デート・ア・ライブ 黒姫ofクレイジー 作:ゴア・マガラ好き
私は何?
それは小学生の時から考えてた。
一番身近な人からは、変なことを言われ、学校では相手にされない。
私は自分がわからなかった。
家族から言われてたことは絶対に違う。
でも、それ以外の場所で私を形作ってくれるものがなかった。
だから私は、あの人に会えてしまったのだろう。
あの人に出会って、私は少しだけ変われた。
だって、
あの人に出会って、私は────
休みの日。
私は街を歩いていた。
よく考えてみれば、街をよく見たことはない。
この機会に、色んな場所に行こうと思っている。
例えば······どうしよう······どこに行こうかな······
歩くだけでもいいかな······
結局、ただの散歩にすることにした。
その時、頭の中に声が響いた。
『────お前は、何者だ?』
「えっ······」
私は思わず、小さく声を漏らす。
この声は、私も全く同じ······
でも、どこか違う。
『ああ、確かに違うな。私はお前のような人間とは全く違う』
どういう、こと?
意味がわからない。
『そのままの意味だ。私はお前を調べてたのだが······何故か、お前が私の身体に入ってきた。あのノイズはなんだ?お前はなんで────いた?』
一部だけ聞き取れなかったが、結局何が言いたいのかわからない。
『ふむ。フィルターがかけられているのか。私は────だ。わかるか?』
······わからない。
何が言いたいの?
『やはりダメか。では、できるだけ言葉を選んで話すとするか』
······何を?
『まず言おう。お前は普通の人間じゃない』
え?
『ああ、お前の家族が言っているようなことではない。それだけは覚えておいてくれ』
······そう。
だとしても何?結局なんなの?
『私が何か、か。それはさっき言ったのだが、フィルターに邪魔されてしまった』
そのフィルターって何······
『お前の頭が受け付けない言葉を自動的に聞こえなくするものだ。ま、確かに私はお前が大嫌いなものだな』
······そうなんだ。
話したいことがあるんじゃないの?
『ああ。今話してやるさ。今のお前はかなり不安定だ。お前が飲んでる薬で安定してはいるが、薬が酷い。どうせこれもフィルターをかけられるだろうから言わないがな』
そう······でも、話したいことってそれだけ?
『そんなことあるわけないだろう?正直これはかなり疲れるんだ。さて次の話といこう。次の話というのは、お前が精霊というものということだ』
精霊······?何それ······
『精霊というのはだな······ま、シドウ辺りに訊いてくれ。間違っても折紙には訊くなよ?』
······わかった。
でもその後どうすれば?
『その後はシドウが率先してくれるだろう。キスされるだろうし、覚悟はしておけよ』
な······っ!き、ききき、キス!?
私の顔が熱くなる。
な、なんで、そんな話に!?
『それは知らんでいい。されるままにされておけ』
え、えぇ······何よ、それ······
『······さすがにきつい。また回復するか全部終わったあとに出てくる』
な、えっ、ちょっと待って!
······聴こえない。
······本当にどうすれば······
とりあえず明日。
明日、話してみよう。
そうすれば、わかるかもしれないから······
さて、これでいいだろう。
私が身体の主導権を奪われ取り返せないとは······
たった数分の会話にこれほどまでに消耗するとはな。
やれやれ、次話せるのはいつになるやら······
さてさて、ここから始まっていきますよ!
バッドエンドとハッピーエンド、どちらを先にみたいですか?
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バッドエンド
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ハッピーエンド