自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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皆さんお疲れ様です。
みどり色です。

※5話がかなり修正入ってるので、もし読んでいない方は一読ください。

今回からまたギャグ要素が戻ってまいりました。
こっちの方が読んでて面白いですか?




第6話 取り敢えず進言してみた

「なに!?おいおい冗談だろ、何かの間違いだ。パダワンが必要なのはこの人だ」

 

この幼すぎるパダワン見習いアソーカは、自分のマスターはアナキンだというのだ。

しかし、弟子など取りたくないアナキンは、その事実を全く受け入れようとしない。

 

まずいな・・・

時間を掛ければ掛けるほど、重砲陣地の裏に回られることになる。

 

「失礼します。取り合えずその話は置いておいた方がよろしいかと」

 

「・・・重砲の裏を取られると我が軍に勝ち目はありません」

 

おっ、ナイスだ!

自衛官時代の経験から、将軍という雲の上の存在の話の腰を折っていいものかと、内心オドオドしていた全く使えない某軍曹とは違い、アディスとヒュメルはしっかりと状況判断を行っていた。うん、優秀だ。見習わなきゃね!(フラグ)

こんな時、いつもおしゃべりな某ARCS-9090オーリー伍長はというと、スクラップになっているB1-バトルドロイドの頭で遊んでいる。

 

「レイレイ、見てくれよ!『ラージャ、ラージャ』ぷぷぷwww」

 

・・・こいつには行動抑制チップが必要なようだ。

ここでの任務が終わったら、急ぎカミーノに向かう必要があるな。

 

「その通りだトルーパー、ありがとう。まずはやる事があるのではないかな?」

 

「・・・レックスと一緒に戦況を確認します。君たちも一緒に来てくれ」

 

将軍様からお呼びが掛ったぜ。

身体に染み込んだ下っ端魂が即座に反応して、ピタッと後ろから追従する。

 

 

 

 

「状況は?」

 

第501大隊の士官の兵装に、誰がとは言わないが、筋肉もりもり大御所芸人のような金色の坊主頭をしている彼がキャプテン・レックスだろう。

 

「動きありません。攻撃に備えているのかと。(?)このトルーパー達は?」

 

明らかに一般のクローンとは違い、特殊な兵装を身に纏っている見慣れない4人組がいれば気になるだろう。

さらに言うなら、その中の1人は大事そうにB1-ドロイドの頭部を持っているのだから。

って言うかまだ持っていたのかよ・・・

ヒュメルに関しては関係者だと思われたくないのか、一定の距離を保っている。

うん、気持ちはわかるぞヒュメル!

この作戦が終わったら直ぐにカミーノへ向かうからね!

 

「ARCSトルーパーのサージェント・レイだ。キャプテン・レックスだろ?歴戦の兵士に会えて光栄だ」

 

「なるほど。お前たちが・・・。歓迎する。お前たちがいれば心強い」

 

ちなみに俺たちは上官のトルーパーに敬語は使わない。

これは実際に特殊部隊でも行われている事で、普段から敬語や必要以上に上下関係を意識させ過ぎていると、ちょっとした気づきも共有しにくくなるからだ。

このちょっとした気づきが、部隊の命運を左右することもある。

 

 

この後、忘れられているアソーカが不機嫌になったのは言うまでもない。

 

 

 

 

 

「敵、重砲陣地まで一気に突っ走れ!」

 

独立星系連合のウォーム・ロースサム将軍は戦車部隊を引き連れ、エネルギー・シールドを展開しながら進軍することで、重砲の強力な砲撃を無力化することに成功していた。

 

 

 

 

 

「シールド・ジェネレーターの位置はこの辺り。部隊の進軍より少し先んじて、有効範囲を拡大している」

 

「重砲ではシールドを破れません」

 

シールド・ジェネレーターは、当たり前だがシールド内にある。

しかもドロイド部隊の大群に戦車部隊、それらがシールドに守られながら進軍しているのだ。

時間を掛ければ掛ける程、こちらが不利になる。

そのまま重砲を破壊されれば、部隊は全滅するだろう。

 

「ビルの中に敵を誘い込むしかないな。それでようやく対等に戦える」

 

いや、それではダメだ。

ビルごと破壊される可能性があるし、回り込んでくる敵がいないとも限らない。そうなると挟み撃ちに遭う。

ドロイド軍による一斉射撃を食らえば、ひとたまりもないだろう。

向こうは機械だが、こちらは生身の人間、死んだらそれで終わりだ。

 

「シールドが邪魔なら、無くしちゃえば良いじゃない」

 

「言うだけなら簡単だ」

 

「いや、自分も賛成です。この戦いは時間との勝負になる。時間を掛ければこちらが不利になる。それに重砲がやられれば、我が軍に勝ち目はありません」

 

よし、言ってやったぞ!フラグ回避だ!

やっぱり言いたいことは言わなきゃ身体に悪いよね!

 

「僕も賛成だ。部隊を2つに分けよう。僕とアソーカがジェネレーターを破壊する。レイ、君たちも力を貸してくれ」

 

「もちろんです。自分とヒュメルがスカイウォーカー将軍、アソーカと共にジェネレーターを破壊、アディスは高台から狙撃、オーリーはケノービ将軍、キャプテン・レックスと共に前線で敵の進軍を食い止めてくれ」

 

「「「イエッサー」」」

 

「良いだろう。君たちにこの問題を解決してもらおう。敵は固まって行動している。成功すれば、一気に重砲で殲滅することが出来るはずだ」

 

 

 

 

 

「それで、どうすんの?」

 

「お前に考えがあると思ったが?」

 

特に考えもなく、アソーカはジェネレーターの破壊を進言したらしい。

しかし、ジェダイというのはこういう状況でも何とかしてしまうから恐ろしい。

って言うかどうせならクローンじゃなくて、ジェダイになりたかったなぁ・・・

まあ正直、フォースとかライトセーバーとかセンスなさそうだからなぁ

普通に自分の身体とか、味方を切る自信しかないもん。

うん。やっぱり慣れている銃が良いよな、うん。

やっぱりクローンでOK。ありがとうございます自販機さん!

