自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた 作:みどり色
みどり色です。
今日からまた0600時投稿が帰ってきました。
朝だからって流し読みしちゃダメなんだから!
アナキンとの一件から少し経過した現在、俺たちは単独でアウター・リム・テリトリーに存在する惑星アバファーへと向かっていた。
何故かって?
D分隊と、キャプテン・グレガーを救出するためです。
選別されたドロイドで構成されるD分隊は、共和国グランド・アーミーで優秀な戦術家と名高いミーバー・ガスコン大佐が率いており、分離主義勢力のドレッドノートから暗号解読モジュールを盗み出すという秘密任務についた。
この分隊は、無事に敵艦隊の保管室から暗号解読モジュールを奪取したが、撤退の際に船が損傷を負い、辺境の惑星アバファーに不時着しているはずだ。
歴史通りならね。
<スプリズン宙域 ニュー級アタックシャトル:船内>
「それにしても、惑星サーリッシュの生き残りがアバファーにいるなんてな。レイレイが歴史を知っていなきゃ、永遠に見つかってなかっただろうな」
「ああ、俺たちは参加していないが、あの戦いは共和国の歴史に残る大敗だったからな。そんな状況でも生き延びたんだ、きっと優秀な奴なんだろう」
「ちなみにその生き残りって誰なのよ、将軍殿?」
「・・・」
「おーい、聞いてんのか将軍?」
「・・・」
「え、なに新手のイジメなの?目の前にいるのに無視されちゃうの?将官クラスになるとそうなっちゃうの?え、わかんない怖い・・・」
「おいレイ、さっきからオーリーが呼んでいるぞ?」
ヒュメルは相変わらず元気だねー
・・・え、俺?
あ、そっか。
昇進したんだもんな。
将軍なんていないだろバカかって思ってたけど、バカなのは俺でした。
「あー、すまない。自分が将官クラスと言うのに違和感があってな。慣れるのにはまだ暫く掛かりそうだ。それで何だっけ?」
「今から助けに行く奴は誰なんだ、って話だ」
「ああ、救出するのは第212アタック・バタリオン所属のクローン・コマンドーのキャプテンだ。グレガーって名前で呼ばれていたはずだ」
「なるほどな、クローン・コマンドーなら生き延びても不思議じゃないな」
ちなみに俺はクローン・マーシャル・コマンダーに昇進した。
大体、少将くらいの階級になるかな?
それと同時に他の三人も漏れなく昇進し、
アディスはキャプテン(大尉)からコマンダー(中佐)へ、
ヒュメルとオーリーはレトナント(中尉)からキャプテン(大尉)になった。
みんな随分と出世しましたね。
俺に関しては、クローンとしては最高階級になってしまったからな。
今後、階級が上がることは無いだろう。
・・・無いよね?
「・・・そろそろ着くぞ」
お、ありがとうございますヒュメルさん。
貴方はいつもクールですね。
<惑星アバファー 荒野>
よし、無事に着いたな。
確かここにも、分離主義勢力がいるはずだ。
邪魔されても面倒だし、情報収集も含めて偵察を出した方が良いだろうな。
「ヒュメルとオーリーは、先に町に行って情報収集を頼む。この星にも分離主義勢力がいるはずだ、お前らなら心配ないだろうが一応気を付けてな」
「イエッサー」
「・・・」
ん?
何だかヒュメルが不満そうだな?
どしたの?
「どうしたヒュメルちゃん?早く行こうぜ♪」
「・・・最近コレと組むことが多い」
えぇー・・・
まさかの好き嫌いの問題ですか?
「おいヒュメル!コレって何だよ、コレって!俺は物か!?人間ですらないのか!?俺の単位は人だぞ!?・・・人だよね?」
どうして最後不安になっているんだよ・・・
あーもう、この期に及んでワガママ言わないでくれ・・・
お父さん疲れちゃうよ。
「まあ、別に俺が行っても良いぞ?俺はスナイパーだからな、偵察はお手の物だ」
あ、本当ですか?
助かりますアディスさん!
二人とも、ちゃんとお兄ちゃんを見習いなさいね!?
「よし、ならアディスとヒュメルに偵察を頼む」
「「イエッサー」」
返事をすると、すぐにジェットパックを起動して飛び去る二人。
特殊部隊らしく、行動は早いわね。
「じゃあ行くか、オーリー?頼むから大人しくしていてくれよ?」
「任せておけって、レイレイ♪」
・・・不安しかない。
<惑星アバファー ポンズ・オーラ>
『ボス、一つお聞きしたいことが・・・クローンって何です?』
あれだな。
俺達は店から出てくるグレガーと、店の店主を確認する。
『今日俺をクローンだと言い張る奴がいて・・・』
『ふん!クローンだ?クローンってのは、銀河を股にかけて戦っている勇敢な兵隊の事だ!お前がそんな風に見えるか?』
『・・・見えません。でも俺はどこでボスに拾われたんです?俺はどこから来たんですか?』
『質問はもういい!家に帰って寝ろ!』
あの店主は別に悪人って言う訳ではないが、グレガーが記憶を失っているのを良い事に、安月給で彼をこき使っているんだ。
「よし、彼の後を追うぞ・・・ん?」
あれ?
さっきまでオーリーがそこに居たはずなんだけど、何処に行った?
