デート・ア・ライブ 黒姫ofクレイジー   作:ゴア・マガラ好き

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モンハンが楽しいです。(3DSの民)


ライブ

美九のライブが終わり、次は私たちの番だ。

美九のライブに一つだけ言うのなら、楽しそうだな、と言っておこう。

 

「さてさて次は、来禅高校によるバンド演奏です!」

 

おっと、呼ばれてしまったか。

それではステージに上がらねばな。

 

「よしみんな、頑張るぞ!」

 

『おー!』

 

そう言い、全員で手を挙げる。

これが、青春というものか。

なるほどな。

私たちがステージに上がると、一気に歓声が起こる。

そして、私たちは演奏を始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さてさてー、三位は────」

 

結果発表の途中、私は変な感じがした。

何故なら、来禅高校が出店している「メイド喫茶 RAIZEN 」が、かなりの人気を誇っていたからだ。

美九は勝った気になっているが、本当にそうなるのだろうか。

私としては勝てばよいのだが、その結果、美九が何をするかわからない。

 

「二位は、あと一歩届かず!来禅高校!」

 

やはりこうなるか。

歌で素人がプロに勝てるなどありえない。

プロはプロで努力してその地位を獲たのだ。

素人が数日練習したところで、それは不可能な話だ。

私以外の四人は落ち込んでいる。

まさか忘れているのか?何も歌だけが武器じゃないということを。

 

「そして、やはり強かった!一位は王者・竜胆寺女学院です!」

 

そう発表された瞬間、美九が得意げな顔をして近づいてきた。

 

「どうですかぁ?これが私の力ですよ。士織さん?」

 

「くっ······」

 

はあ、見ておれんな。

切羽詰まって最後の可能性を忘れるとはな。

仕方ない、言ってやるか。

 

「士織に美九よ、まだ勝負はついておらん。言ってしまえば、次が本番だ」

 

「え······?」

 

「黒姫さん?何を言ってるんですかぁ?私はちゃーんと勝ちましたよぉ?」

 

「まさかお前ら全員が忘れっぽい性格だったとはな。私はびっくり仰天だ」

 

「だから何を言って───」

 

「そして第一位は、来禅高校です!」

 

「─────は?」

 

「こういうことだ。残念だが、私たちの勝ちだ」

 

私は驚いて固まっている美九にそう言ってやる。

これが、他人を崖から突き落として獲た勝利というものか。

勝利を確信している者の顔が驚きに染まるのは、なかなかの快感だ。

 

「そ、そんな······う、嘘です!」

 

「美九、現実を見ろ。確かに歌では敵わないだろう。だが、それ以外ならどうにでもなる。本気で勝ちたかったのなら、出店も畳ませれば良かっただろう」

 

それをされていれば、勝ち目などなかったな。

それをしなかったあたり、相当自信があったのだろう。

もしくはただの馬鹿か。

 

「わ、私は、勝ったんです······」

 

「確かに勝ったな。ただ、こちら側がそれを上回っただけだ」

 

私が言うと、美九は涙目になる。

 

「私が······負けるはずありませんッ!」

 

「······美九、これはみんなが頑張ってくれて······いや、絆で繋がっているから勝てたんだ。だから美九も────」

 

「絆?いい加減にしてください。そんなもの······私の前では無意味だって教えてあげますッ!────〈破軍歌姫(ガブリエル)〉!」

 

美九が言うと、美九の背後に大量のパイプが現れる。

そして美九の前には鍵盤が並んでいた。

 

「歌え、詠え、謳え────〈破軍歌姫(ガブリエエエエエエル)〉ッ!!」

 

おっと、天使を使うか。

私には効かぬだろうが、この場からは離れるとしよう。

私は素早くステージから下り、誰にも見つからない場所に隠れ、霊装を身に纏う。

 

「······む?空から何が来るな。この反応は────」

 

その瞬間、私は顔から表情を消した。

────つくづく不快にさせてくれるな。

エレンよ。

私は翼脚を広げて空を飛び、天井を突き破って外に出る。

そして、外にいるエレンに話しかける。

 

「おい。女」

 

「ッ!あなたは······〈アンノウン〉······」

 

「お前は私を不快にさせることしかできないのか?」

 

「······今はあなたに用はありません。邪魔をするというのなら、容赦はしません」

 

「お前が言うな。だが、私はお前に構ってやる義理もない。好きにしろ」

 

私が言うと、エレンは無言で会場の屋根を破壊して中に入る。

そして数分後、エレンは誰かを担いで建物から出ていった。

あれは······まさか。

 

「十香······?」

 

何故十香が連れていかれているのだ?

何故だ?

そもそもあいつはASTなのか?

装備が明らかに違うし、非常に癪に障るが、強いことには変わりない。

いや、違う。

あいつはASTじゃない。

あいつは、まさか────。

 

「DEM······か······?」

 

私がそう口に出した瞬間、頭に激痛が走る。

 

「う······ぐっ······」

 

私はDEMのことは名前と〈顕現装置(リアライザ)〉をASTに使わせている会社だということしか知らない。

だが、この「身体」が拒絶している。

本当に、何があったのだ。

私の「黒禍黒姫」に対する疑問は、どうしても増える一方だった。




今回も謎は増えただけでした()
次かその次辺りにずっと考えていたものが出せると思います。

最初から集会所のクエはかなりきついですね······。
それでも諦めませんよぉ!

バッドエンドとハッピーエンド、どちらを先にみたいですか?

  • バッドエンド
  • ハッピーエンド
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