自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた 作:みどり色
みどり色です。
「キャシアン・アンド―」面白いですよね。
「ボバ・フェット」と「オビ=ワン・ケノービ」が期待していた程じゃなかったのでどうなるかと思いましたが・・・
ド派手なシーンがある訳じゃないのに、引き込まれる面白さがあります。
「ボバ・フェット」に関しては、もはやマンドー絡みの話じゃないと面白みがないという悲しい現実()
ボバ様という最高級の素材を生かせない駄s・・・んっんん!!
今後ボバ・フェットを題材にするなら、如何にして凄腕のバウンティーハンターへと成りあがったのか(EP3~)を観たいな~、なんて思ったり。
「オビ=ワン・ケノービ」は戦闘中のカメラワークが酷かったですね・・・
揺れ揺れで見にくいのなんのって・・・
揺れるのは女性のむn・・・何でもありません()
と、とにかくマンダロリアン新シーズンや、テイルズオブも非常に楽しみですしウキウキが止まりませんね!(恍惚)
<岩の惑星 帝国軍基地>
ファイヴスが負傷した事により、俺たちは部隊を2つに分ける事となった。
作戦の最優先事項は重力井戸発生装置の破壊。
軍人として優先順位を決定する事は絶対だが、仲間を見捨てるつもりも毛頭ない。
まだ大量のゴキブリがカサカサしている可能性が高いからな。
戦力の配分が重要になって来るだろう
あのGG(ジェネラル・グリーヴァス)が大量発生とか誰得なんだよマジで・・・
※General(ジェネラル)とは将軍という意味
動けない負傷者を搬送するというのはそれだけ戦力が削がれるという事になる。
パーフェクトヒューマンであるアナキンが重力井戸発生装置へと向かうのは決定事項だろう。
そして彼の組は必然的に少数にならざるを得ない。
・・・仕方ない、帝国軍ミスターコンテスト圧倒的グランプリであるイケメン君と一緒に行きますかね。
あ、帝国軍所属って意味じゃないからね?
今は帝国軍士官の制服を身に着けているから・・・って俺は誰に説明しているんだ()
と、とにかく!
俺とアナキンで重力井戸発生装置を破壊、その間にファイヴスの治療を同時進行で行う必要がある。
さらに言えば、治療が完了次第ファイヴス達はこの基地から先んじて脱出した方が良いだろう。
「俺とアナキンで重力井戸発生装置を破壊する。お前たちは、その間に医務室に向かってくれ」
「危険ではありませんか? ただでさえ少ない人員を2つに分けるというのは・・・」
「エコーのいう事は最もだが、ファイヴスの治療も重力井戸発生装置の破壊も時間を掛けてはいられない。今はそうする他ないだろうな」
組を2つに分ける事に不安を露にするエコーだったが、レックスの言葉に納得したのかそれ以上意見を述べることはなった。
エコーの言う通り、戦力の分散は避けたい所ではあるが仕方ない。
今できる事をするだけだ。
「では事後の指揮はレックス、君が執ってくれ。僕たちは装置の破壊に向かう」
「治療完了後、お前たちには退路を確保してもらいたい。いいな?」
「「「イエッサー!」」」
<岩の惑星 シールド・ジェネレーター破壊組>
連合国バトル・ドロイドの尽力もあり、オビ=ワン達は洞窟奥の細道を進んでいく事で、帝国軍の追撃から逃れていた。
しかし部隊の損害は甚大であり、兵たちは度重なる戦闘や岩の惑星の厳しい自然環境もあって疲労が蓄積していた。
さらに進み難い地形も相まって、彼らに追い打ちをかけていたのだ。
「コマンダー、兵たちが疲弊しています」
「分かっているグレガー、特にピカピカ組(新兵)の疲労が顕著だ」
2人とも兵たちが疲弊している事は百も承知だった。
だが、帝国軍から追われている現状ではのんびりと休んでもいられない。
今でさえ、明かりの届かない狭い洞窟を何とか進んでいる状況なのだ。
少しでも距離を稼がなければ、たちまち追いつかれ狭い洞窟内で蜂の巣になるだろう。
「・・・? マスター!」
部隊から先行していたアソーカが何かを発見したようだ。
オビ=ワンは疲れと汚れによって、本来よりも年老いて見える顔をトグルータのジェダイナイトへと向ける。
「何か見つけたのか?」
「風・・・この壁の隙間から風の流れを感じます」
そう言うとアソーカは慎重にフォースを使い、壁の隙間へと圧力を掛けていく。
すると、パズルのピースのように繋ぎ目から岩がバラバラと崩れ始め、その先に地下へと続く道が開かれた。
「新鮮な空気が流れているな」
その先の様子を確認したオビ=ワンがそう呟く。
このまま今まで通りの続く道を進むべきか、新しく表れた道を進むべきか考えているようだ。
「マスター?」
アソーカがオビ=ワンへと声を掛ける。
彼はアソーカの言いたいことが分かったようで、無言で頷く。
そして彼らは新しく開かれた道、地下へと続く道へと進むのだった。
<岩の惑星 帝国軍基地>
レックスらと別れた俺たちは、基地の最深部へと向かって進んでいた。
ん?
