デート・ア・ライブ 黒姫ofクレイジー   作:ゴア・マガラ好き

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何かあったようですよ。


黒姫の変化

最近体調が悪い。

士道くんと話して、頭が痛くなってからずっと。

日が経つにつれ、気持ち悪くなってくる。

みんなに心配させたくない。

だから学校には行っている。

だけど、それももう限界。

ベッドに横になったまま、身体は動かせなくなってしまった。

あ、学校に連絡してないな······しなくちゃいけないのに······。

 

【······ねぇ、大丈夫?】

 

どうしてだろう、幻聴が聞こえてきた。

 

【あ、幻聴って思ってる?そんなことないよ。顔を横に向けてみて】

 

······?なんだろう······。

私は言われたとおり、顔を横に向ける。

そこには、見覚えのあるノイズがいた。

 

「えっと······あなたは······」

 

【久しぶりだね、黒姫】

 

「あ······あなたは、あの時の······」

 

【そう、思い出してくれた?】

 

思い出した。

確か······あれ?どこであったんだっけ?

どんな人(?)だったかは覚えてるんだけど······。

 

【どこで会ったかは覚えてないよね?当たり前だよ。記憶が混乱してるからね】

 

「どういうことですか?」

 

【それはいつかわかるよ】

 

むぅ······何か訊いてもいつもそう言いますよね······。

 

【······ねぇ、覚えてる?君にあげた力】

 

「え······?なんのことですか?」

 

【······やっぱり、覚えてないんだね】

 

?何を言っているんだろう。

確かに私はこの人を知っているけど、何かを貰った記憶はない。

 

【家族のこと。覚えてる?】

 

「······覚えてますよ。今は知りませんが」

 

【じゃあ知りたい?】

 

「······どっちでもいいですよ」

 

【じゃあ簡単に教えてあげるよ。殺されたんだよ】

 

「······え?」

 

今、なんて言ったの?

 

【三人とも原因不明なんだって。でも傷があったから殺されたって結論になってるんだ】

 

「······そう、なんですね······」

 

嫌いな家族だったけど、いざ死んだって言われると、少しだけ悲しいな······。

 

【うん。でも、これでいいんでしょう?変な束縛から解放されて】

 

「······うん······」

 

お父さんは言った。

私は竜を降ろすことができるって。

意味がわからなかった。

色んな竜について書かれた本を読まされ、変なことを言わされて······でも、これで解放されたんだ。

 

【で、どうするの?これから。今の生活を続けるの?】

 

「······どうでしょう。このままだと、できるかわからないです······」

 

何故なら、もう身体は動かないからだ。

······でも、できることなら、このまま平穏な生活を続けたい。

 

【そんな君に、これを飲んでほしいんだ】

 

そう言い、ノイズが見せてきたのは白い錠剤。

 

「なんですか?それ」

 

【君の体調がとても良くなる薬だよ。はい、あーん】

 

そう言われ、私は口を開ける。

口の中に錠剤を入れられ、水を流し込まれる。

すると、少しだけ気分が良くなった。

というか、すっかり元気になった。

 

【どう?元気になったでしょう?】

 

「うん······本当に何なんですか?これ」

 

【今は秘密。でも、今の君はこれを飲み続けないとさっきみたいになっちゃうんだ。だから、一日一回、一錠だけ飲めばいいよ】

 

またはぐらかされた気がする······でも、本当に心配してくれてるんだな······。

こんな薬までくれて、感謝しきれない。

 

【あ、でも今日は休んだ方がいいよ。いま動きまわると、またさっきみたいになるからね】

 

「わかりました。でもどうしましょう。一応連絡しておきましょうか?」

 

【それでもいいんじゃないかな?】

 

「ならそうしておきます」

 

私はそう言い、学校に連絡する。

電話にはタマちゃん先生が出てきて、体調が悪いということを伝え、休みにしてもらった。

 

「これで大丈夫かな······あれ?」

 

あの人がいない。

どこに行ったんだろう。

机の上に薬と手紙が置かれている。

手紙には、『私のことは誰にも言わないでね』と書かれていた。

ノイズの知り合いがいるなんて誰も信じないだろうし、言うつもりもない。

でも、あの人は本当になんなんだろう。

突然現れては突然消えて······本当に不思議な人。

でも、いつかまたお話したいな。

お話していると、少しだけ気が腫れるから。




ちらりと見える黒禍家の闇。
一体あの人と黒姫にどんな関係が······。
そして黒姫は一体······。

バッドエンドとハッピーエンド、どちらを先にみたいですか?

  • バッドエンド
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