自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた 作:みどり色
みどり色です。
昨日のマンダロリアン激アツでしたね。
ビックリし過ぎて心臓が動きました。
観ていない方は心臓が動き出す覚悟でご覧下さい。
無事に首都イジズに潜入を果たした反乱グループは、ドロイド軍に対して小規模ながらもゲリラ攻撃を続けていた。
俺達?
当初の予定通りアナキン達に関しては、アドバイスはするが直接的な戦闘介入はいていない。
まあ、元からそういう約束だったしね。
その代わり俺の部隊や、レックスと協力して反乱グループのサポートをしている。
メインは彼らだ。
俺たちが出しゃばったら、今後の彼らの為にならないからな。
<首都イジズ 反乱グループ:アジト>
一通りの襲撃を成功させて、一旦この首都に構えるアジトへ戻ってきていた。
全グループが戻ってきたタイミングで、アナキンが口を開く。
「上出来だ、みんな良くやった」
『やったぜー!』
『ざまーみろだ!』
「良くやったが、問題は一般市民の反応だな。町の様子はどうだ、パダワン?」
「はいマスター・ケノービ、市民の多くは怯えています」
まあ無理もない。
彼らからすれば、この反乱グループの行動は現政権に対するテロとして映るだろう。
反乱グループの意図していることが伝わっていないんだ。
「まだ手ぬるいです。いくらドロイドを破壊したところで、俺たちは自由を取り戻せない!」
「私たちなら勝てると市民に信じさせ、協力が得られなければこの努力が無駄になる!」
「怯えさせていてはそれもできない。僕らの意図をきちんと伝えなくては・・・そうだ!彼らの不安を吹き飛ばすようなターゲットを狙えば良い!」
ゲレラ兄妹の言葉に、ラックス・ボンテリが自分の考えを述べる。
「何か考えがあるの?」
「理想的なターゲットがある」
俺達は話し合いを終えて、外に出ていた。
どうやらオビ=ワンとアナキンは協議の為、一度コルサントに戻るようだ。
「アソーカはアドバイザーとしてここに残れ、彼らの行動を逐一報告して欲しい」
アソーカは口を開かず、オビ=ワンへ静かに頭を下げる。
「大丈夫かアソーカ?お前もコルサントへ戻りたいんじゃないのか?」
弟子の雰囲気がいつもと違う事を感じ取ったアナキンは、心配そうに声を掛ける。
「・・・いいえマスター、ここに残りたいです」
「結構、物資は引き続き運ばせる。だが運用に関しては彼ら自身に学ばせろ。でないと自立は遠い夢だ」
「はい、マスター・ケノービ」
うーむ・・・
どうやらアソーカは悩みがあるようだな。
ここは年上(合計)として相談に乗ってやるか!
「なあアソーカ、悩みがあるんだろう?」
「・・・何の事?」
これは梅干しだな。
違う違う、図星だな。
「お前を見ていればわかるさ、ジェダイやクローンはこういう事に疎いからな」
「レイだってクローンでしょ?それに私は悩んでなんか無いわ。それとも貴方は、ジェダイみたいに相手の心が読めるっていうの?」
「言ったろ?ジェダイは『こういう事』には疎いって」
「・・・それじゃあ、私が何を気にしているのか当てられたら全部話すわ。まあ、無理でしょうけど」
「良いのか?そんなこと言って全部話すことになるぞ?」
「ならないわ。それとも適当に言ったのかしら?ARCSトルーパーさん?」
どうしてジェダイってこう、何にでも自信満々なんだろうか・・・
自分が全て知っていたり、わかっていないと死んでしまう奴らなのか?
「・・・そんなに気になるなら、どうして声を掛けない?」
「!?」
ほーら、図星だ。
まあ、理由は大方見当がつくけどな。
「彼の事が気になるんだろ?友人として終わっても良いなら、話は別だがな」
「私はジェダイよ?ジェダイは個に対する執着を禁じている」
要因の一つではあるだろうが、これは建前だな。
「そんな事で身を引くっていうのか?まだ始まってもない戦いから逃げるのか?」
俺は敢えて、挑発するような事を言った。
負けん気の強い彼女の事だ。
この方が本音を聞き出しやすい。
「・・・彼にはスティーラがいる、私の入る余地なんて無いわ」
うーん・・・
まあ、今まで恋のライバルなんて居なかっただろうしな。
彼女にしては弱気な発言だ。
「じゃあ仮の話だが、アソーカがジェダイじゃなければ諦めなかったのか?彼を自分の物にする為に、出来る事を尽くしたと思うか?」
「・・・そんな事わからないわよ、こんな気持ち初めてなんだもの」
くうぅぅぅぅ!
身体が痒くなってくる!
俺にもこんな、レモンレモネードみたいな恋をしていた時があったな。
あ、レモンレモネードっていうのは甘酸っぱいってことね。
それに俺としては、個人への愛情が暗黒面に直接繋がるとは思っていない。
ジェダイは様々な欲を禁止している。
しかし全ての命が尊いものだと考え、それを守るためにジェダイは存在しているとも言っている。
だけどそれって矛盾していないか?
