俺のネギま! 作:ばうえもん
学園長や裏の関係者の方々と話をした結果この世界の事がわかった。高位魔法使いと言う名前のマップ兵器が横行する危険なネギ魔(うろ覚え)の世界だったのだ!!
いやね、正直に言うけど俺って文珠っていうチートの代名詞を使用可能なんで何だかんだでいざって時は華麗に無双出来るって思ってたんだけど……
原作未読なんで飽くまで二次の知識だけど絶対零度で湖凍らせる先輩の火力って控え目に言っても頭おかしいと思う。俺だって文珠使えば絶対零度出せるよ。ただ範囲はせいぜい畳二枚ってところで、その文珠も造るのに三日は掛かる。なのに先輩は絶対零度の範囲呪文連続で何発打てるか知らんけど絶対一発じゃない。しかも魔法使いの魔力って一晩寝たら回復するんだぜ。もう一度言うが俺は文珠一個に三日は掛かるのにだ。アイツらコスパも段違いなんだよ!!
そんでもって、それより劣る魔法学校卒業したぺーぺー主人公でも水平に竜巻放って射線上の式神数十鬼薙ぎ払うとかやっぱりパワーバランスが可笑しい。てめえ式神の維持コストどんだけ重いか知ってんのか!!それをあっさりと蹂躙とか魔法使い怖い。
クロス物でYOKOSHIMAが文珠でTUEEEEEしてるけど、いざその立場になってみると魔法使いを相手に俺TUEEEEEとか絶対無理。魔法使い怖い
……チートってなんだっけ?
しかしなんだ、俺の事を話す前に晴らしておきたい疑問もある。それはタカハタ先生のこちらを見る目だ。
この人と接点無いハズだが妙に当たりが強いというか嫌われている。視線に混ざる見下し?侮蔑?とにかくそんな目で見られる覚えは無い。
あるいは先輩に対して何か特別な感情(淫行教師疑惑)を持っているのだろうか?
「という訳で言いたいことがあるのならばはっきりとお願いします。俺が無自覚にそちらの業界のタブーを犯しているのかもしれませんし」
俺が問いかけるとバツが悪そうに謝る学園長とタカハタ先生
「ふぅむ、あの母にしてといったところかの。タブーでは無いがこちらの一方的な理由で不快にさせたのは済まんのぉ」
「申し訳ない、個人的に思うところがある人物に余りにもそっくりなもので態度に出てしまったようだ。不快にさせて済まない」
一見謝ってるようでもその態度については反省していない気がするんだがなんなの?
俺にそっくりなソイツって何しやがったんだ?
ふんふん、タカハタ先生は20年前に魔法世界であった大戦の英雄の仲間だった?は~、人に歴史有りっすね。そんで?
突然、叫び声とともに天から降ってきた男を赤毛の英雄と筋肉英雄が気に入ってメンバーに加わった!? あっ…(察し)
普段は女性を見つける度にナンパを繰り返す変質者。
戦闘時は安全地帯で気の抜ける様な応援や野次を飛ばす道化師。
英雄の恥部、金魚のフン、あいつなんで居るの?と業界で悪い意味で有名な
それって横島忠夫本人じゃねーか!!
いや厳密にはGS原作世界ではないので本人ではないが…むしろもっとヤバイ存在になってる可能性ががが
"
魔法世界の人間どもも少しは考えろよ、本当に無能なら戦争中の前線で生き残れるわけないだろ!!(初期の横島の生き汚さなら無能でも生き延びそうだが、わざわざ男所帯に同行して前線に居るとは思えない)
実力隠しとか人間不信の可能性有りだろ、スレ島か!人間に裏切られてGS世界から追放されたスレ島さんなのか!!
人間に絶望しているパターンだとたとえ
頼むから転移事故とかで原作時間軸の延長線から偶然来訪した穏便なタイプであってくれ!!
「なんとも言えない表情じゃの、重ね重ね不快な思いをさせて済まんの」
「本当に申し訳ない。当時間近で見ていたものだからつい」
違うんです!!
言いたいけどややこしくなりそうだから言えないけど、呆れとは違う意味で絶句しているんです。具体的には関わりたく無いんです!!
