自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた   作:みどり色

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皆さん、お疲れ様です。
みどり色です。

今更ですが、明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い致します。
丸1年くらいサボってしまったような状態でしたが、去年復活できてよかったです。
執筆時間は引き続き合間、合間でやっていくので、生温かい瞳で睨みつけてください(恍惚)

し、CODのDMZにハマって時間が取れないとは口が裂けても言えない。
シーズン2配信が待ち遠しいです。
え?
フレ募?
みどり色のデスボをお聞きになりたい方はTwitterのDMでお待ちしております。
え?
誰も興味ないって?
誠にありがとうございました。



第94話 取り敢えず向かう

銀河連合国軍は完全に混乱状態だった。

 

 

突如出現した帝国軍艦隊ともう一機のデススターによって、連合国が支配していた戦場が一気にひっくり返ってしまった。

新デススターのスーパーレーザー砲によって、当初の攻撃目標だったデススターが破壊され、その強力な攻撃によって連合国の主力部隊は壊滅状態だ。

 

「ダメージ・コントロール! 状況を報告しろ! 残存部隊の掌握を急ぐんだ!」

 

ハリボテとは言え、デススターを囮に使うとはな。

爆発の衝撃波によって、アルテミスには緊急事態を知らせるアラートがけたたましく鳴り響いている。

しかし不幸中の幸いか、決定的な損傷は負っていないようだ。

俺は矢継ぎ早に各部署へ命令を飛ばす。

 

 

だが帝国が態勢の立て直しの時間をゆっくりと与えてくれるはずもない。

デススターの火砲から辛うじて逃れた前線の連合国艦隊に対して、帝国軍クルーザーは好機とばかりに攻撃を加えている。

その攻撃から逃れる術を持たない艦隊は、次々に火に包まれ轟沈していく。

 

連合国が甚大な損害を負っていく最中、突如新デススターはハイパースペースへとジャンプしていった。

撃つだけ撃って気が済んだってか?

クソッたれ!

 

だが強力な兵器を備えている分、使い勝手はそこまで良くないのが幸いした。

下手に撃つと自軍への被害を出す恐れもある。

まあ、そんなこと帝国が気にするとも思えないが・・・

それにこの状況では帝国のスター・デストロイヤーで戦力は十分だという事だろう。

最悪な事にその考えは正しいからな。

 

「アルテミスの損傷軽微、しかしデススター周辺にいた艦隊はほぼ壊滅状態です」

 

トルーパーからの報告が上がる。

これ以上、この場に残り続けても被害が拡大するだけだ。

撤退するしかない。

 

「ライズ、残存の部隊を掌握して撤退、生き残った部隊にも打電しろ。 とにかく準備が出来次第すぐにジャンプするんだ」

 

「? コマンダーどちらへ!?」

 

「艦隊へ向かう。 生き残りがいるかもしれない」

 

俺は彼にそう言い残すと、ハンガーへと走り出す。

ライズが何か言っていたが関係ない。

どうせまたいつもの小言だろう。

生きて帰ったらいくらでも聞いてやる。

 

それに未だ果敢に帝国に対して攻撃を行っている艦もいる。

見捨てられるもんか!

 

 

 

 

 

<ニュー級アタック・シャトル>

 

俺はARCSのメンバーと銀河を飛び回った懐かしのニュー級アタック・シャトルで宇宙に飛び出した。

あの頃は大変ではあったが何のしがらみも無く、アイツらとそれなりに楽しくやっていた。

今は遠い昔のように感じるが・・・。

 

それで—————

 

「—————どうしてお前がここにいるんだ?」

 

「マスターのいらっしゃる所が私の居場所です」

 

『何を当たり前のことを言っているんだ?』と言わんばかりの表情を浮かべた(?)顔を俺に向けてくるタティスさん。

いや、私が言いたいことはそういう事ではなくてですね?

って言うか、いつの間に船に乗っていたの?

俺がブリッジから飛び出した時にはまだその場にいましたよね?

貴女戦闘用じゃないですよね?

早すぎませんか?

 

「・・・どうなっても知らないぞ」

 

「ご心配なくマスター、マスターの安全は私が保証致します」

 

そういうと、タティスはどこからともなくDC-17ハンド・ブラスターを2丁取り出した。

そんなドヤ顔(?)でポーズを取られてもパパ困っちゃいますよ?

