自衛官だったけどクローンになったのでジェダイを救ってみた 作:みどり色
みどり色です。
いやーお待たせしました。
別にめちゃくちゃ忙しかった訳ではないのですが、更新遅くて申し訳ない。
話を更新してから、「あ、こうすればよかった」「あ、これはまだ早すぎた」と後悔しっぱなしで先を考えるのが大変です。
ホントに、誰のせいだよ全く。
はい、私のせいですごめんなさい。
毎回勢いとノリで書いているので後々後悔する事ばかりです()
誰か私を導いてぇぇぇぇぇ
俺とタティスはオビ=ワン救出の為に、艦のブリッジへと急いでいた。
まさかヨーダがポッドに乗っているとは驚いた。
だが、彼を救えたのは良かった。
これから先、ジェダイの運命がどうなって行くかは俺には分からないが、彼の知恵は何かと役に立つだろう。
知らんけど。
艦内ではトルーパーとバトル・ドロイドが慌ただしく動き回っていた。
その多くが避難を命じられているようだ。
「コマンダー!? 何故ここに!?」
撤退の指揮を執っていた第212アタック・バタリオン所属の中尉がヘルメットを脱いで俺に声を掛けてくる。
そもそも別動隊である俺がこの艦にいるのがおかしいもんな。
「お前たちの救出に来た。 ケノービ将軍はブリッジか?」
「イエッサー。 将軍は我々に退却を命じ、コマンダー・コーディーと共にブリッジに残られています。 我々もお供すると進言したのですが、生きることが最優先だと厳命されました」
「分かった、俺たちが将軍を救う」
俺はタティスを連れてその場を後にしようとするが中尉はそれを遮る。
彼が口を開かなくても言いたいことが分かった。
「危険だ。 それに兵の指揮を執る者が必要だろう」
「我々は誇りある兵士です。 士官がいなければ成り立たないような柔な部隊ではありません」
それは俺も良く知っている。
コーディー率いる第212アタック・バタリオン、そしてレックス率いる第501大隊とは数えきれない程の任務を共にして来た。
だが優秀な兵を無駄死にさせたくないというのが本音だ。
「・・・分かった、同行を許可する」
俺は中尉の目を見て、それ以上の事を言わなかった。
ヨーダが艦のドッグにいる事を伝えると、中尉は部下に脱出の手伝いをするように命じている。
ヨーダの指揮下に入れば、間違いはないだろう。
どうやら中尉に加えて、2人のトルーパーが同行してくれるようだ。
その時、艦にひと際大きい衝撃が加わる。
この艦は長くはもたないだろう。
俺達5人は急ぎブリッジへと向かう。
先程から艦内の様子がおかしい。
ブラスターの発砲音や、人の叫び声が聞こえる。
それにブリッジに辿り着くにはまだ距離がある。
ヴェネター級の全長は1キロ少しと、距離にすれば大したことは無いがランニングコースを1キロ走るのとは訳が違う。
様々な区画に分けられた艦内は、初見殺しと言っても過言ではないような構造をしている。
迷路と言って差し支えないだろう。
自衛隊時代に乗ったことのある航空機なんて大きくても30~40メートル程度だ。
自慢じゃないが、ヴェネター級を初めて見た時はその大きさに腰を抜かしたものだ。
文字通りな☆
あれからどうも腰の調子が・・・
んっん!!
と、とにかく何が言いたいかと言うと、ブリッジまで遠すぎるんだよバカぁぁぁぁ
お?
文句を言っていたら(?)ブリッジに続くエレベーターへの通路にぶつかる。
もうすぐだな。
そう考えながら通路を曲がると、バトル・ドロイドの部隊と遭遇する。
!?
って、あれは帝国のドロイドじゃないか!
