自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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皆さんお疲れ様です。
みどり色です。

明日の0600時更新分が書けていないです。
恐らく間に合わないと思うので、時間を見つけて当日中に更新します。
申し訳ない・・・

あと下記のアンケートに、ご協力をお願いします。
今後、即応予備自衛官の訓練が土日に入ってくるので、休日の更新が難しくなります。
定休日を、定休日を恵んで下さい・・・(土下寝)



第36話 取り敢えず彼女が暴走してます(王の奪還)

現在、惑星オンダロンの王の座に就いているサンジェイ・ラッシュは反乱軍の攻撃に手を焼いており、ドゥークー伯爵へ支援を要請した。

それを了承したドゥークーは、スーパー戦術ドロイドと追加のドロイド軍団を応援に送ったのだった。

 

そして反乱軍は前国王であるラムシス・デンダップの救出を計画、市民の前で行われる公開処刑のタイミングで実行する事となった。

ちなみに助け出すのは、前国王であるデンダップとソウ・ゲレラだ。

 

え?

ゲレラはなぜ捕まっているのかって?

意気揚々と単独で救出しに行って、見事に捕縛されたのだ。

罰として助け出した後に、腕立て伏せを思う存分やらせてやる。

 

 

 

<首都イジズ 城前広場>

 

城の前では、前国王であるラムシス・デンダップの公開処刑が行われようとしていた。

俺達は群衆に紛れて、救出の機会を伺っている。

まあ、実際の救出は彼らにやらせるんだけどね。

ピンチじゃなければ、助けるつもりはない。

 

「オンダロンの民よ!汝らの前にいるこの男は、元王デンダップでは無く民衆の敵だ!テロリスト共を裏で操る卑劣な犯罪者だ!だが恐れる事は無い・・・諸君の指導者にして保護者である予が、この非道を正す!この男には、自らの命で罪を償ってもらう」

 

そうして傍に控えているIG-100マグナ・ガードが、デンダップを処刑台の前へと運んでいく。

そして今まさにデンダップが処刑されるタイミングで、反乱グループが動き出す。

スティーラがマグナ・ガードを狙撃し、ラックスがスモークグレネードを投擲する。

 

グレネードに内包された煙幕が辺りを覆い、反乱グループのメンバーはデンダップとソウを救うために行動を起こす。

 

「国王、ご一緒に来てください!」

 

「こっちです!」

 

無事に二人を助け出した彼らだったが、突然スーパー・バトルドロイドが現れて、周囲を囲まれてしまう。

 

・・・あれ?

今気が付いたけど、あそこにいるスーパー戦術ドロイドってタティスじゃね・・・?

俺からの視線に気が付いたタティスが、少しだけ頭を下げる。

やっぱりそうじゃん!

あんな所で何してんの!?

 

「おいレイ、今こんなこと言っている場合じゃないんだろうが、あそこにいるのって?」

 

あー、はい。

恐らく・・・というか100%ウチの子です。

 

「・・・ああ、アイツ何してるんだろうな」

 

うーん、寂しくなって会いに来ちゃったとか?

まあそんな理由だったら可愛いんだけど、取り合えずそこは危ないからこっちに降りてきなさーい。

 

そんな事を言っている暇に、反乱グループのメンバーが捕縛されてしまう。

その行為に市民は反抗の意思を示し、現国王に対して非難の声を挙げている。

 

「落ち着け、脅威は去った!反逆者に相応しい罰は等しく死罪、じっくり見学せよ!危険分子はこれで消える・・・」

 

今度こそダメか?

仕方ない、手を貸すか。

俺はアディス達とアイコンタクトを取り、彼らを救出しに動き出そうとしたその時、城から近衛兵とみられる部隊が現れる。

 

「やめよ!危険分子とは他ならぬ貴様のこと!」

 

そういって指揮官である将軍が、現国王を捕縛する。

周りの兵士たちもドロイドが手出しできないように、槍を突きつける。

 

ああ!

やめてください!

そこにいるのはウチの子なんです!

何かの手違いでそこにいるんです!

