺たちがカミーノに訪れたかと言うと、ジェダイ粛清の未来を回避する情報収集の為だったんだ」

 

そういうとアディスは、カミーノで手に入れたデータを見せる。

 

「このデータからわかる通り、成長第三段階を迎えたクローンの頭部には、全員に行動抑制チップが埋め込まれている。このままでは銀河系の各地に散らばっている全トルーパーが、戦友であるジェダイ抹殺の片棒を担ぐ運命にあるんだ」

 

「俺たちは何のために戦っていたんだ・・・俺たちが生まれた意味って・・・」

 

全員、ショックを隠し切れないようだ。

無理もない。自分の生まれた理由が、共和国の為ではなく、戦友だと思っていた相手を抹殺する為だったんだからな。

 

「皆ショックだろうが、俺達はその未来を回避するために動いている。何故お前らに、この話をしたと思う?信用しているからだ!お前たちなら、力になってくれると思ったからだ!このまま、議長の思い通りにさせて良いのか?アイツは自分が利用したいだけクローンを利用して、最後には欠陥品だと切り捨てたんだ!許せるはずがない・・・」

 

スクリーンで観ていた時とは全く違う、当事者になったからこそ感じる本物の怒りが溢れ出してくる。

これも、この身体が今まで経験してきた事や、感じてきた事を俺が吸収したからなんだろうな・・・

だがそれだけじゃない。

俺がこの世界で経験した事や、感じてきた事は他の誰でもない、俺自身のものだ。

 

「今の共和国は守る価値など無いのかも知れない。だが本気で国や民の事を想い、身を犠牲にしている人々が居るのも確かだ。はじめは『ジェダイを破滅の道から救いたい』という、漠然とした考えしかなかったが今は違う。俺は共和国の為だとか、ジェダイの為だとか、そんな大それたことは考えていないし、出来るとも思っていない。だから俺は、自分が大切だと思う物や人の為に戦うと決めたんだ。だが、それは俺一人では無理だろう。だからおまえたち兄弟、家族の力を貸してほしい・・・!」

 

口下手な俺だが、今思っている事を素直に伝えた。

皆それぞれ感じることや、思う事もあるだろう。

だが、コイツ等が信じてくれないようなら、他の人なんてもっと無理だろうな。

 

ある意味、俺の中間試験と言っても良いかもな。

・・・まあ俺、勉強苦手なんだけど。

 

「・・・レイ、言いたいことはそれだけか?」

 

「コマンダー、自分らは共和国に忠誠を誓った身です」

 

「それは銀河元老院最高議長にも忠誠を誓ったと言うこと・・・」

 

そう言われた事で、俺はすぐ動けるように身構える。

・・・まあ元々、俺一人でもやろうとしていた事だ。

別に皆が悪い訳じゃない。

この3人が協力してくれるだけで、既に儲けものだしな。

 

まずは、この状況を切り抜けないとな。

殺さずに無力化して、自分たちのシャトルまで・・・

 

「俺はクローン・トルーパーとして、共和国に忠誠を誓った。もちろん議長にもだ。だが、その議長自体が共和国の敵であったなら、彼を倒すことは裏切りにはならない。それが共和国に忠誠を尽くす事になる」

 

「自分らも同じ意見です。それに今回のクレルの一件で、命令にただ従っていれば良い訳ではないと学びました。大隊の奴らもです。俺たちは人間なんだ!ドロイドじゃない!」

 

「ファイヴスの言う通りです。それに自分らは候補生時代から、皆さんの事知っていますし、憧れてきました。皆さんの為なら、この命だって掛けられる!」

 

「良く言ったカタップ!それに自分はまだ、目標のARCSトルーパーになれていませんからね!俺たちを利用するだけ利用して、切り捨てるなんて許せませんよ!」

 

「・・・どうやらお前が心配しているだけだったようだな、レイ?」

 

アディスがそう言うと、ヒュメルとオーリーも頷く。

え、何?

他の三人は大丈夫だと思っていたの?

慌てて、次の行動をシミュレーションしていた俺がバカみたいじゃんか・・・

 

「ありがとう、俺を信じてくれて・・・」

 

そうして俺は、再び目を鼻水で濡らすのだった。

 

 

 

俺が一人で感動しているのは置いておいて、まだやることがある。

クレルは共和国を裏切っていて、この惑星アンバラでの戦いを敗北に追い込むことを皮切りに、ドゥークー伯爵の弟子となろうとしている。

 

アイツはクローンの事を消耗品のように扱い、今まで多すぎる犠牲を出してきた。

報いを受けさせる時だ。

 

その事を皆に伝え、クレル逮捕に協力してもらう。

 

「それで?その裏切り者をどう捕まえる?」

 

ちなみに、クレルが裏切り者だと言う事をみんなに伝えたが、さほど驚きもしなかったようだ。

だが今までの無茶な命令も、彼なりに共和国の事を思っての行動だと思っていたレックス達は、クレルに対して強い怒りの感情を沸き上がらせていた。

 

「しかし、どうして捕縛なんですか?生かしておいたら、何を仕出かすかわかりませんよ!?」

 

ヘヴィーの言いたいこともわかる。

だが俺は、奴を捕らえてジェダイ評議会に引き渡し、彼らの尋問を受けさせたいと考えている。

その時に、ジェダイ滅亡と共和国に変わる新しい秩序が生まれる事について、しっかりと語ってもらうとしよう。

 

以前コルドヴァも、ジェダイ滅亡のビジョンについて、評議会に訴えることがあったからな。

仮に俺たちが、アナキンやオビ=ワンの協力を得ようとした時に、少しでもやくに立てばと言うあわよくばの期待だ。

 

他のジェダイたち?

まあ確かに今回の一件で、ジェダイが少しでも聞く耳を持ってくれれば良いとは思うが、正直、全く期待していない。

 

それよりも、信用できるジェダイの協力を得るときの為に、せいぜい利用させてもらう事にしよう。

 




はい、お疲れさまでした。

いやー、さすがクレル先生!
今回も大活躍(?)でしたね!
次回にも期待しましょう!


それではまた近いうちに・・・

皆さんお疲れ様です。みどり色です。最新話を投稿する時間帯なのですが、いつが良いとかありますか?出来るだけ皆さんのご希望に添えられればと思うので、初めてでよくわかりませんがアンケート機能を使ってみます。お時間あればで良いのでご協力して頂けると助かります。

  • 朝方
  • お昼時
  • 夕方
  • 知らんわ。お前がしたい時で良いよ(ツンデレ)
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