自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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第30話 取り敢えず一旦帰る

<ニュー級アタック・シャトル>

 

クレルの一件が片付き、俺たちは再びボガーノへと進路を取っていた。

今回の評議会が行う尋問で、少しでもジェダイが危機感を感じてくれれば良いんだが・・・

 

「・・・ん?」

 

<惑星ボガーノ>

 

あれ?

また何か増えている・・・

 

「・・・随分と大規模な基地になっているな」

 

うん、そうだね。

前回はB1-バトルドロイドが一個中隊とスーパー戦術ドロイドのタティスが一体だったもんね。

今は基地と言えるほどに施設が拡充されていて、スーパー・バトルドロイドやデストロイヤー・ドロイドなど、種類が充実(?)している。

 

どこから湧いてきたの?

怖いんだけど・・・

 

 

 

「マスター、お帰りなさいませ」

 

なんか、タティスがめっちゃ流暢にしゃべってるんだけど・・・

それにいつの間にか、マスターとか呼ばれているんだけど・・・

 

「あ、ああ今帰った。俺たちがいなかった間の報告を頼む」

 

「はいマスター、ご指示通りに各ドロイドのAIアップグレードを実施、加えて識別のためのカラーリングの変更を行いました。皆様と合わせた方がより統制が取れると思いまして、色は暗いグレーと致しました。さらに、AIがアップグレードされたことにより、作業効率が向上、予定の300%以上の速さで施設拡充が進んでおります」

 

「そ、そうか・・・ご苦労だったな。ちなみに、ドロイドの数が増えているような気が・・・?」

 

「はいマスター、コルドヴァ氏が追加のバトルドロイドを提供くださいました。内容といたしましてはB1-バトルドロイド×一個中隊、B2スーパー・バトル・ドロイド×一個中隊、Qシリーズ・ドロイディカ×3個小隊、以上が追加で提供された内容です」

 

まとめると今の戦力が、

・B1-バトルドロイドが二個中隊

・B2スーパー・バトル・ドロイドが一個中隊

・Qシリーズ・ドロイディカが3個小隊

と言う事か?

 

下手な大隊クラスの規模だな。

これ本当に大丈夫なのかな?

っていうか、あの爺さんはどこから調達してくるんだよ・・・

 

「・・・コルドヴァは何か言っていたか?」

 

「はいマスター、『友よ、これからも私に出来る事をするつもりだ』と仰っていました」

 

間違いない、またやるつもりだな。

何なんだよ、あいつに出来ることってバトルドロイド集めなの!?

もっと出来ることあるでしょ!?

どうしてそう、斜め上の事ばかりしてくるの!?

 

「・・・わかった、ありがとう。コルドヴァには同じようなバトルドロイドはいらないと伝えてくれるか?」

 

「はいマスター、お伝えします」

 

よし、これで今以上の規模にはならないだろう。

マジで見つかったら反逆罪どころの騒ぎじゃないぞ、これ。

見つかったら、全部コルドヴァのせいにしてやるからな・・・

 

「マスター、コルドヴァ氏からもう一つメッセージを預かっております」

 

ん?

まだ何かあるのか?

 

「聞かせてくれ」

 

「はいマスター、『友よ、君に話しておかなければならない事がある。私は再びこのボガーノにある宝物庫で瞑想していたのだが、奇妙なビジョンが見えたのだ。はっきり見えた訳ではないのだが、共和国、分離主義者とは違う、何か別の組織が見えたような気がする。今すぐどうこうと言う話では無いとは思うが、念の為に君に伝えておく』以上になります」

 

共和国、分離主義者とは別の組織?

反乱軍の事か?

それとも帝国?

いや、モールの組織と言う線もあるか。

考えればいくらでも出てくるな・・・

 

いずれにせよ、今考えても答えは出ないだろう。

取り合えず、この話は置いておこう。

 

「タティス、俺たちはまたここから離れる。その後の指揮はお前に任せる」

 

「はいマスター、お気を付けて行ってらっしゃいませ」

 

そういえばコイツって、女性型のプログラムだったんだな。

前は無機質でわからなかった。

もう驚きっぱなしで、疲れちゃった。

ゆっくり温泉にでも入りたい・・・

 

 

 

 

 

<ニュー級アタック・シャトル>

 

俺たちは、あれからいくつかの戦場を転戦し、惑星コルサントへと進路を取っていた。

どうやらアナキンと、オビ=ワンもコルサントに呼び戻されているらしいからな。

彼らとも一度会っておきたいな。

 

「それにしても、本当にジェダイが裏切るなんてな。別にレイレイの事を疑っていたわけじゃないが、実際に見ると驚いたぜ」

 

「別におかしな話でもないさ。実際今までだってオーダーを去ったジェダイが居るのは確かだし、あのドゥークーだって昔は高名なジェダイマスターだったんだからな」

 