 

こうして前国王であるデンダップと反乱グループは、近衛兵の部隊によって無事に逃げ出すことに成功するのであった。

 

 

 

前国王を助け出し、彼の協力を得られたことにより殆どの市民は反乱グループを支持していた。

各地で住民による抗議活動が相次ぎ、ドロイド軍はその対応に追われていた。

 

そして前国王の命によりスティーラ・ゲレラが総司令官に命じられ、反乱グループと近衛兵への指揮権が与えられた。

 

「おめでとう、スティーラ」

 

そう声を掛けるのはラックス・ボンテリだ。

 

「ありがとう、ラックス」

 

すると突然、スティーラがラックスに口づけをした。

ああ、こんなシーンあったんだ。

申し訳ないが全く覚えていない。

 

「念のためにね?」

 

何が念のためなのか全くわからない。

誰か説明してください。

 

「すまないスティーラ、僕は・・・」

 

そういうとラックスは、惑星オンダロン原産の強大な翼を持つ生物、ルーピングに乗っているアソーカを見上げる。

 

「・・・そっか、良いのよ。お似合いの二人だわ」

 

うんうん。

青春だね。

アソーカもあれから、少しずつだけどアピールしていた甲斐があったね。

 

「おいレイ、アイツ等っていつからあんな雰囲気だったんだ?俺は全く気が付かなかったぜ?」

 

お前は少し空気を読んでくれ。

それに気づいていなかったのは、恐らくお前だけだと思うぞオーリーさん。

 

 

 

 

 

 

<首都イジズ 城内>

 

「民心が離れていっている・・・暴動が広がれば収集がつかなくなる」

 

城からは、町全体に暴動による煙が見える。

現王のサンジェイ・ラッシュは、この騒動を収められる策が思いつかなかった。

加えて、反乱グループが軍備を整えているが、市民による暴動の鎮圧で手一杯で兵を割く余裕は無かった。

 

「このままでは・・・もっと増援を寄越してくれ!」

 

『増援?カラーニ将軍、そなたの状況判断は?』

 

そう言うのは、ホログラムで映し出されているドゥークーだ。

あらかじめ、このスーパー戦術ドロイドが呼び出していたのだ。

 

「情報ニヨレバ、敵ハ、ガンシップノ、シールドヲ貫通スル兵器ヲ装備シテイマス。加エテ、敵ハ地ノ利ヲ生カシタ戦術ヲ用イテクルハズ、奴ラヲ打チ破ルニハ、カナリノ時間ガ掛カリマス」

 

戦うまでも無く、既にこの戦いは分離主義勢力にとって利益をもたらさないと結論付ける。

 

「うーむ、戦いの長期化は望ましくない。小さな戦い、勝利こそが奴らを勢いづかせる」

 

「デハ、負ケト決マリマシタ」

 

「残った兵を集めて軍を引き上げさせろ」

 

「では余は・・・」

 

「悪いな、バトルドロイドも安くは無い。それに其方には心底がっかりさせられた」

 

「ふざけるな!予が・・・」

 

サンジェイ・ラッシュが、そのセリフを最後まで言い終えることは無かった。

傍に待機していたコマンドー・ドロイドが、彼に向かってブラスターを発砲したのだ。

 

 

 

 

 

<山岳地帯 反乱グループ:アジト>

 

反乱グループは、分離主義勢力との戦闘に備えて準備を進めていた。

その時、俺のコムリンクに通信が入る。

 

あ、これはタティスからだな。

やっと連絡してきやがった。

敵の情報でも流してくれるのか?

 

俺は人気のない所に行き、回線を開いた。

 

「こちらレイ、タティスか?」

 

『はいマスター、ご連絡が遅れてしまい申し訳ありません』

 

「いや、良い。それと何故お前がここに居る?ボガーノを任せていただろう?」

 

『それについては、代わりの者を就かせております。性能も私と同レベルのスペックを兼ね備えているので、全く問題ないかと』

 

「ん?お前レベルと言うのはまさか・・・」

 

『はい、同じスーパー戦術ドロイドです。分離主義勢力ではカラーニ将軍と呼ばれていました。本来であれば彼がこの惑星オンダロンに部隊を引き連れてくるはずでしたが、彼の部隊を制圧後、私が代わりに来たと言う訳です』

 

えぇー?

