自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた 作:みどり色
みどり色です。
最近めっきり寒くなってきましたね。
私は暑いよりは寒い方が好きです。
・・・え?
誰も聞いてないし、誰も興味ない?
はい、すみません。
と、とにかく皆さん健康には留意されてお過ごしください。
またしばらく時が経ち、銀河連合国は遂にアウター・リム・テリトリーに存在するデススターを発見する。
銀河連合国軍の偵察隊によってもたらされた情報では、その兵器は未完成であるという。
これを好機だと考えた銀河連合国は、大規模な強襲部隊を編成、これの完全破壊を第一目標としたのだ。
しかし、あまりに巨大な兵器を前にただ闇雲に攻撃を仕掛けても効果が薄いと考えたジェダイ評議会と軍上層部は、まだ建設途中のデススター内部へとスターファイターで侵入し、メインリアクターを破壊するという作戦を立案した。
デススターの細かい構造が分からない現状を踏まえ、現場での柔軟な対応力が求められる可能性を考慮した結果、ジェダイ評議会の高位将軍を中心に部隊が編成されると事となった。
<惑星コルサント ジェダイ聖堂>
「マスター、何か嫌な予感がします」
「私もだよアナキン、しかし現状我々がとれる選択肢が少ないのも確かだ」
ジェダイ最高評議会での会議を終えたアナキンとオビ=ワンは、その神秘的な建造物内でゆっくりと歩みを進めていた。
かつてのパダワンから今回の作戦を不安視する言葉を聞き、オビ=ワンもまたそれに同調する。
評議会の決定に理解は示したが、納得はしていないのだ。
しかし、クローン戦争から始まった長きに渡る戦争によって、国や民は疲弊していた。
かつての銀河共和国と分離主義派の一部が1つになった事によって、はじめはインフラの整備や福利厚生等に向けられ始めていた資金も、主戦場がアウター・リム・テリトリーという事もあり戦線が引き延ばされた結果、戦争に掛かるコストは増大する一方であった。
銀河連合国にのんびりと戦争をしている余裕は無いのだ。
「僕も強襲部隊に参加する方が良いのでは? 戦力を温存している余裕など今の連合国にはありません」
「ああ、その通りだろう。 だが今回の作戦は事前の情報が少なすぎる・・・お前が言ったように私も悪い予感がするのだ」
今回の強襲部隊には多くの最高評議会のメンバーも参加するが、その多くが所謂“経験を積んだ”マスター達であった。
特に年若いマスターやナイト、パダワン達は不測事態対処部隊と言う名目で後方待機という決定に至ったのだ。
この配置は戦略的に見て特段おかしいという訳では無い。
寧ろ戦力を一か所に集中すると一気に殲滅される恐れもあるし、不測事態に素早く対応する事も難しくなるためだ。
しかし、この決定を理解はしていても納得が出来ない若きジェダイ・マスターがいるのは言うまでもないだろう。
「マスターお一人にするのはやはり心配です。僕も強襲部隊に—————」
「大丈夫だ、アナキン」
心配するな、任せておけとオビ=ワンは柔らかい笑みを浮かべながらかつての弟子の肩に手を置くのだった。
<アウター・リム・テリトリー “アブリオン宙域” ヴェネター級スター・デストロイヤー “エンデュランス”>
「よし、隙を突いた。 コマンダー・ポンズ、艦隊の間隔を離すよう各クルーザーに連絡しろ」
「はい、ウィンドゥ将軍」
現在、銀河連合国艦隊は大規模な部隊を編成してアウター・リム・テリトリーに存在するデススターを捉えていた。
ジェダイ評議会のメイス・ウィンドゥはデススターの強力なスーパーレーザー砲からの被害を最小限とするために各クルーザーの距離を離すように命令を出した。
時を同じくして連合国艦隊を捉えた帝国軍は速やかに迎撃態勢を整え、無数のファイターを発艦させるのだった。
<ヴェネター級スター・デストロイヤー “アルテミス”>
「ライズ、あまり突っ込みすぎるなよ」
「コマンダーと一緒にされるとは光栄ですね」
おい、それはどういう意味だ。
コマンダーは心外ですよ!?
