殺戮のダンジョンマスター籠城記 ~ヒッキー美少女、ダンジョンマスターになってしまったので、引きこもり道を極める~   作:カゲムチャ(虎馬チキン)

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16 リフォーム

 ゴーレムメーカーは、万が一破壊されたら大変という事で、ボス部屋の奥に設置した。

 そしたら、コア部屋、兼、私の居住スペースである空間が手狭になったので、思いきってこっちもリフォーム。

 

 まず、ゴーレムメーカーを置く部屋(200DP)を増設。

 この部屋にはベルトコンベア(50DP)を設置し、岩の回収からゴーレムの生産、そのゴーレムを輸送機能で第二階層に送るところまで全自動にした。

 第二階層に収まらない程にゴーレムが増えてきたら、新たに格納庫的な物を造る予定だ。

 ちなみに、ゴーレムが何体が出来た段階で、採掘係は中年ゾンビからゴーレム達になった。

 

 あと、ゴーレムの素材となる岩石は第二階層の猛毒におかされているので、この部屋には入り口を作らずに密閉空間にした。

 いわゆる、壁の中にいる状態だ。

 そうじゃないと、居住スペースにまで毒が回ってきそうだったから。

 どうせ、この部屋の運営はダンジョンの機能だけでできるし、入り口がなくても問題はない。

 

 そして、ダンジョンへの進化記念という事で、自分へのご褒美を進呈。

 

 水源(500DP)と、火の魔石(200DP)を使って大浴場を建設した。

 部屋の代金とか改装費とかを込みで、合計1500DP。

 贅沢をしてしまった。

 

 更に、寝室も豪華に改造し、今までの布団を還元して立派なベッド(250DP)を出した。

 早速、ベッドにダイブ!

 

「ふぁああ」

 

 気持ち良い。

 このまま寝たい。

 と思ったけど、グッと堪えて、今度はリビングを作った。

 リビングはリビングでも、リビングアーマー先輩にあらず。

 そこは間違えないように。

 

 そのリビングなんだけど、ソファー(100DP)とテーブル(50DP)を出しただけでリビングっぽくなる不思議。

 あとはカーペット(30DP)を敷き、ゴーレム生産部屋以外の内装をフローリングに変え(400DP)、全ての部屋にLEDの如き明るい電気(全部で900DP)を付ける。

 そして、最後にリビングにダンジョンコアを置いて、これで完成。

 素敵空間の出来上がりだ!

 早速、お風呂にでも入って来よう。

 

 調子に乗って造った脱衣場で服を脱ぎ、シャワーで体を洗ってからお風呂に浸かる。

 

「あー……」

 

 気持ち良い……。

 溶ける……。

 今までの疲れが溶け出していくー……。

 

「幸せぇ」

 

 これだよ。

 これこそが、私の求めた引きこもり道の極みだよ。

 この生活を守る為に、これからも頑張ろう!

 改めてそう思えた。

 

 

 

 

 

 ◆◆◆

 

 

 

 

 

 そして、リフォームをした日は休日扱いとし、その翌日。

 私はリビングのソファーに座りながら、リビングアーマー先輩とボス部屋のトラップを操作し、中年ゾンビとの特訓を再開していた。

 ゴーレムの生産は自動化したし、ゴブリンどもはたまに外に出て食料を取って来るくらいで大した動きを見せないし、

 一応は急場でやる事もなくなったので、また特訓に戻ったという訳だ。

 

 ちなみに、ゴーレムのお値段100DPだけど、あれって素材から造る場合のお値段らしい。

 0から造ろうとすると、倍の200DPかかる。

 それは他の無生物系モンスターにも言える事で、リビングアーマー先輩も、鉄とかの素材から造れば2000DP。

 最初から鎧が用意できていれば1000DPで造れたみたい。

 勿体ない事しちゃったような気がするけど、リビングアーマー先輩を召喚した時は、そんな事を考える余裕も素材もなかったし、あんまり気にしない方がいいよね。

 

 あと、ゴーレムメーカーみたいな◯◯メーカーの類いは他にもあって、無生物系モンスターなら、大抵はメーカーで造れるっぽい。

 ただし、メーカーのお値段は、造るモンスターの素材ありきのお値段の100倍。

 ゴーレムメーカーなら、100DPの100倍で10000DP。

 リビングアーマーメーカーなら、1000DPの100倍で100000DPだ。

 こんなに高いんじゃ、さすがに、今のところゴーレムメーカー以外を購入する気にはならない。

 ゴーレムメーカーだって、岩じゃなくて鉄とか黒鉄とかのもっと良い素材を使えば、もっと強いゴーレムが造れるんだし、

 DP使うなら、そっち方面に使いたい。

 でも、魔法を使うゴーレムこと、ガーゴイルのメーカーくらいは近い内に造ってもいいかと思ってる。

 

 あと、DPに余裕ができたので、遂にリビングアーマー先輩の全身を黒鉄にした。

 元々、全身ブラックのカラーリングをしてたから見た目はあんまり変わらないけど、ステータスは大幅に上がったから万事オッケーだ。

 今後は更に高位の金属、ミスリルとかオリハルコンの入手を頑張ってみようと思う。

 それまでは、DP使って地道に強化だな。

 

 これからは、貯金に回す分以外のDPはリビングアーマー先輩の強化に使おうと思ってる。

 しばらくは第二階層のおかげで安泰だろうからね。

 その第二階層も、現在進行形でゴーレム達が採掘の為に広げてるし。

 手作業で広げると、階層拡張の為にDPを使わなくていいから、一石二鳥だ。

 まあ、迷路とかトラップとかを追加する時はDPがいるけど。

 

 で、全身黒鉄製になり、更にDPで強化されたリビングアーマー先輩の今の強さが、こちら。

 

ーーー

 

 リビングアーマー Lvーー

 

 HP 7500/7500

 MP 0/0

 

 攻撃 4200

 防御 10050

 魔力 0

 魔耐 10050

 速度 1800

 

 スキル

 

 なし

 

ーーー

 

 強い!

 強すぎる!

 圧倒的な強さ!

 これ、ゴブリンチャンピオンですらワンパンで倒せるんじゃない?

 しかも、防御と魔耐とか遂に一万の大台超えだし。

 私のMP並みじゃん。

 凄まじいわぁ。

 

 この鉄壁の守護神がいる限り、ウチのダンジョンは安泰だと思える。

 でも、これからも油断せずに強化を繰り返していこう。

 さしあたっては、やっぱり戦闘技術の向上が第一かな。

 よし!

 特訓、頑張ろう!

 おー!

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