デート・ア・ライブ 黒姫ofクレイジー 作:ゴア・マガラ好き
帰ってきた。
私は力を手に入れて。
今の私なら、何かきっかけがあるだけで龍に到達できるだろう。
······取られた霊力を取り戻すのが先だろうが······これがわからない。
だが何故かシドウと繋がっているような感覚がある。
これが何かのヒントになるような気がする。
······まあいい、久しぶりに身体を動かす故、訛っていないか確認したい。
そろそろ夜か。
······久しぶりに暴れるか。
私はそう考え、霊装を身に纏う。
「〈
そして私は上空でできるだけ小さい空間震を起こす。
するとサイレンが鳴り響く。
「さてさて······私がいなかった数日の間にどのように変わったか······楽しませてくれよ」
私はそう呟き空を飛ぶ。
久しぶりに飛ぶ空ばいいものだな。
歌でも歌いたい気分だ。
そんなことを考えながら飛んでいると、後ろから誰かが近づいてくる気配を感じた。
その誰かは私に剣で攻撃してくる。
それを私は避ける。
そして私は攻撃してきた誰か······折紙の方を向く。
「久しぶりだな、折紙。他の奴らはどうした?」
「············」
私の問いに何も返さない。
ふむ、前はもう少し会話もしてくれていたはずなのだが。
まあいいか。
「たった数日の間いなかっただけだが、どのように変わったか見せてもらうぞ」
私は言い、双剣を構える。
それを見た折紙は私に斬りかかって来るが、それを受け止め弾く。
「ふむ、少しだけ重くなったか?この調子で精進すればいい」
「······あなたに言われる筋合いはない」
「ははは、確かにその通りだ。それと、やっと会話してくれる気になったか。仲間はどこに行った?」
「······話す必要はない」
「······そうか、それでは探すとするか」
私は言い、鱗粉を辺りに散らす。
······ほう、ちょうど私とタイミングが重なった精霊がいたのか。
いくら折紙が強いとはいえ、私相手に一人とは。
せめて平等に分ければ良いものを。
「理解した。酷いものだな。お前の実力を過信しすぎた編成だ」
「······これでいい」
折紙は言い、少しの間何も言わずしばらくすると「わかった」と言った。
「連絡でも来たか?」
「······次は殺す」
折紙は言い、そのままどこかに飛んでいった。
······はぁ、結局リハビリにはならなかったか。
······そういえば、黒姫から答えを聞くのを忘れていた。
確認しに行くか。
どうせあいつができるだろう。
私はそう考え、鱗粉をできるだけ広範囲に散らす。
そして探していたものを見つけ、そこに向かって飛んでいった。
······やはりいたな、時崎狂三。
私は狂三の目の前に降りる。
「久しぶりだな、元気か?」
「ッ!あなたは······なんの用ですの?」
「そう警戒するな。話をする前に一つ、確認したいことがある。お前は本物か?」
「······教える必要はありませんわ」
「そうか······じゃあ殺して確認するか」
私はそう言い、翼脚を広げる。
「······なんの用ですの?」
そうした瞬間、影から狂三が現れる。
「本物か?」
「ええ、確かにわたくしは本物です。······下がっていなさい『わたくし』」
「······わかりましたわ、『わたくし』」
最初に見つけた狂三はそう言うと、影に入った。
「さて、早速だが要件を話そう。過去に私を飛ばせ」
「!······どうして、あなたが〈
「できるのだな?ではやれ」
「······何故、過去に行きたいんですの?」
「何、答え合わせだ」
私が言うと、狂三は困惑しているような顔をする。
「意味がわかりませんわ」
「だろうな。私の個人的なことだ」
「······そもそも、わたくしがあなたに従う理由がありませんわ」
「次は本当に苗床にしてやる、と言ってもか?」
私が言うと、狂三の顔が目に見えて強ばる。
苗床ななったする、という意味はわかっていないだろうが、前のようにされるということはわかっているのだろう。
「脅し、ということですのね······」
「ああ。どうだ?やってくれるか?」
そう言うと、狂三はしばらく悩み、ため息を吐いて答える。
「仕方ありませんわ。ただし、過去に戻る為の霊力はあなたの霊力を使用させていただきますわ」
「うむ、構わん」
「それで、いつ、どこに戻るんですの?」
「少し待て、思い出す···········そうだ、八か月と三日前の午後六時だ」
「細かい時間までよく覚えてますわね」
「まぁな。それではやってくれ」
「わかりましたわ。〈
狂三の手に二丁の銃、背後に時計が現れ、時計のⅩⅡの字が銃に吸い込まれた。
次に狂三は私に銃を向ける。
「では、いきますわ」
「ああ、こい」
私が言うと、狂三は引き金を引く。
放たれた銃弾は私に触れると────
目を開くと景色が変わっていた。
いや、雰囲気が変わっていた。
戻ったのか?