何故最深部へと向かっているのかって?
大事なものは一番奥にしまっているって言うのは相場が決まっているでしょ?
まあエレベーターで移動しているから、大した時間は掛からないんだけどね。
既に侵入者が入り込んでいることが帝国側にバレてしまっている為、基地内は厳戒態勢へと移行している。
そして奥へと進むにつれて、警備の数が多くなっている。
・・・という事は
「当たりのようだな」
そうアナキンが呟く。
ね!ね! 言ったでしょ?
いやー、そうだと思ったんだよね。
俺の勘は正直当てにならないんだけど、今回ばかりは違ったようだな。
ざまーみやがれ。
・・・最近独り言が多いんだけど歳かな?
絶賛自己完結によって勝手に落ち込んでいる俺を、知ってか知らずか距離を開けているミスターコンテストグランプリのイケメン君
ねえ、僕たち友達だよね?
待ってよ、アニ~
「お待ちください」
俺が若干妙なテンションで独り芝居をしていると、ある扉の前で警備に止められる。
なんだなんだ、イケメンを止めるとはいい度胸だな、このトルーパー。
「これより先は許可された者しかお進み頂けません。 申し訳ありませんが・・・」
そう警備のトルーパーが行く手を遮る。
という事は、この先に重要なものがあるって事だよね。
俺は彼に追いつき、そしてアナキンがどんなにイケメンかをこの世間知らずに教えてやる。
「この方は銀河帝国軍少佐だ。そして我々は機密情報を取り扱っており、極秘任務に就いている。我々の邪魔をすれば帝国への損害は計り知れないものとなる。貴様はその責任が取れるというのか軍曹?」
「い、イエッサー! しかし—————」
『君は僕たちを通す』
「——————じ、自分は貴方方を通す」
『これより何人も立ち入れさせてはならない』
「誰も通してはならない」
アナキンが手をヒラヒラと無駄じゃない事をして、問題を一瞬のうちに解決する。
いーなー、俺も都合よくフォースの力に目覚めねーかな。
・・・無理みたいだわ()
ジェダイみたいに手をヒラヒラさせて無駄なことはよしな!!
「やっぱり反則だよな、その力」
「万能って訳じゃないさ、ほら先を急ぐぞ」
<岩の惑星 シールド・ジェネレーター破壊組>
地下へと進んだアソーカ達は、非常に広い空間に出ていた。
地下水が流れ込んでいる場所で、大きな湖のようになっている。
その湖の中にある鉱物が発光していることにより、この広い空間は優しい光に包まれていた。
「神秘的な場所ね」
「はい、こんな状況でなければ観光にでも来たいくらいです」
アソーカが副官のグレガーに声を掛ける。
この場所は地表とは打って変わって穏やかな雰囲気に包まれており、空気も澄んで気温も若干だが肌寒さを感じる程だ。
その肌寒さが、傷つき疲労が溜まった彼らには心地よいものだった。
「コーディー、人員を掌握した後、交代で休息を取ってくれ」
「はい、ケノービ将軍」
上官からの指示を受けたコーディーは、人員の掌握と休息を部下に命じるため足早に向かって行った。
「壁は元通り以上に修復したから帝国には気づかれないはず・・・少しは休めるわ。 皆にも休息を命じて」
「イエッサー」
グレガーもまた、コーディーと同様に部下を休ませるため、自分の身体に鞭を打って動き出すのだった。
「マスター、この地下は惑星全体に広がっているように感じます。もしやシールド・ジェネレーターまで辿り着くことが出来るのでは?」
「うむ、私もそれを考えていた。しかし、この惑星の磁気嵐に加えて地下に入った分、機器の機能制限が顕著に表れている」
彼らは休息を取りつつ、本来の目的であるシールド・ジェネレーター破壊の為に、最短のルートを割り出そうとしていた。
「現在地が概ねこの辺り・・・ジェネレーターの方向はここから真北になる」
オビ=ワンがホログラムに映し出されている地図を指さしながら現状を確認する。
「問題は我々がいるこの地下の詳細が不明な点です」
「はい、闇雲に進めばジェネレーターに辿り着くどころかこのまま抜け出すことが出来ない可能性もあります」
