自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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第32話 取り敢えず虜にした(復活のシス)

モールの一件以来、基本的にアナキンやオビ=ワンと行動を共にしている。

残された時間はあまりないからな。

ずっと別行動もしてられない。

 

あれから各地で、モールとオプレスによる犯罪行為が相次いでいる。

俺達はサーター・セクターにあるフローラムへ進路を取っていた。

モールたちが、そこに向かったという情報を掴んだからだ。

 

 

 

<サーター・セクター ニュー級アタック・シャトル船内>

 

「ケノービ将軍、前方に探していたと思われる船を確認。海賊たちのお出迎えを受けているようです」

 

「ああ、そのようだな」

 

「盗んだ品の受け渡しをしているのかも」

 

そう言うのは、ジェダイ評議会メンバーのアディ・ガリアだ。

彼女は卓越したパイロットであり、交渉術に長けたジェダイ・マスターだ。

 

「ホンドーが、モールやオプレスといったシスと手を組むとは考えられません」

 

「(?)ホンドーを個人的に知っているのですか?」

 

「不本意ですがその通りです。彼に連絡を取ってみましょう。ヒュメル、繋いでくれるかな?」

 

彼は頷くと、直ぐに回線を開きホンドーとの通信を試みる。

 

「・・・どうぞ」

 

「ありがとうヒュメル・・・ホンドー、ご機嫌は如何かな?」

 

『ご機嫌だぁ?俺の星に今度はどんな災いをもたらしに来た?まず、テメーらの脱出劇に始まり、次はグリーヴァス将軍による基地の完全破壊と来た!ボロボロになった後、瓦礫を集めてようやく基地を再建したんだ。挙句の果てには、角を生やした二人組が現れて、俺を殺すと脅しやがった。ジェダイとも思えねーが・・・』

 

相変わらず、よく口が回る奴だな。

ウチのオーリーと良い勝負かもしれないな。

 

『ん?そこにいるのはレイじゃねーか!?久しぶりだな、居るなら声を掛けてくれれば良いのによ!』

 

・・・見つかってしまったか。

コイツとはオビ=ワンらと同じように、『多少』の関係がある。

何故か気に入られてしまって、仲間になってくれと勧誘を受けているのだ。

 

オビ=ワンの方を向き、アイコンタクトを取って許しを得てから応答する。

別に指揮系統の問題ではなく、常識的な礼儀として許しを得た。

親しき中にも礼儀ありだ。

 

・・・わかったか、オーリー?

さっきから、レーションを食べている音がうるさいよー。

ほら見ろよ、オビ=ワンはいつもの事だと気にしていないが、アディ・ガリアが妙な目でお前を見ているぞ?

ああ、ヒュメルさん落ち着いて、その光るブルブルのヤツをしまって下さい。

いよいよアディ・ガリアが、やばい奴らを見る目になってますから。

 

「・・・ああ、久しぶりだなホンドー。ちなみにお前を脅している二人組は、ジェダイじゃない、シスだ。我々は奴らを追ってここまで来たんだ。別にお前に迷惑を掛けるつもりはない」

 

『奴らは俺様の手下と組んで、この基地を狙うとぬかしやがった!俺も協力させてもらうぜ、それに水臭せーじゃねぇかよレイ?未来の仲間の為に、一肌脱がしてもらうぜ!』

 

誰が仲間になるか!!

俺は一方的に通信を遮断する。

 

「・・・将軍?初めから貴方の策略だった気がしてならないんですが?」

 

「ん?何の事かな?それより急ぎ、この件を片付けてお茶会の続きをしよう。実は良い菓子が手に入ったんだ」

 

絶対に狙って俺たちを連れて来ただろう・・・

まあ、良いけどさ。

それよりも誰か、後ろで騒いでいる某ARCS-9090を外に放り出してくれませんかね?

 

 

 

<惑星フローラム>

 

地上では既にホンドー側と、モール側とで激しい戦闘が起きていた。

 

「アディスとオーリーはホンドーのところへ!ヒュメルは俺と一緒に将軍の援護だ!」

 

「「「イエッサー」」」

 

すると直ぐに、モールとオプレスが俺たちの所にやってくる。

 

「海賊と手を組むとはシスも落ちたものだな?」

 

そう言うと、オビ=ワンとガリアは青い閃光を起動して、二人のシスと対決する。

 

「ヒュメルは、ガリア将軍の援護を頼む!」

 

そして俺はジェットパックを起動して、オビ=ワンの援護に入る。

 

「また貴様らか!ちょこまかと邪魔な奴らだ!!」

 

