自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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第41話 取り敢えずその服を寄越せ(歪みゆく惑星:前半)

前回の一件で俺たちにコクピットを切り離され、宇宙空間を漂流して瀕死の状態に陥っていたモールとオプレスは、デスウォッチに救出され、犯罪者集団を巻き込む形で同盟を結び、勢力を拡大して行った。

 

そして、サティーン侯爵の新マンダロリアン政権に不満を持つデスウォッチの首領、プレ・ヴィズラはモール達の協力もあり、マンダロアを手中に収める事に成功した。

 

同時にプレ・ヴィズラは目的を果たしたことにより、用済みとなったモール達を投獄、惑星マンダロアを我が物にすることに成功する。

だがその栄光も長くは続かなった。

 

難なく脱獄に成功したモールはマンダロアの元首相アルメクを従え、プレ・ヴィズラに一騎打ちの決闘を申し込み、見事彼を打ち破ってデスウォッチの新しい首領の座に就いた。

 

しかし、よそ者が首領の座に就く事を良しとしないボ=カターン・クライズ率いるナイト・アウルが反旗を翻し、逃亡、サティーン侯爵を助け出し、ジェダイ評議会へと救援を求めたのだった。

 

 

 

<惑星コルサント ジェダイ聖堂:通信室>

 

マスター・ヨーダとマスター・ムンディから、オビ=ワンは呼び出しを受けていた。

 

「お呼びですか?」

 

『オビ=ワン・ケノービへ、緊急。マンダロアが侵略を受けました。アルメクが首相に復帰し、多くの犠牲が出ております。詳しい説明はできませんが、アルメクの背後には犯罪者集団がいて、その援助を受けています。オビ=ワン、助けてください・・・』

 

ホログラムにはサティーン侯爵が映し出されており、最後にはデスウォッチに捕らえられる所で通信が終わっていた。

 

「どう思う、マスター・ケノービ?考えを聞かせてくれるかの?」

 

「サティーンとデスウォッチの確執は何年も前から・・・しかし、アソーカからの報告によれば、デスウォッチと分離主義者の関係は既に切れています。もしマンダロアが侵略を受けたとなれば、デスウォッチ単独での犯行とみて良いかと・・・」

 

オビ=ワンがサティーンとデスウォッチとの関係性、そして信頼しているパダワンからの報告から導き出せる考えを二人のマスターに伝える。

 

「分離主義者が関与していないとすると、これはマンダロア人同士の内戦と言う事になる。本来であれば助ける事はできない」

 

「マンダロアを犯罪者集団の手に委ね、サティーンを見殺しにしろと仰るのですか?」

 

「そうは言わないが、彼女が中立を宣言している事が事態を悪くしているのだ」

 

「・・・気持ちは良くわかるぞ、オビ=ワン。だが行動する前には元老院からの承認が必要なのじゃ」

 

現在、共和国と分離主義者は戦争状態にあり、中立を宣言している国に対しては援助が出来ないと言うのだ。

勿論、他国の内戦に関与するなど元老院が許可を出すはずがない。

 

「元老院の答えはわかっております。中立星系の援軍は認められません」

 

「その通りだ。だが、本来我々ジェダイは平和の守護者・・・罪も無い人々が傷つくのを黙って見ている事も出来ない」

 

そう言うのはムンディだ。

 

「うーむ、難しい問題じゃ・・・本当であれば、ワシらには何もできる事が無いのが現状じゃが・・・」

 

「良いのか悪いのか、今の共和国軍には制約無く独自に行動できる部隊がある」

 

「その部隊が『偶然』ある星の内乱に『巻き込まれた』となれば、良い訳も出来よう。その部隊と一緒に行動しているジェダイの騎士がいたとしてもな、うん?」

 

二人のジェダイ・マスターは記録に残すことは出来ないが、実質マンダロアの救援を承認したのだ。

最悪、一人でもサティーンを助けに行こうと考えていたオビ=ワンは内心驚いていた。

まさか、表向きでは無いにしろ評議会が内戦に介入することを認めたのだ。

 

「・・・私は少々用事を思い出しました。しばらくこのコルサントから離れます」

 

「うむ、それは大変じゃ。急ぎ向かうが良い」

 

「はいマスター」

 

 

 

 

 

<惑星マンダロア トワイライト船内>

 

俺はオビ=ワンに同行して、現在マンダロアに降り立とうとしている。

他のメンバーはどうしたのかって?