コーディーとグレガーの言う事はもっともだった。
しかし、現在地と向かうべき方向が分かっている為、全く動けないという訳でもなかった。
「このままこの場に残っても事態は好転しない。それにマスター達(アナキン組)の為にも時間を掛けてはいられないわ」
「アソーカの言う通りだ。とにかくジェネレーターの方向に進むことにしよう」
なあに、もしもの時は天井を破壊して地上に戻れば良いさ、とオビ=ワンは笑いながら言うのだった。
コーディーとグレガーがお互い顔を見合わせ、『スカイウォーカー将軍に似てきたな』と思ったのは2人だけの秘密である。
<岩の惑星 帝国軍基地>
「これは・・・」
俺たちが辿り着いた空間は、生産工場のような場所だった。
機械によって次々に作られていくグリーヴァスを見て気分が悪くなる。
「レイ、あそこを見ろ」
アナキンが指す場所に視線を移すと、そこにはグリーヴァスが拘束されていた。
恐らく本物(?)のグリーヴァス将軍だろう。
「ゴホッゴホッ、虫けらがノコノコとやって来たわ」
・・・なんか色々なコードに繋がれているし、痛々しい様子だな。
恐らく量産型を作るのにデータ取りになっているんだろう。
「連合のバカめが! ここがお前らの墓場となるのだ!」
正史のウータパウで聞いたようなセリフをグリーヴァスが吐き捨てると、周りの量産型が次々に起動する。
うわっ、マジで勘弁してくれ!
グリーヴァスの量産型と言っても、当たり前だが生身の肉体部分がある訳ではなく、全身を強固な装甲で覆われている。
そして今の俺はベスカー・アーマーではなく、帝国の粗悪品アーマーを着ている為、正直装備が心もとない。
まあ不幸中の幸いか、量産型はライトセーバーを装備している訳ではなく、殆どが素手なのでうまく立ち回れば・・・何とかなる感じがしないんですけどぉおおお!?
大量のグリーヴァスが四つん這いになりながら向かってくる光景とか悪夢以外の何ものでもない。
俺は身近の遮蔽物に身を隠し、装備していたDC-15Aブラスター・カービンを発砲する。
しかし、一発や二発被弾した所で量産型は止まらない。
俺は遮蔽物から飛び出して絶えず動き回り、奴らに囲まれないようにする。
アナキンはと言うとライトセーバーを起動し、次々と量産型に斬撃を加えている。
だが、腕を斬られようが、胴体を真っ二つにされようが構わず向かってくる量産型に戦いにくさを感じている様子だった。
ヤバい、マジでキリがない。
ブラスターは連射のし過ぎで、銃身が焼き付きそうだ。
その時、一瞬の隙をつかれて量産型の一体に腕を掴まれ、凄まじい力で放り投げられてしまった。
「がはっ!」
運悪く壁に叩きつけられた事により肺の空気が無理やり押し出され、正常に息が吸えなくなる。
クソッ、馬鹿力のゴキブリ野郎・・・!
そこに、どこから持ち出して来たのかエレクトロスタッフを装備した量産型が、倒れこむ俺に向かってその凶悪な杖? ・・・うーん、棒?を振り上げる。
いや、杖でも棒でもどっちでも良い!
「くっ!」
少しでもダメージを減らせればと両腕を身体の前でクロスし、身構える俺だったがその衝撃が訪れる事は永遠になかった。
遠くからアナキンが量産型に向かってフォース・プッシュを繰り出した事により、俺に向かってエレクトロスタッフを振り下ろそうとしていた量産型を周りの奴らごと吹き飛ばしたのだった。
「大好きだ、アナキン!!」
「良いから早く加勢してくれ!」
俺からの愛の告白を受け流し、それと同時に量産型の首を両断するアナキン・・・
さすがは選ばれし者だな、うん。
俺はすぐに起き上がり、痛む身体を無視して走りながら弾倉(ティバナ・ガスが充填されているカートリッジ)交換を行う。
因みに、弾倉内の弾が無くなってから行うリロード(弾倉交換)をエマージェンシー・リロード、弾倉内の弾が無くなる前にリロードを行う事をタクティカル・リロードと言う。
みんな、次のテストで出るから覚えておけよな!!