店の脇にある細い路地を見ると・・・見つけた。
嘘だろ、店の残飯漁ってやがる・・・
「・・・これはまだ食えそうだな♪」
「おい」
「!?」
「そうか、わかった。そんなに気に入ったなら、ここで暮らせば良い・・・達者でな」
「ふぉい、わってぐでお!(おい、待ってくれよ!)」
もう本当に手の掛かる子なんだからっ!
・・・グレガーどこ行った?
・・・やっと見つけた。
まあ、そんなに広い町じゃないからな。
コレと組みたがらなかった、ヒュメルの気持ちがわかったよ・・・
逆に今までよく我慢していたな。
次からは全部アディスに任せよっと(人任せ)
どうやら、既にD分隊がグレガーに接触しているらしいな。
丁度いい、彼らともコンタクトが取れて一石二鳥だな。
「クローンは手首にIDコードを埋め込まれている。それで軍歴が確認できるはずだ。R2、スキャンしろ」
電子音を鳴らしながら、R2がグレガーのIDをスキャンする。
「・・・素晴らしい。グレガー、貴様の認識番号はCC-5576-39、クローン・コマンドーと呼ばれるエリート部隊のキャプテンだ!」
「その通りだ、そしてお前は俺たちの兄弟だ」
そう言って部屋に入る俺たちを、全員が驚いた眼で見る。
全員って言っても、ドロイドに関しては良くわからんけどね。
「(!?)気を付け!!」
俺の存在に気が付いたガスコン大佐が号令を掛けるが、R2が嬉しそうに電子音を鳴らしながら寄ってくる。
「休め、突然邪魔して悪いな。それにR2も久しぶりだな、元気だったか?」
そう言いながら、俺はR2を撫でる。
埃と砂だらけだな。
もう少し我慢してくれな、後で磨いてやるから。
「コマンダー・レイ殿!?どうして貴方のようなお方が!?」
「お前たちを救出しに来た、そこのキャプテンもだ」
そう言って俺たちはヘルメットを取る。
「俺と・・・同じ顔?」
「バカ者!この方は何百万人といるクローンの中で、足った4人しかいない最も特別なクローン、ARCSトルーパーの隊長だ!それに階級は少将、中将クラスに相当するクローン・マーシャル・コマンダーなのだ!」
・・・どうしてお前が偉そうに自慢するんだ?
そんなに大した者じゃないです。
中身はただの日本人です・・・。
「大佐、もういい。グレガー、お前は記憶を失っているんだな?サーリッシュの戦いと聞いて何か思い出さないか?」
「サーリッシュ?サーリッシュ・・・そうだ、思い出したぞ!大勢の兵士が死んだんだ・・・」
「思い出したか?」
「はいコマンダー、先ほどは失礼いたしました」
そう言ってグレガーは立ち上がって、不動の姿勢を取る。
その後、俺たちは店主からグレガーの装備品を取り返し、シャトルの発着場に来ていた。
分離主義勢力はというと、上空のジェダイ・クルーザーを破壊するために、ニュー級アタックシャトルに爆発物を積み込んでいる最中だ。
実はそのクルーザーも分離主義側の手の内で、共和国艦隊に突っ込ませて自爆する気なんだけどね。
「アディス、準備は出来ているか?」
『いつでも行けるぜ、将軍殿?』
「将軍はやめろ」
先んじて偵察に出していたアディス達に、併せて破壊工作も頼んでおいたのだ。
スイッチをひと押しするだけで、綺麗な花火が見られることだろう。
だが、まずはグレガーの肩慣らしに、ここのバトルドロイドの相手をさせる。
「キャプテン、行けるな?」
「サー!もちろんです、いつでも行けます」
そう答えるのは、カターン級コマンドー・アーマーを装備したグレガーだ。
前から思っていたけど、この装甲服カッコイイ・・・
俺たちが装備しているのは、どちらかと言うとフェーズⅡに近いからな。
このカターン級はロマンの塊だ。
今度、グレガーに貸してもらおっと。
グレガーは単独で発着場に向かい、バトルドロイドと戦闘を開始する。
起伏がある地形を上手く使い、ヒット&アウェイを原則として、敵に的を絞らせないように絶えず動き回っている。
重量が20キロを超えるカターン級を装備していて、あの動きとはかなりの練度を誇っている。
加えて、徐々に戦闘の勘が戻ってきたのか、時間が経つにつれて動きに無駄が無くなってきている。
よく訓練されたコマンドーだな。
積込みされる爆発物も上手く使い、デストロイヤーにも対応しているのはさすがだ。
よし、十分だろう。
既に数十体のドロイドをスクラップにしている。
俺はグレガーに無線を入れて呼び戻す。
『イエッサー、直ちに戻ります』
その後、無事にサボタージュ(破壊工作)も成功し、俺たちはクルーザーに向かっている。
ちなみに始めは不機嫌だったヒュメルだが、盛大な花火(爆破)ができたことで、とても機嫌が良さそうです。
良かったね、ヒュメルさん。
でも、オーリーとも仲良くしてあげてね。
はい、お疲れさまでした。
無事にグレガーも助けられて良かったです。
クローン・コマンドー、カッコいいですよね。
個人的にARCよりも好みです。
1週間のうちにどこかでお休みを頂きたいなぁ〜、何て甘えた事を思っているのですがお許し頂けますでしょうか?
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ええよん、身体に気を付けて!←神
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は?寝言は寝てから言えよ。←興奮
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知らんわ、勝手にすれば?←ツンデレ