「それで、その俺と同姓同名な人はどうなりましたか?」
これが一番大事な事だ。どうか本来の居場所へ帰還していてくれよな
「それがある日突然行方不明になったんだよ。数日居なくなる事はよくあったから気にしてなかったけどいつの間にか消えていたんだ」
「ただ今にして思えば僕と師匠が別行動していた時期に何か大きな戦闘が起きたようでその時にはぐれたか何かあったのかもしれない」
暗に死亡したのかもしれないと言っているが絶対違うよね、むしろ仲違いして英雄相手に一戦交えた挙句に別れたと言われた方が納得なんだけど
その後20年音信不通ならば大丈夫なのか?
「ありがとうございました。納得したわけではありませんが(その後の行方について)考えても仕方が無い問題なのでここまでにしておきます」
「そうしてくれるかい。僕の方も気を付けるから」
それって態度に出さないだけって意味で言ってそうなんだけど、魔法世界の住人って選民思想なんか?
「それでは俺の方の話ですね。出来れば途中で遮らずに最後まで聞いて下さい」
そう言って今度は俺の情報を開示するのだった
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一通りこちらの事情を話し終わったところで眼鏡を外してただのデスになったタカハタ教諭が目頭を押さえて溜息一つ
「三年に進級したんだから中二病は卒業した方がいいと思うよ」
デスヨネー
自分でも他人が転生とか言い出したら同じような反応する。だから言いたくなかった!!
だが何か思い当たる事があるのか学園長の反応は少し違った。ひょっとして前例があるのだろうか?
「それを証明できるのかの」
「無理ですね。自分で言うのもなんですが洗脳か何かでそう信じ込まされているって方がまだ信憑性がありますね」
「じゃが本来なら君が知り得ない事柄が幾つかあった。西でも余り知られていない古い記録じゃ。勿論君が言う通り西でそれを知り得る誰かが仕込んだ偽の記憶という可能性も有る」
先程話しながら即興で書いた古い形式の霊符が効いたようだ。あと京都近辺の高位妖怪等の封印の情報とかも渡したところ幾つかが秘匿されている封印とドンピシャだったから残りも確認するそうだ。意外とフットワーク軽いな
「そうですよ、それならば説明も付く」
「高畑君、確かに説明は付くがわざわざそれを行う理由がない。手の者を送り込むにしてももう少し説得力がある欺瞞をするじゃろうな」
「それは……そうですが。だからと言ってとても信じられる話では」
「それが実は少し心当たりが有っての、横嶋君に関する情報を提供してくれた御仁から別人の話じゃが前世の記憶持ちという同様の事例を聞いている」
まさかもう一人の転生者!?
これは調子に乗らなくて正解だったかもしれん
「真偽の程も確認する方法は考えてあるからの。先ずは報告…「っ!? 特殊干渉かっ!!」
自身の力でレジスト出来ない干渉系やそもそもノウハウが無くて防げない類の特殊攻撃に対するお守り替わりの文珠が反応して何かを弾いたっ!!
話を聞いている途中だが思わず声を上げ咄嗟に立ち上がった俺は文珠の反応した方向に向き直…くそっ、アクティブ系の警戒は逆に能力が露見する恐れがあるから今までパッシブ主体の警戒しかしてなかったのが癖になっている。正体バレたんだから最低限の警戒はしておくべきだった。霊視すりゃ一発だ!!部屋の隅に魔法で隠れている奴が居た
立ち上がると同時に咄嗟に左手にサイキックソーサー、右手に霊波刀を展開した俺に反応したデス眼鏡が迎撃態勢を取ろうとしたようだが、俺の視線が明後日を向いて居るのに気付き警戒をそちらに向けたようだ。つまりデス眼鏡はグルでは無い。学園長は……無反応、クロかっ!!
「その物騒な光を消してくれませんか。以前タダオの不興を買って滅ぼされそうになった時の事を思い出しますので」
空間が揺らいで姿を現したのはローブ姿の優男だった。デス眼鏡は動揺?つまりここに居るのが意外な人物なのか?
しかし、コイツ人の形をしているが……人じゃ無いナニかだ。霊波刀を見て滅ぼされそうと言うからには……まて、今コイツなんて言った。タダオ?滅ぼされる?
コイツは横島忠夫の事を知っているのか?
その霊能力を含めて……