この任務は出来るだけ少数の方が良いと判断されて、今回は俺だけだ。

 

たまにはこう言うのも悪くない。

四六時中アイツらと一緒だからな。

普段のありがたみも薄れてきてしまうから、時々距離を開けるのも良いのさ。

夫婦仲と一緒だ。

まあ、結婚した事無いんですけど・・・。

 

「ケノービ将軍、着陸態勢に入ります」

 

現在、オビ=ワンはラコ・ハーディーンの服を身に纏っている。

俺もさすがにARCSトルーパー・アーマーを着込んでくるわけにはいかなった為、賞金稼ぎ風の服装をしている。

オビ=ワン曰く、『顔はジャンゴ・フェットだから違和感がない』だそうだ。

ワイルドだろうぉ~?

 

船を着陸させると、一人のスーパー・コマンドーが近づいてくる。

 

「着陸許可証は?」

 

「ああ、船の中だ。一緒に来てくれ」

 

オビ=ワンがそう言うと、船に入ったタイミングで俺が背後から気絶させる。

 

『おーい、誰か来てくれ』

 

船内から外にいるもう一人のスーパー・コマンドーを呼び出して、先ほどと同じように気絶させる。

どこかで見たな、この絵・・・

 

こうして、二人分のアーマーを手に入れた俺たちは意気揚々とサティーンを救出に向かうのだった。

 

 

 

<惑星マンダロア 刑務所:監獄エリア>

 

その後、特に問題も無くサティーンが捕らえられている独房まで辿り着きロックを解除する。

 

「・・・今度は何を命じられてきたのです?」

 

「自分の意思で来たんだ」

 

「オビ=ワン!?」

 

サティーンはヘルメットを外したオビ=ワンの顔を見るや、強く彼を抱きしめる。

おお~、情熱的ですね。

オビ=ワンもまんざらでもないんですよね?

 

俺からのニヤニヤ顔の視線に気が付いたオビ=ワンが慌てて言い訳する。

 

「違うんだレイ、これは決してそういう訳では・・・」

 

「自分は何も言っていませんよ?随分と仲が良さそうだなぁ~と思っただけです」

 

「いやだから・・・」

 

「この方はどなたですか、オビ=ワン?」

 

「あ、ああ。彼はコマンダー・レイ、共和国軍でもっとも優秀な兵士の1人で、私が信頼しているクローン・トルーパーだ。今回、君の救出に力を貸してくれる」

 

「お初にお目にかかります。共和国軍中央即応部隊のコマンダー・レイと申します」

 

時間も無いので、簡単に自己紹介をする。

 

「貴方が信頼しているだけあって、真摯な方みたいね?それに貴方とコマンダー・レイが来てくださったと言う事は、ジェダイ評議会が救援要請を受け入れてくれたと言う事ですか?」

 

「いや、表向きにはジェダイ評議会も元老院も救援要請は承認していない。だが彼は少し変わった権限を持っていてね。派手に動くことは出来ないが、今回のようなイレギュラーな事案にも対応することが出来たんだ」

 

「将軍、時間がありません。積もる話はこの後にでも・・・」

 

「ああ、そうだな。まずはこの辛気臭い所から脱出しよう」

 




はい、お疲れさまでした。

オビ=ワン髭があるのもカッコいいですけど、
やっぱり綺麗に剃っている方が良いですよね?

それではまた近いうちに・・・

1週間のうちにどこかでお休みを頂きたいなぁ〜、何て甘えた事を思っているのですがお許し頂けますでしょうか?

  • ええよん、身体に気を付けて!←神
  • は?寝言は寝てから言えよ。←興奮
  • 知らんわ、勝手にすれば?←ツンデレ
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