「コマンダー・ライズ、マスターへの侮辱は許しません。この方には凡人では計り知れないケッセル・ランよりも深い考えがあるのです」
俺に対する軽口が勘に触ったようで、女性型スーパー・戦術・ドロイドのタティスがライズに向かって鋭い眼光(?)で睨みを利かせる。
いや、私の中身はスターウォーズ好きの下っ端自衛官なのでそれ以上でもそれ以下でもありません。
ましてやケッセル・ランよりも深い考えなんてありません。
変に期待してくださりやがるのはやめてくださいお願いします。
因みに、久しぶりの登場のライズ君は俺の副官のコマンダーだ。
若いのに優秀な奴です。
確か以前も同じような紹介をしたような記憶が、自慢の小さい脳みその片隅にあります。
気になる方は探してみて下さい(投げやり)
タティスはコルドヴァ爺さんが、かき集めてきたドロイド軍のトップに君臨するスーパー・メンヘラ・ドロイドだ。
Fu〇kingシーヴ・パルパルによる帝国樹立の宣言に伴い、銀河共和国が銀河連合国に再編されたときにボガーノのドロイド軍が正式に軍部に組み込まれた。
それからと言うもの、合法的に(?)俺の傍にいられるからと事あるごとに同じ船に乗艦しているのだ。
そしてこの艦は俺が率いる第117コマンド大隊の旗艦であるヴェネター級スター・デストロイヤーの“アルテミス”だ。
前はもっと小型のアークワイテンズ級軽クルーザーに乗っていたが、流石にあれで激戦を潜り抜けろと言われるのには無理があるからな。
まあ気に入っているので、今は軍のドックでお休み中だ。
「コマンダー・レイ、エンデュランスからの通信です。 各クルーザーは距離を取るようにと」
「了解した、周りと距離を取りながら前進するぞ。 だが離れすぎるなよ」
陣形が崩れる程距離を取ってしまうと連携が取れなくなるからな。
程ほどが大切ですよ、程ほどが。
というか、建造中だというのに護衛のスター・デストロイヤーなんかが居ないのは気になるな。
そんなこんなしている間に帝国軍ファイターが続々と出撃してきている。
「ライズ、こちらもファイターを発進させろ。 練度の違いを見せてやれ」
「イエッサー」
接敵していき、先頭にいたスターファイターがお互いを射程に収めると強力なレーザー砲を発射する。
瞬く間に辺りは両軍の光弾で埋め尽くされる。
その一つ一つが人間を容易く事切れさせる威力を誇っていた。
我が軍のARC-170スターファイターやクローンZ-95スターファイターと対峙するのは帝国軍のH型のフォルムをしているファイターだ。
あれどう見てもタイ・ファイターだよな・・・。
タイ・ファイターは高速のドッグファイトを想定されて設計されており、高い機動性が特徴だ。
その設計思想は徹底されており、ハイパードライブどころか偏光シールドすら備えていない。
さらに生命維持装置も最低限で、コックピットの居住性の悪さは筋金入りだそうだ。
人を消耗品としか見ていない帝国軍らしいスターファイターだ。
敵ながら同情する。
しかし、その徹底された軽量化によって、他には類を見ない程の機動性を獲得している。
Z-95は兎も角、大型のARC-170の機動性ではどう見ても勝ち目がない。
こちらのファイターが次々に大破若しくは、被弾してクルーザーに緊急着艦している。
他の艦も同じような状況だな。
だが我が軍の戦力は圧倒的だ。
ジェダイ評議会のメンバーをはじめ、各宙域に広く散らばっていたジェダイ達の多くが自分の部隊を率いて参戦しているんだ。
うーん、だがどうも帝国の抵抗が小さいように思える。
いや、“帝国の抵抗”は草
アカン、変なツボに入ったw
レイ君のポーカーフェイスは限界よww
・・・ちょっとライズ君、変な目で上官を見るんじゃない。
アタシ自慢のお豆腐メンタルが崩れ落ちるぞ。
暫く戦闘が続き、銀河連合国のクルーザーがデススターを完全に包囲していた。
スーパーレーザー砲から逃れるためかなりの近距離だ。
あれなら、そう易々と反則級の強力な兵器は撃てないだろう。
まあ、戦闘が始まってから一度も撃ってきていないけどね。
外見だけじゃなく、兵器の完成もまだなのかもな。
イメージ的にはEP6のデススターをもう少しスカスカにした感じだ。
そうこうしている内に、連合国のスターファイターが続々とデススターに侵入していく。
因みに俺の部隊は最前線から少し後ろの配置だ。
まあ、ジェダイが中心の作戦だからな。
アルテミスにはジェダイが乗っていないから、邪魔するなとばかりの配置になるのも仕方がない。
「右舷後方よりレゾリュートが接近してきます」
ん?
レゾリュートは後方待機だったよな?
・・・まあ、アイツ(アナキン)が後ろで大人しくしている訳ないか。
「お留守番の言いつけが守れないとパパ(オビ=ワン)に怒られるぞ?」
『僕は言われた事を“はいそうですか”と守れる程デキが良くないんだ。 それに、その“パパ”が一番心配だ。 レックス、こちらもファイター出撃だ』
アナキンからの命令が下達され、レゾリュートからも次々とスターファイターが発艦する。
そのファイター群は俺たちを追い抜いていき、タイ・ファイターとの戦闘を開始する。
オビ=ワンは他のジェダイ・マスター達と一緒で最前線だからな。
彼が心配だったんだろう。
優しい弟子を持ってオビ=ワンは幸せ者だ。
その時、ブリッジの警報がけたたましく鳴り響く。
「アンノウンがハイパースペースから出現!」
ブリッジのトルーパーがそう言い放つと同時に帝国のスター・デストロイヤーの大艦隊が出現してきた。
そして最後に信じられない物体が現れる。
「デススター!?」
新たに出現したデススターはハイパースペースでエネルギーの充填を終了していたようだ。
出現してすぐに連合国艦隊がひしめいている未完成デススターに向かって、スーパーレーザー砲を発射する。
一瞬、時が止まったような静寂がこの宙域を支配する。
そして次の瞬間、スーパーレーザー砲と未完成デススターが爆発四散した強大過ぎる衝撃波が俺たちを襲ったのだった。
はい、お疲れさまでした。
中々忙しくて更新が遅く、申し訳ありません。(誤字は後で確認します)
年内に絶対に1話は更新したかったので良かったです。
え?
まだ10日あるからもう1話更新できるよって?
・・・確かに(白い目)
それではまた近いうちに・・・