 

と、とにかく今はこんな事で時間を取られている場合じゃない。

1人でも多く救えれば良いのだが・・・

 

 

 

 

 

シャトルで目的地へと飛んでいると、後方から友軍のファイターが次々に飛来してくる。

あれは・・・第501大隊の連中だな。

あのアナキンが大人しくしている訳はないと思っていたよ。

だが正直この状況だと助かる。

 

俺たちは言葉を交わすことなく、自然と編隊を組む。

彼らと幾度となく共に戦ってきた故になせる業だ。

 

こうしている間にも帝国軍クルーザーは連合国のヴェネター級スター・デストロイヤーに強力な砲火を集中している。

何とか反撃している艦もあるが、墜とされるのも時間の問題だろう。

俺たちは前線に向かって全速力でファイターを飛ばす。

 

前線に近づくと各艦から脱出ポッドが次々に射出されていくのが見えるが、そのポッドに向かって帝国軍は無慈悲な攻撃を加えている。

 

俺たちは編隊を崩し、各方面に散らばって帝国軍への攻撃を開始した。

残骸が多く浮遊しており、動きが制限される状況では敵の攻撃に晒されやすいからな。

 

「タティス、周囲をスキャンして生命反応があるか調べてくれ!」

 

「はいマスター」

 

ヴェネター級にはもう少し耐えてもらうしかない。

ポッドには自衛の為の装置など皆無に等しいからな。

だが周りには両軍のファイターやクルーザーの残骸が大量に浮遊しており、高温の熱を放つものも多い。

生命反応を探ろうにも、それらが邪魔してまともにスキャンができない状況だ。

 

俺は操縦桿を握る手に力が入っている事に気が付き、深呼吸をする。

こんな状況、大したことはない。

これまでだって絶望的な状況も潜り抜けてきたんだからな。

浮遊物を避けながらシャトルを飛ばす。

 

 

しかし、いくら飛んでも生存反応のあるポッドを発見する事ができない。

その時、少し離れた空域で戦闘が始まる。

アナキン率いる第501大隊が帝国軍クルーザーへの攻撃を開始したようだ。

 

「! マスター、連合国の救難信号を受信。 4時の方向です」

 

タティスが示す方向は戦闘の真っ只中の宙域だ。

迷っている暇は無い。

俺はシャトルを旋回させ、スラスターを全開にする。

 

「タティス、攻撃は任せたぞ!」

 

「はい、マスター。 お任せください」

 

連合国のファイターに対抗する為、帝国もタイ・ファイターを出撃してきた。

高速で飛来するタイ・ファイターだが、一機のジェダイ・スターファイターによって次々に撃墜されている。

恐ろしい操縦技術だ・・・誰がとは言わないけど()

 

そのファイターは帝国の防御線を単機で突破し、あるヴェネター級へと近づいていく。

あれは・・・

 

「ネゴシエーターです。ケノービ将軍の旗艦ですね」

 

俺の考えを読んだかのようにタティスがそう答える。

 

「ああ、オビ=ワンを助けに行ったんだ」

 

彼にとってオビ=ワンは特別な存在だ。

それは今も昔も、これからも変わらない。

正史で暗黒面に落ちた時もそうだった。

 

無事でいれば良いんだが・・・

 

「俺たちもポッドを拾ったら援護に行くぞ」

 

「そう仰ると思っていました」

 

ドロイドが“思っていた”とは興味深いな。

そんな事を考えていると、タティスからジトォっとした視線を感じる。

俺はその視線に気が付かないフリをして、ポッドへとスラスターを吹かす。

彼女からの視線が強くなったのは無理も無いだろう。

 

って言うか、どうしてこちらに視線を固定したまま高速で飛ぶタイ・ファイターを正確に撃ち抜けるんだよ!?

トム・〇ルーズもびっくりなトップガンぶりだぜ・・・?

 

「マスター、今は救出に集中するべきでは?」

 

「・・・はい、すみません」

 

心を読まれている(定期)事にツッコミが追い付かない某コマンダーですが、タティスのおかげで無駄な力が抜けたようです。

俺はさっきよりも操縦に集中する事ができた事と、彼女の援護により脱出ポッドに辿り着く。

 

俺はシャトルを減速させ、そのタイミングでタティスがポッドに向かってアンカーを飛ばす。

そしてワイヤーで宙づり状態のままスラスターを全開にする。

のんびりとシャトルに人員を格納している暇は無いからな。

ポッド内の人には同情するが今は仕方ない。

後で謝るから許してね?

 

「タティス、ポッドを牽引しながらネゴシエーターに辿り着く可能性は?」

 

「本当にお聞きになりたいですか?」

 

「いや、聞いてみただけだ。 気にするな」

 

『マスターは構ってちゃんですね、そんな所も可愛く愛おしい・・・マスターは私の物(小声)』

 

って小声で言っているつもりかもしれないけど、聞こえてるからねタティスさん!?