空中から、オビ=ワンの邪魔にならないように援護する。

オビ=ワンとの攻防に集中したいモールだったが、俺が放つブラスターからの光弾により、思うように戦えないでいた。

しかし、復活して間もない前回と違い、今は本来の力を取り戻しつつあるようだ。

隙を突いて攻撃しているつもりだが、直接当てることは叶わない。

 

その時、ガリアがモールのフォース・プッシュで壁に叩き付けられる。

肺から全ての空気が押し出されて、ガリアは命取りとなる一瞬の隙を見せてしまう。

 

ガリアへ鋭い角を向けて、突進するオプレス。

今まさにその角が突き刺さる瞬間、【ベルセルク】を起動したヒュメルが間に入り、オプレスを蹴り飛ばす。

 

「・・・トルーパー?」

 

一瞬何が起きたかわからなかったガリアだが、オプレスが吹き飛ばされた状況から、命を救われた事を理解する。

 

「くそぉぉぉぉ!!クローンごときが!!」

 

「・・・それはもう聞き飽きた」

 

そして【ベルセルク】を起動したヒュメルと、態勢を立て直したガリアがオプレスに襲い掛かる。

先ほどまで押されていたガリアだが、ヒュメルのサポートもあり、オプレスを徐々に押し始める。

そして一瞬の隙をついて、急加速したヒュメルがオプレスの左腕を切り落とすことに成功する。

 

「サヴァージ!!」

 

弟の腕が吹き飛ばされた瞬間を目の当たりにし、普段では見せる事のない隙を生じさせる。その瞬間を見逃さず、俺はモールの機械化された脚の関節部分を打ち抜く。

 

「くそっ!この複製がぁぁぁ!!」

 

「これまでだモール、降伏しろ」

 

「貴方もですオプレス、勝ち目はありません」

 

勝利を確信した二人は、愚かにも油断してしまう。

その瞬間、暗黒面の力が乗った二人の強力なフォース・プッシュで、オビ=ワンとガリアは吹き飛ばされてしまう。

 

何やってんのぉぉぉぉぉ!?

チャンスだったじゃん!!

何で油断しちゃうのかな!?

ジェダイっていつもそうだよね!?

 

既に合流した二人は、オプレスがモールに肩を貸し、自分たちが乗ってきた貨物船へと向かっていく。

 

させるか!

俺は空中から後を追おうとするが、モールの強力なフォースによってニュー級アタック・シャトルが持ち上げられ、吹き飛ばされたオビ=ワン達を押しつぶそうとする。

 

それに気が付き、俺は空中で展開してオビ=ワンに向かって急加速する。

ヒュメルも同じくガリアに向かって飛び、なんとか二人を助け出すことに成功した。

 

「すまないレイ、助かった」

 

「いえ将軍、人命救助が第一ですから」

 

「貴方もありがとう、トルーパー」

 

「・・・いえ」

 

オビ=ワンとガリアが無事で良かったが、モール達には逃げられてしまったな。

結果論で言えば、何も進展していない。

いや、一先ずはモールの勢力拡大を防げたか・・・

 

でもなー

あと一歩で捕らえられたのに・・・

そうしたら、パルパルの正体にも違和感なく辿り着けたのに・・・

まあ、そう上手くは行かないって事ね。

 

「それよりもあれは無事か!?」

 

オビ=ワンが慌ててシャトルに近寄る。

そうだな、シャトルが壊れていては修理に時間が掛かる。

直ぐに点検するのが良いだろう。

 

ちなみに海賊は、モールとオプレスが逃げた段階で早々に降伏した。

と言うかアディスとオーリーがいたから、最初から防戦一方だったようだ。

 

『良かった、無事だ!』

 

オビ=ワンの声がする。

どうやらシャトルは無事だったようだな。

これですぐコルサントに戻れる。

 

『おーい、レイ!無事だったぞー!!』

 

そういうオビ=ワンの手には見覚えのある物が・・・

まさかだけど・・・そういう事?

 

 

 

結局、シャトルは修理が必要でその間、無事であった例の物が大活躍した。

何故ならガリアまで、これの虜になってしまったんだからな。

 

意外な所で、ジェダイを我が物にする方法を見つけたな。

俺が銀河を支配する日も、そう遠くは無いだろう・・・

 




はい、お疲れさまでした。

取り合えず、ガリアを救えて良かったです。
皆さん、お茶の話が出てくると飲みたくなりませんか?

私はなります!!


それではまた近いうちに・・・

皆さんお疲れ様です。みどり色です。最新話を投稿する時間帯なのですが、いつが良いとかありますか?出来るだけ皆さんのご希望に添えられればと思うので、初めてでよくわかりませんがアンケート機能を使ってみます。お時間あればで良いのでご協力して頂けると助かります。

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  • お昼時
  • 夕方
  • 知らんわ。お前がしたい時で良いよ(ツンデレ)
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