俺のネギま!   作:ばうえもん

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プロローグ「彼は非・炉(ヒーロー)
先輩と俺


若しくはありがちなプロローグ


 

…先輩、好きです。付き合って下さい!!」

 

中学2年の終わり頃の事だ、中学卒業を控えた部活の先輩に告白した俺はまるで相手にされなかった。

今なら理由も分かるのだが当時の俺は彼女の事情を知らなかったので失意と共に部活も辞めてしまった。まあ彼女に一目惚れして入部したという不純な動機がミエミエだったらしく特に引き止められる事もなかったのが更に堪えたものだ。結構貢献してたと思うんだがなあ。

 

そして3年生へと進級直後に俺は目を疑う光景を見て反射的に動いてしまった。未だ癒えない失恋のショックから迂闊な行動を取ってしまったのだ。

いやだって卒業したハズの先輩が違う中学で真新しい制服を着てピッカピカの一年生やってんのよ!!

 

「えっ? 先輩それ中学の制服ですよね????」

 

「何だお前は?」

 

「ちょっ!?

 こっぴどく振ったあげく覚えて無いとか酷くないですか!!」

 

正直この人明らかに何か有るってわかってたのに一目惚れした俺は告白してしまった。仮に付き合う事になったら自動的にそっちの事情に巻き込まれて必然的に俺の秘密もバレるのにだ。

幸いと言うには辛いものがあるが振られたお陰で俺の秘密も隠し通せたものを、再会した先輩の態度から食い下がってしまった俺は先輩の事をしっかりと認識できた事で認識阻害に抵抗した事実に気付かれて盛大に墓穴を掘ったわけだ。

 

いやだって俺の為に知らない振りしてくれたわけでなくて、本気でわかってなかったんだよ!!

彼女の周辺に居た関係者から説明されてもそんな事も有ったなといった感じで本気で忘れられていたのだ。最初は彼女に好き好んで近付く奴など何か企んでいるに違い無いと怪しんでいた典型的な正義タイプの関係者が最後には憐れんで同情からクラスメイトを紹介しましょうかと言い出す始末だからな!!

 

 

そうして今まで学園に隠し通してきた俺の秘密が知られる事になってしまったのが全ての始まりだ。

 

その翌年、高校1年の秋の事だ。とある事情から9歳の少女と従者契約を結んだのだが、その結果翌年の春先に先輩と敵対する羽目になった。なんでやねん!

この時点で関係者になっていた俺の方も退けない理由が有ったので本気で戦ったのだが、相変わらず俺の事など眼中にないようで全く覚えていなかったので少し凹んだのであった。

 

ただアレだ、当事者である俺の契約相手のご主人様と先輩はマジで殺し合いの一歩手前で、俺の方も「不死者だろうが問題無い、陰陽師の舐めんな!!」と本気で封殺しようとしたのだが……

 

件の振られ事件のせいで周囲は自分に熱を上げていたハズの俺が違う女(契約主)に乗り換えたのが面白く無い先輩が新たな女(契約主)に絡んだ痴話喧嘩程度の認識で本気にしてないの!!

俺にクラスメイト紹介しようとした奴もご主人様を見て

「そうですか、通りで同年代の紹介を遠慮したわけですね。いえ、数年もすれば解決する問題ですから私は応援いたしますわよ」と何やら納得顔で頷くから勘違いが加速して行く。クネクネすんなご主人

 

そんな俺とご主人様の日常が始まります!!

 

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