そんな事になっているとは・・・

って言うか、以前にこれ以上ドロイドはいらないって言っておいたよな?

 

「タティス、俺は以前ドロイドは必要ないと・・・」

 

『いいえ、あの時マスターは『同じようなバトルドロイドはいらない』と仰っていました。それにあれはコルドヴァ氏へと向けた言葉で、私には一言も』

 

あれー?

俺そんな風に言ったっけ・・・?

全く覚えていない。

俺は都合が悪い事は忘れてしまう、素晴らしい能力の持ち主なのだ。

何故か自分で言っていて、悲しくなってきたな・・・

 

それにしてもおかしいな。

コイツくらい高性能なら俺が言いたいこともわかるはずだが・・・

 

「お前ほどの奴が、俺が言いたかったことがわからいとも思えない。何か理由があったのか?」

 

『・・・イエ、特ニハ』

 

コイツ急に片言になったぞ!

どういう事だ!

俺も悪いけどコイツにも原因があるだろう!

 

「・・・タティス?」

 

本当の事を言えと促す。

 

『・・・マスターは将来、この世界を統べるお方です』

 

・・・は?

 

『そのための戦力は戦艦の一つや二つでは足りません』

 

・・・え、ちょタティスさん?

 

『そう私は、マスターをこの世界の支配者にしたい!』

 

『したい!』じゃねーよ!

なに宣言しちゃってるの、このドロイドは!?

しかも俺の意見じゃなくて、ただ単にコイツの願望じゃねーか!

 

『でも安心してくださいマスター・・・』

 

お?

さすがに考え直してくれたのか?

良かった、真面目に言ってたらどうし・・・

 

『貴方にお仕えする副官は私だけ!新たに加えたスーパー戦術ドロイドは、基地内の清掃係にでも任命いたします!そう、マスターは私だけの物です!!』

 

『物です!!』じゃねーんだよ!

何だよそれ、スーパー戦術ドロイドが掃除係って基地内どんだけ綺麗になっちまう・・・じゃなくて、完全にオーバースペックだろ。

軍事的に高度な判断ができるドロイドに掃除任せるって、どんだけ危険なんだよウチの清掃は・・・

それに何故か、タティスに自分の物認定されてるんですけど。

 

もうツッコミどころ多すぎて疲れちゃった。

って言うかあれ?

軍艦の一つや二つって言った・・・?

聞き間違いだよね?

いよいよ言い訳が難しくなって来てない?

嘘だと言って・・・?

 

「と、とにかくその話は後にしよう。それで、何か重要な情報でも掴んだのか?」

 

敵の中枢に味方が入り込んでいるとはありがたい。

それに、彼女はスーパー戦術ドロイドだ。

彼女の中で最適な判断をして、情報を流してくれるはずだ。

 

『ドロイド軍は撤退の準備を始めました』

 

そうそう、撤退の準備についての情報とかね!

・・・イマ、ナント?

 

『加えて、国王の座に就いていたサンジェイ・ラッシュは死亡しました。ここでの反乱は成就したと言う訳ですね』

 

もう訳がわからん。

ツッコむのやめた。

これ、みんなになんて言えば良いんだよ・・・

 

 

 

その後偵察によって、ドロイド軍は撤退、サンジェイ・ラッシュが死亡したことが伝えられた。

しかし、何故敵は仲間割れをして、分離主義者が撤退したかは謎に包まれたままとなり、ジェダイオーダーも何かの罠ではないかと暫く疑っていたそうだ。

 

後から聞いた話だが、タティスが上手く言ってドロイド軍を撤退させるように誘導したそうだ。

 

他人事だねって?

だって何も知らないもん。

知らない事にしたし、聞かなかったことにしたんだもん。

俺は何も悪くない。

 




はい、お疲れさまでした。

タティスが暴走を始めていますが、気にしないでください。
というか作者も戸惑っています(どうしてこうなった)

あとアンケートの件お願い致します・・・

1週間のうちにどこかでお休みを頂きたいなぁ〜、何て甘えた事を思っているのですがお許し頂けますでしょうか?

  • ええよん、身体に気を付けて!←神
  • は?寝言は寝てから言えよ。←興奮
  • 知らんわ、勝手にすれば?←ツンデレ
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