 

「自分に考えがあります。敵は真っすぐ橋の上を通って重砲陣地に進軍しております。その下を通っていけば、最短でシールド・ジェネレーターに辿り着けます」

 

そんな事を心の中で思いながら、元々考えていた作戦を進言する

 

「それはそうだけど、どうやって橋の下を通って行く気?」

 

「これを使います」

 

そう言うと、俺をサポートするかのようにヒュメルが自らの背中を指さす。

 

「なるほど・・・ジェットパックか」

 

「はい、我々のジェットパックは特殊作戦用に出力が向上され、加えて静穏性に優れています。問題なく辿り着けるはずです」

 

俺たちが使っているジェットパックは通常のものと違い、特殊作戦用に作られた試作品だ。大人2人分の体重など、全く問題なく支えられる。

加えて任務の特殊性故、静穏性にも優れている。

今回のような少数での潜入ミッションには非常に相性がいい。

 

「よし、時間がない。その案で行こう」

 

 

 

 

 

その頃、シールドの範囲に入るであろう高台で狙撃銃を構えているのはアディスだ。

 

「オーリー聞こえるか?こちらアディス、狙撃位置についた」

 

『感明良好、了解だアディス。こっちはブリキ野郎共が近づいて来ないと攻撃できないんだ。ノンビリ待たせてもらうさ』

 

「どちらにせよ、長距離の射撃は苦手だろ。そもそも当たらないんだ。お前が心配することじゃない」

 

『なんだと!?俺はな、当たらないんじゃなくて当てな・・・』

 

話しが長くなりそうなので、一方的に通信を終わらせるアディス

オーリーからの無線が入ってくるが無視し、我らが隊長に無線を繋ぐ。

 

 

 

 

 

そろそろアディスから連絡が来るはずだが・・・

 

『レイ、聞こえるか?アディスだ。こっちは準備できた。ケノービ将軍は無駄とはわかっているが、重砲でシールドに攻撃を加えるようだ』

 

良いタイミングだ

やはりオビワンは攻撃を加えるのか・・・映画通りだな

この機会を逃す手はない。

 

「ばっちり聞こえている。こちらは将軍の砲撃が始まった段階で作戦を開始する」

 

『了解した。早くしてくれよ?遅れるとまたオーリーが腹減ったやら、何やらで騒ぐからな』

 

「そうだな。さっさと終わらせよう。レイ、アウト」

 

通信を終わらせて、ふと思う。

この作戦が終わってもリアルゴールド飲めないんだよなぁ

マジで俺が頑張る糧って何なんだろう・・・ぴえん

 

まあ良いさ、憧れの世界にいるんだ。多くは望むまい。

 

「スカイウォーカー将軍、砲撃が始まり次第前進します。このままでも問題ないと思いますが、念の為です。我々の気配も消してくれるでしょう」

 

「了解だ。お前の判断に任せる」

 

優秀だな。もはやクローンでは無く、普通の人間のようだ。

確かレックスが言っていたが、調整を加えられていない特殊なクローンだったか?

是非、我が第501大隊に欲しい人材だ。

 

「イエッサー。ん?オーリーから無線が・・・こちらレイ、どうした?」

 

何か重大な問題が起きたのか?

素早く応答すると・・・

 

『聞いてくれよレイレイ!アディスの奴、全く無線に出やがらないんだ!俺は遠距離射撃は当たらないんじゃ無くて、わざと当てないんだって説明してるのによ!ホント困っちまうよなぁ。あいつ、きっと俺の華麗なガンスピンに妬いてるんだぜ?早撃ちに関しちゃ、俺の右に出る者は・・・』

 

・・・なんだ。計器の故障か。

ヒュメルに捨てておいてくれと頼んでいたのに。

 

「おいヒュメル」

 

「?」

 

「後でちゃんと捨てておけよ」

 

何かを察したのかヒュメルは了解と答えた。

そして何を思ったのか、自分のナイフに刃こぼれが無いかを確認しだした。

・・・オーリー今までありがとう。生まれた時からだから、長過ぎる付き合いだったな。

全く寂しくないぜ。あの世でも元気に暮らすなよな。お前うるさいから・・・

 

そんな事を考えていると砲撃が始まった。

 

よし、行くか!

 




いやー、オーリーご愁傷様です。
いつかヒュメルに後ろからブスリとやられそうですね。

今回でクリストフシス終わりにしようかと思ったのですが、ギャグ要素入れていったら全然終わりませんでした。
これもオーリーに原因がありますね。
やっぱりアイツには楽になってもらいましょう!
頼んだぞヒュメル!

次でクリストフシス終わりにするつもりです。
あくまで「つもり」なので、終わらなくても苦情は一切受け付けません。
よろしいですか?ありがとうございます。助かります。
皆さんが画面の向こうで頷いてくれたのが見えました。

私はこんな感じなので、気長にお付き合いください。

それではまた近いうちに・・・

皆さんお疲れ様です。みどり色です。最新話を投稿する時間帯なのですが、いつが良いとかありますか?出来るだけ皆さんのご希望に添えられればと思うので、初めてでよくわかりませんがアンケート機能を使ってみます。お時間あればで良いのでご協力して頂けると助かります。

  • 朝方
  • お昼時
  • 夕方
  • 知らんわ。お前がしたい時で良いよ(ツンデレ)
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