なぜ愛を知らない奴が、無償の愛である『思いやり』を相手に持つことが出来るんだ?
今のジェダイは、相手を大切に思う気持ちは禁止していない。
例えばだが、その相手が死んだことに対する悲しみの気持ちを禁止しているんだ。
その悲しみは個への執着、暗黒面へと繋がると考えているからだ。
その悲しみを癒せるのは時間と、他者からの愛情だ。
しかしジェダイは、大切な者を失った相手に対して『悲しむな、それは執着だ。暗黒面に繋がる』と言う。
そんなの皆さん、暗黒面に落ちますわ。
だってその出来事を乗り越えてなんですもの。
ただ心の奥底にしまっているだけなんですもの。
まあちょっとゴチャゴチャしちゃっているが、俺が言いたいのは他者への愛情、執着をただ禁止するんじゃなくて、愛した相手を失った時にどう乗り越えていくかが重要なんじゃないかと言う事だ。
細かい事はわからないけどな、だって俺ジェダイじゃないもん(投げ遣り)
「ジェダイが恋愛を禁止している事は知っている。だけどそれによって、お前が彼を諦める理由になるとは思えない。ケノービ将軍だって愛した相手がいるし、スカ・・・」
おっと、危ない!
流れでアナキンの事を口が滑りそうになってしまった・・・
バレてないよね?
大丈夫だよね?
まあ、バレても知らない。
・・・俺は悪くない。
「んんんっ!とにかく俺が言いたいのは、何でも馬鹿正直になるんじゃなくて上手くやれってことだ。それに俺はアソーカを全力で応援するぞ?お前は俺にとって、妹みたいなものだしな」
「・・・ありがとうレイ、少し気分が晴れた気がする!相談する相手がいるって良い事だよね!」
うんうん。
アソーカはこうじゃなきゃな!
<反乱グループ:アジト>
ちなみにこの後、無事に理想的なターゲット、イジズ全体の電力を賄っている発電所を破壊することに成功した。
市民の賛同も得られ、これ以上ないほど彼らは盛り上がっていた。
「お祝いしなくちゃ」
「ああ、喜んで」
ゲレラはスティーラを抱き上げる。
「ほら、貴方も議員さん」
スティーラがラックスに声を掛け、二人は抱きしめ合う。
・・・アソーカが複雑そうな顔をしているな。
そりゃあ好きな男が他の女と抱き合っていたら、心中穏やかじゃないだろう。
それに俺は中身が日本人だから、付き合ってもいない相手と抱きしめ合うなんて信じられない。
好きな女性とそんな事になったら、押し倒・・・んんんっ!
と、とにかく彼女に助け舟を出さなきゃな。
俺はアソーカに合図を送って、近くに呼ぶ。
そして彼らに声を掛けた。
「本当に良くやった。貴様らを訓練した甲斐があったというものだ」
俺が声を掛けると、反射的に不動の姿勢を取る三人。
「貴様らは、もうどこに出しても恥ずかしくない立派な兵士だ。これで俺の下からは卒業だな」
「コマンダー!自分らはこれからもコマンダーの下で・・・」
「お前たちのやることは、俺の下に居る事では無いはずだ。俺の下から離れると言う事は、もう教官と訓練生という関係ではなくなったと言う事だ。これからは一兵士として接していく事になる。良くやった、おめでとう」
そう言って俺は三人と握手をする。
三人だけでなく、周りにいるメンバーも涙を流して感動している。
おいアディス-?
お前、もらい泣きしてるぞー?
「コマンダー・タノ、貴女にも本当に感謝している」
そう言って、ソウがアソーカに握手を求める。
違う!
お前じゃない!
コイツは後で腕立て伏せだな。
「アソーカ、君には助けられてばかりだな。今度は僕が君を助ける」
そういってラックスがアソーカを抱きしめる。
おっと、結果オーライだったか?
ちょっとー?
アソーカさん?
お顔が真っ赤ですよー?
その時、ホログラムで参加していたアナキンがアソーカに声を掛ける。
『・・・アソーカ、注意したはずだろ?集中しろと』
「はいマスター、でもそれが難しくて・・・」
『ああ、わかる』
「え、本当に?レイがさっき・・・」
『(?)本当だ、だが感情に溺れて目的を忘れるな・・・それとレイ?』
え、俺?
「はい、将軍」
「・・・後で話がある」
「・・・イエッサー」
あああぁぁぁぁアソーカー余計な事をぉぉぉぉぉ!!
まあ口を滑らした俺が悪いんだけどね。
アナキンに何て言おう・・・
はい、お疲れさまでした。
慣れない恋愛模様なんて書くものじゃないですね。
疲れが尋常じゃないです。
それではまた近いうちに・・・
皆さんお疲れ様です。みどり色です。最新話を投稿する時間帯なのですが、いつが良いとかありますか?出来るだけ皆さんのご希望に添えられればと思うので、初めてでよくわかりませんがアンケート機能を使ってみます。お時間あればで良いのでご協力して頂けると助かります。
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朝方
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夜
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知らんわ。お前がしたい時で良いよ(ツンデレ)