俺達はすぐに武器を構えるが、既に戦闘態勢を整えていた奴らの方が動きは早い。
中尉に同行してきた2人のうちの1人が、帝国軍ドロイドの光弾の前に倒れる。
すぐに俺たちは通路を戻り、曲がり角へと身を投げる。
現在地はT字路になっており、俺たちは通路のI字の頭部分に身を隠している。
「どうして帝国軍が!?」
我が方の艦に敵部隊が侵入している事に驚きを隠せないトルーパー。
俺も正直驚いている。
そもそも沈みかけのこの艦に乗り込むメリットが思いつかない。
そんな面倒な事などしないで、一斉砲撃で沈めてしまえば良いのだ。
まだ抵抗している分、すぐに沈めるのが難しいのかもしれないがそれも時間の問題なのだ。
戦略的に見れば意味のない行動だ。
「先程の強い衝撃は敵部隊が侵入してきたことによるものだったようですね」
そう言うのは、ブラスターの安全装置を解除している中尉だ。
T字路の左右を確認すると、どちらからも帝国軍部隊が歩みを進めてくるのが確認できる。
「そのようだな。 どうして侵入してきたのかは分からないが、それは奴らに直接聞けば良いさ」
俺は腰に装着したEMPグレネードを取り出す。
装備しているバックパックを確認するが、最近は対人戦が増えていたこともあってドロイド用の装備が心もとない。
「ほら中尉、お前は右を頼む。 」
「イエッサー」
タイミングを合わせ、俺たちは同時にグレネードを投擲する。
下手にサーマル・デトネーターなんて使ってしまったら、艦に甚大な被害を与えてしまう。
ブラスター等で対処するしかない。
EMPグレネードの起動と同時に俺と中尉は敵部隊へと身を曝け出す。
タティスとトルーパーはカバーポジションからの援護だ。
狭い通路で味方同士の射線が被ってしまうのは仕方がない。
今は少しでも火力を集中したいからな。
帝国側のB-1バトル・ドロイドは、分離主義勢力が使用していた物と同型のようでブラスターによる1~2発の被弾で機能を停止していく。
俺が装備しているのは、クローン・コマンドーがよく用いるDC-17mブラスター・ライフルだ。
全長が短く取り回しに優れ、連射性能が高い近距離用のブラスター・ライフルで、今のような限定された空間で多くの敵に対応する際に真価を発揮する。
少なくない数のドロイドをスクラップにしているが、問題が発生した。
B-1の隊列の奥から、とてもドロイドの動きとは思えない個体が出現する。
コマンドー・ドロイドだ。
ブラスターを持つものや、バイブロソードを持つものなど選り取り見取りだ。
「くそっ!」
バイブロソードを装備した1体のコマンドー・ドロイドが、俺に向かって剣を振り下ろしてくる。
突如現れたその変則的な動きに反応が遅れる。
後方へと下がったが、胴体部分を切り付けられてしまった。
「置き土産だ。 どういたしまして!」
下がり際にEMPグレネードを投げつけ、前衛にいたバトル・ドロイド達は機能を停止する。
俺は敵から距離を取り、攻撃された箇所を確認すると胸の部分のアーマーが切り裂かれていた。
俺は既にベスカー製のアーマーを身に着けていない。
あと一瞬回避が遅れていたら無事では済まなかっただろう。
だがフェーズⅢのクローン・トルーパー・アーマーも大した防御性能だ。
避けたとはいえ、バイブロソードの直撃を食らっても貫通していないのだ。
性能を突き詰めた結果、製造コストが跳ね上がり全部隊にまで支給が追い付いていないのが玉に瑕だが・・・。
「マスター!」
「大丈夫だ、それよりも中尉を援護しろ!」
タティスが俺の無事を確認しているが、彼らの方が心配だ。
俺はすぐにブラスター・ライフルを構えて帝国へと攻撃を再開しようとした時、思いもよらない人物が現れる。
「攻撃やめ! その消耗品の欠陥クローンは私が直々に葬ってやる!」
その場に耳障りな声を響き渡らせたのは、ベサリスクの元ジェダイ・マスターであるポング・クレルだった。
コルサントの牢にぶち込まれていたが、他の罪人たちと脱獄していたのだ。
やはり帝国に合流していたんだな。
「これはこれはクレル大先生じゃないか。 最後に見た時は牢に捕らえられていたが・・・出所したのか?」
「ふんっ! 欠陥クローンが一端の口を利くじゃないか? 私の計画が狂ったのも元はと言えば貴様が惑星アンバラの作戦に介入してきた時からだ! 消耗品は消耗品らしく俺の為に命を捧げていれば良い物を・・・何がARCSトルーパーだ! ただのクローンに特別な指揮権が与えられているとは反吐が出る! 貴様は—————」
相変わらずよく口が回る奴だな。
俺はうるさいのが嫌いなんだよ。
そんなクレル大先生が非常にありがたい演説を披露してくれている所悪いが、俺たちには時間が無いんだ。
何故帝国がここにいるかと言うのは置いておいて、今はどうにか現状を突破する方法を考えなくてはいけない。
奴を観察すると、正史に登場する尋問官のような漆黒のアーマーを身に着けている。
そして奴の大柄な体格に合った、これまた大型のライトセーバーが二振り装備されているのも確認できる。
クレルは全く、これっぽっちも、再考の余地がない程に褒められた性格はしていないが、その実力は折り紙付きだ。
そのフォースも強大で、ヨーダすら予見できなかった“共和国の崩壊”という未来を見通していた。
味方にしておきたくはないが、敵にもしたくない。
一番質の悪い奴だ。
きっと友達はいないだろう。
え?
それは今関係ない?
はい、すみません。
と、とにかく何が言いたいかと言うと大ピンチって事だ。
アニー、ここに戻って来てぇぇぇ
はい、お疲れさまでした。
待ちに待った、みんな大好きクレル先生の再登場です。
嬉しいですか?
嬉しいですよね?
ありがとうございます。
画面が発するブルーライトを通して、皆さんの恍惚とした表情が見えます。
それではまた近・・・
あ、もう一つの作品「かつて選ばれし者と呼ばれた騎士」もよろしくお願いします。
何をと地狂ったのか、慣れない恋愛模様?なんて書いてしまってもうメンタルが・・・
どうしてこうなった()
そ、それではまた近いうちに・・・