······では、早く見に行くとするか。
私は翼脚を広げ、目的地に向かった。
山中の家。
そこには四人家族の一家が暮らしていた。
しかし、普通の一家ではない。
町の住民からは厄介者扱いされている。
理由はただ一つ。
その一家が怪しい宗教一家だったからだ。
父親と母親、そして長男は毎日毎日勧誘を続けている。
長女は無口で表情もない。
それらが原因で、家族全員が迫害されている。
それを気にしている者などその一家にはいない······いや、長女だけは嫌だった。
ただ普通に生きたいのに。
ただみんなと話したいのに。
なのに家族の評判がそれを邪魔する。
彼女が家族と信仰の対象を恨むのも、無理はない話だった。
そんなある時、彼女が森を歩いていると、目の前に何かが現れた。
彼女は驚いたが、次の瞬間に何かは言った。
────全てを変えたいかい?と。
彼女はそれを聞くと、小さく頷いた。
すると何かは彼女に結晶のようなものを差し出した。
白と黒が混じりあっている途中のような色をしているそれに、彼女は触れた。
その瞬間、彼女の服装は変わった。
彼女は驚いたが、何かは言う。
────変えてきなよ、その力で と。
彼女は変わった姿のまま家の前にいた。
何も言わずに中に入ると、そこには彼女の弟である長男がいた。
「おかえり、姉様。······どうしたのですか?その服装は」
長男は言うが、彼女は何も言わずに翼脚の爪で長男を引っ掻いた。
「がぁぁぁぁッ!い、痛いぃ······!姉様ぁ······!何をぉ······!」
「なんだ今の声は!」
声を聞いて来たであろう父親と母親にも、長男と同じように引っ掻く。
「ぐあ······ッ!み、巫女よ······何故、こんなことを······」
「あぁ······どうして、こんな······」
全員何か言っているが、彼女の耳に届くことはなかった。
しばらくは何か言っていたが、少しすれば何も言わなくなった。
彼女は思う。
これで普通の生活ができる と。
しかし、すぐにその考えは消えた。
今までの評判が消えるわけがないし、それなら変わらないのでは?と。
彼女はその場に座り込んだ。
そして生きる気力を失った。
だから力を使い切るように振り撒いた。
そして彼女は、目を閉じた。
「······ただいま」
最後に呟き、笑みを浮かべたまま動かなくなった。
「なるほど、そういう事か」
私は振り撒かれた鱗粉を見ながら呟く。
鱗粉は全て森にいた獣に感染したようだ。
そこから私と同じ気配がする。
なるほど、こうやって私たちは生まれたのか。
本人が意図して行っていなかった、という点を除けば、私の推理は当たっていたということだ。
『答え合わせとやらは済みまして?』
私が考えていると、突然狂三の声が聴こえてきた。
「狂三か。ああ、十分なほどにな」
『そうですのね。そろそろ時間切れですわ』
「わかった」
私が答えると、狂三の声は聴こえなくなった。
······龍には確かに近づいている。
だが何故だ?何故龍に至ることができない?
やはり好敵手とぶつからないことには先に進めぬのだろうか。
好敵手といえる存在、か。
折紙はそれに近いといえる が、足りない。
何かわからないが、たりない。
······いや、いい。
このまま時が経てば、折紙は私と渡り合える強さにはなるだろう。
そんなことを考えていた時、景色が変わった。
「······戻った、か」
「おかえりなさいまし」
「感謝するぞ、狂三」
「いえいえ、苗床にされるのは嫌ですもの」
逆になりたい者などいるのだろうか。
そう考えた時、ある気配が近づいてきた。
「······精霊が近づいてきたか。これで失礼させてもらおう。さらばだ」
私はそう言うと、翼脚を広げて気配の方まで飛んでいった。
やっぱりモンハンって楽しいですね。
レア素材に悩まされ、何とか入手して手に入れる武器、防具は本当に嬉しいです。
そういえば最近気がついたのですが、混沌ゴアの操虫棍を強化せずに使っていたという······
しかし、今日完成した装備でゴアもシャガルもボコボコにしてやります。
······ミズハじゃないですよ?
バッドエンドとハッピーエンド、どちらを先にみたいですか?
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バッドエンド
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ハッピーエンド