・・・どうやら先程、頭を強く打ったようだな()
俺はタクティカル・リロードを終えると、近くに落ちていたエレクトロスタッフを拾い上げて起動する。
囲まれている状況ではこちらの方が都合が良い。
弾がいくらあっても足りないし、そもそも撃ち過ぎて銃身がイカレそうだからな。
一、 二発でスクラップに出来ない以上、効率が悪い。
・・・多分な、知らんけど。
アナキンはと言うと、優れた洞察力で量産型の弱所を早くも看破しているようだった。
初めよりもスムーズにスクラップの山を築いていく。
今日は廃品回収業者が大忙しだな。
俺はと言うと、自慢じゃないがアナキンのように器用でも無ければ的確に相手の弱所を狙える技量なども持ち合わせていない。
そう褒めるなよ、照れるじゃないか。
俺はエレクトロスタッフの出力を最大まで上げ、量産型へとその殺人的なエネルギーをお見舞いしてやる。
ちょっと待って、このスタッフめちゃめちゃ重い。
長時間は使えないぞ。
強靭な装甲に守られているとはいえ、1から10まで機械で作られている量産型に対してエレクトロスタッフの最大出力の電磁エネルギーは相当応えるようで、直撃を受けた個体は機能を停止するか、地面でのたうち回っている。
「くそー! ゴホッゴホッ・・・何をしている役立たず共が!」
「子は親に似るって言うからな、役立たずは親に似ちまったんだろうよ!」
GGは拘束されて動けないから好き勝手に言える。
・・・イジメみたいだからこれくらいにしておこう。
カワイソウダカラネ。
それにしても結構な数を倒している(アナキンが)気がするが、量産型はその数を減らしたようには思えない。
それどころか、1体倒せば2体増えるような気もしてくる。
その時、突如地震のような大きな揺れが俺たちを襲う。
ここは地下深くだぞ?
それほど大きな爆発っていう事は・・・
「アソーカ達が成功したようだな」
アナキンはフォースで何かを感じ取ったようで、俺の考えが間違えていないことを裏付けてくれる。
アソーカ達がシールド・ジェネレーターを破壊したのだ。
その時、辺りの警報装置が一斉にけたたましく警告音を鳴り響かせる。
「・・・ゴホッゴホッ、どうやらお前たちの仲間がこの星のシールド・ジェネレーターを破壊したようだな」
「そのようだな、これでお前もおしまいだグリーヴァス」
「ふんっ、ジェダイの馬鹿めが! おしまいなのはゴホッゴホッ・・・お前たちの方だと言うのに」
ん?
どういう事だ?
「この警報はシールド・ジェネレーターが破壊されたことを報せるものではない。この基地に仕掛けられた自爆装置が起動した事を報せるものだ。ワシは死ぬが、お前たちも道ずれにしてやる!!」
そう言うと、グリーヴァスは量産型への再攻撃命令を下す。
このくそったれのゴキブリ野郎!!
「レイ!!」
俺の名前を叫んだアナキンは、強い力の乗ったフォースを敵全体に向かって繰り出す。
その強力なフォースによって敵が吹き飛ばされている隙に、俺たちはエレベーターまで全速力で走り出す。
「ガァーッハッハッハッハッ!!」
最後に俺たちの耳に届いたのは、悲鳴にも似たグリーヴァスの笑い声であった。
はい、お疲れさまでした。
調子に乗っていつもの倍くらいの文字数になってしまいました。
話数ばかり増えてしまうので、更新頻度が落ちてもこっちの方が良いですかね?
グリーヴァスらしからぬ最期でしたね。
良い奴かどうかは置いておいて、生身の肉体の時は誇り高い戦士であったろうに、最後までパルパティーンの手の内で踊らされていたように感じます。
いよいよクライマックスに突入していく・・・様な気がします!
もう少しお付き合いくださいませ。
それではまた近いうちに・・・