「確かにそうなんだけどよ。正義の為だとか、平和の守護者だとか言っているジェダイが、結果的には破壊や殺しに手を染めているんだから世話ないわな」

 

別に今までのドゥークーがしてきた事を肯定するわけではないが、ジェダイの在り方や、共和国の現状に不信感を募らせた結果、オーダーを離れたドゥークーの気持ちも、今ではわからんでもない。

 

「確かにな、だが分離主義者が人々を苦しめて良い理由にはならないだろう?」

 

「まあ、アディスの言う事もわかるんだけどよ。向こうから見れば、今の共和国に不満を持った奴らだろ?やり方は間違えちまったかもしれないが、奴らだけが一方的に悪いっていう風には思えなくなってるんだよな」

 

俺たちは、余りにも多くの戦場を経験した。

多過ぎるほどだ。

このクローン戦争を通して、皆それぞれ思う事があるのだ。

それほど長く、激しい戦いが続いている。

双方ともこれ以上ないほど傷つけ合い、それでもまだ足りないと言わんばかりに相手を傷つけようとしている・・・

 

 

 

 

 

<惑星コルサント ジェダイ聖堂 瞑想室>

 

ジェダイ聖堂に設置されている瞑想室で目を瞑り、静かに心を落ち着かせている一人のグランド・マスターがいた。

彼は何百年も瞑想し、フォースとの繋がりを深めてきたのだ。

 

その時、一人のジェダイが部屋に踏み込んできた。

 

「マスター・ヨーダ」

 

「・・・フォースに強い乱れを感じる、どうじゃ?」

 

「はい、私も感じます」

 

フォースの暗黒面を感じたオビ=ワンは、ヨーダの元を訪れたのだった。

 

「お前に危険が迫っておる。昔の敵が死の国から蘇り、復讐を求めておる」

 

「昔の敵とは?」

 

何か不穏な乱れは感じたオビ=ワンだったが、ヨーダのように答えには辿り着けてはいない。

彼もザ・マスターと呼ばれるほどのジェダイであるが、まだまだ修行の身であると自らの力不足を感じるのであった。

 

「お前のマスターを葬り去った強敵・・・」

 

「まさか、そんな事が!奴はこの手で倒しました」

 

「だが間違いない、奴が復活したのじゃ」

 

「ダース・モールが生きている・・・?」

 

 

 

<惑星コルサント ジェダイ聖堂 ブリーフィングルーム>

 

目の前には罪のない善良な人々が、モールの人質になっているホログラムが映し出されていた。

 

『女、子供、罪なき者の血をこれ以上流したくなければ、俺と戦えケノービ!もし来なければ、この星は・・・』

 

そういうとモールはライトセーバーを起動して、人質に向かって赤い閃光を振り下ろす。

 

『・・・死の星となる』

 

そこでホログラムは終わっていた。

 

「・・・すぐに参ります」

 

「一人では危険だ。特殊部隊を一緒に行かせる」

 

「いえメイス、今ご覧になったでしょ?彼は心を病んだ怪物です。特殊部隊といえども、まともに戦っては生き残れないでしょう。前にも彼を倒せた、今度もやれます」

 

オビ=ワンとしては、これ以上無駄な血が流れる事を懸念しての言葉であった。

 

「私は賛成できない。それにただの特殊部隊でなければ良いのだろう?幸運な事に、あのクレル逮捕を成功させたコマンダー・レイの部隊がコルサントに戻っている」

 

強力なジェダイ・マスターの逮捕を、部隊の損害を出さずに成功させたレイ達は、今まで以上に噂になっているのだった。

当事者である彼らは、そんな事を知る由もないのだが・・・

 

「コマンダー・レイの部隊が?珍しいですね、彼らがこのコルサントに戻っているなんて」

 

「これもフォースの導きかもしれんの。マスター・ケノービ、コマンダー・レイを同行させる。過去の亡霊との決着をつけるのじゃ」

 

ヨーダがウィンドゥの意見に同調するように言う。

 

「はいマスター、レイドニアへ向かいます」

 

こうしてまた、歴史が大きく動き出そうとしていた。

 




はい、お疲れ様でした。
昨日は結局体調が悪化して、そのまま朝まで死んでいました。

何とか回復してきたので、悪化しなければ今まで通り更新します。

それではまた近いうちに・・・

皆さんお疲れ様です。みどり色です。最新話を投稿する時間帯なのですが、いつが良いとかありますか?出来るだけ皆さんのご希望に添えられればと思うので、初めてでよくわかりませんがアンケート機能を使ってみます。お時間あればで良いのでご協力して頂けると助かります。

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  • 夕方
  • 知らんわ。お前がしたい時で良いよ(ツンデレ)
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