俺は貞操の危機を感じながら、必死にシャトルを飛ばす。

 

冗談は置いておいて、この状況でネゴシエーターに辿り着くことが出来たら奇跡だな。

ポッドの奴らにも悪い事をした。

せっかく助ける事ができたのに、死期がほんの少し延びただけだ。

 

大量に浮遊する残骸を避けながらタイ・ファイターの追撃から何とか逃れられているが、ポッドを牽引していることもあり、シャトルの動きが大きく制限されてしまう。

下手な動きをすれば周囲の残骸に衝突したり、タイ・ファイターからの攻撃に晒されてしまうからだ。

 

『コマンダー、援護に入ります!』

 

その時、唐突に仲間からの通信が入る。

第501大隊の連中じゃないな。

視界に入って来たのはARC-170スターファイターだ。

あの機体は・・・

 

「オッド・ボールか!?」

 

彼はスクワッド7を率いる腕利きのクローン・コマンダーだ。

その洗練された操縦技術によって、機動性で劣るARC-170でタイ・ファイターを撃墜していく。

 

『ケノービ将軍はまだクルーザーに!』

 

「了解した。 必ず助け出す!」

 

オッド・ボールはその言葉を聞くと、スクワッド7を率いて俺たちを先に進めるためにタイ・ファイターの壁になる。

 

帝国からの追撃が無くなった俺たちは、最短距離でネゴシエーターに向かう。

他のクルーザーやトルーパー、ジェダイも助けられるなら全て助けたいが、俺にはそんな力は無いし、出来ると自惚れてもいない。

軍人としての優先順位を立て、ほんの少しの個人的感情で動かせてもらうだけだ。

 

ネゴシエーターが宙域から離脱しない所を見るとハイパードライブが故障していると考えて然るべきだろう。

この時点でネゴシエーターに残る全員を助け出すことなど出来ない。

その現実が重くのしかかるが、落ち込むのは後でいくらでもできる。

今はオビ=ワン達の救出が最優先だ。

 

 

 

その後、俺たちはネゴシエーターに辿り着き、ドッグに進入する。

先に辿り着いたアナキンのファイターもその場に確認できる。

ドッグに牽引してきた脱出ポッドを切り離して着陸態勢に入る。

 

帝国軍クルーザーの攻撃に船体が激しく揺れるが、連合国トルーパーとバトル・ドロイド達が果敢に応戦している事で、なんとか持ちこたえている。

俺はシャトルをドッグに降ろし、速やかに牽引してきた脱出ポッドへと走り出す。

 

「みんな無事か!?」

 

「うーむ・・・コマンダー・レイ、もう少し穏やかに操縦できないのかの? うん?」

 

そう言いながら、ゆっくりとシャトルから出てくる我が小さき緑色の友・・・

いや、別に友達じゃねーけどさ。

この爺さんしぶといなマジで。

 

「将軍! ご無事でしたか!」

 

俺はポーカーフェイスなのです。

どんなに心の中で不敬な事を思っていようとも決して表には出さないのです。

だって中身は日本人ですから。

皆さんもそうですよね?

・・・どうしてタティスさんは分かるのかね?

 

「うむ、お主のおかげじゃ。 ここはマスター・ケノービの船じゃの」

 

「はい、ですが助けられた命は少ない・・・それに時間も多くは残されていません」

 

「うむ、今は生き残った者を救う事が先決じゃの」

『オビ=ワンの船ってどうしてわかるの?』なんて野暮な事は聞かない。

どうせいつものフォースを感じるってやつだ。

だが良いことを聞いた。

まだオビ=ワンは生きているって事だ。

 

「スカイウォーカー将軍が先行しています。 ケノービ将軍が生きていられるのならまずはブリッジに向かおうと思います。 少なくても状況は掴めるはずです」

 

「うむ、ワシは脱出に備えるかの」

 

「お願い致します」

 

よし、脱出に関しては緑色のお爺ちゃんに丸投げして俺は自分の事に集中できるな。

 

「タティス、お前は将軍を手伝ってくれ」

 

「嫌です」

 

「よろしく頼むz・・・へ?」

 

「嫌と申しました」

 

なんでや!

どうして急にいう事聞いてくれなくなったの?

反抗期なの?

イヤイヤ期なの?

 

「・・・まあ良い、離れるなよ?」

 

「言われなくとも添い遂げるつもりです(小声)」

 

・・・へ?

 




はい、お疲れさまでした。

誤字・脱字は後程確認、修正させて頂きます(フラグ)
もう一つの投稿作品「かつて選ばれし者と呼ばれた騎士」も少しずつ書いているので、読んでくださっているコアな方はもう暫くお待ちください。
本当は一緒に更新したかったのですがゲーm・・・し、仕事が忙しくて無理でしたはいすみません。ゲームしてました。めっちゃやってます。DMZ楽しいです。皆さんもやりましょう(開き直り)

そ、それでは皆さん、また近いうちに・・・
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