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9.99999999……
「……此処は、何処だ?」
何もない、何も無い空間。 一度シュタインズゲート世界線から離れた時は秋葉原があったが、ここは何も無い、誰もいない。
「……とりあえず、歩いてみるか。」
本当に何も無いのか確かめてやる……!!
9.99999998……
結論から言えば、 ここは本当に何もない空間みたいだ。 走っても、走っても、先は見えないし、何か人の気配があるとも感じられる事も無かった。 ここは本当に何処なんだ?
「……食べ物も飲み物もない。 このままでは餓死。 まっしぐらだな…… ……時間も正常には動いてないみたいだ。」
携帯を確認したところ。 12時から時間が高速に動いている。 最早目に捕らえる事を不可能であると俺でも分かるぐらいに。
「何かしてないと気が狂いそうだ。……ペンは。」
普段は何も入れてない白衣にズボン。 そこのポケットを弄ると、ペン、紙、モバイルバッテリー(ダル製)が入っていた。
「……何故モバイルバッテリーがあるのだ? 明らかに要らないよな? 俺はまだ世間で騒いでいるぅあーいふぉん……なんて、持ってないしな。 とりあえず、ペンがあった事ラッキーだった。 これで目印を付けられる。」
まず、自分が立っている位置に、鳳凰院凶真と書いておくことにする。
「では、また歩くとしょう。 健闘を祈っていてくれ。エル・プサイ・あっコングルゥ……」
○○○
9.99999997……
……どういう事だ?
「……何故、この文字がある? 」
俺が驚いている理由は、 先ほど、進んできた地面とは別に書いたはずの鳳凰院凶真の文字が同じように書いて置かれていたからだ。
「……ここは俺以外の鳳凰院凶真がいるというのか? ……ありえん。 一般人はこの名前は教えてないし、紅莉栖が自分から名乗るとは思えん。 ダルやまゆりはそもそも言わない。 ルカもフェイリスも萌香も天王寺さんや小動物もそれを書くとは思えない……」
今、俺の中で嫌な理論が構築されている。 考えたくもない事実が頭の中で出てきた。
「……ここに紙とこの何故か持っていたモバイルバッテリーを置いて行こう。 もし、次にここに来たときに、何もなければ、俺の頭の中にある理論は否定できる筈だ。」
俺はそう言い、今度は後ろに走ることにした。 頼む。俺の理論が外れていてくれ……!!
9.99999989……
「……マジかよ、 そんなの無いだろう……!!」
俺の予想は悪い方に的中した。 つまり、 この空間はループをしているという結論に至った、しかも、この空間に何も無いところから、 シュタインズゲート世界線からずれてしまった時は秋葉原が背景にあったから何とか正気を保てたが…… ここは、何も、
「……メールを使うか? ……けど、 Dメールや電子レンジ(仮)はないし、そもそも、そんなことは俺が許さない…… …… あまり期待出来ないが、 試してみよう……」
そう言い、俺は携帯を置いて、 先程文字を書いた地面の横に正の字を書き、今度は南に歩いてみる。 落ち着け、俺は鳳凰院凶真…… あの夏を乗り越えられた…… だから、平気……だ。
9.99999983………
「……ダメ……か。」
南に歩いていたと言うのに、 また
だが、今回は突発的だった。 それに加えて、 このメールを打った奴の事もわからない為、対策しようがない……
「……でも、 止まっていたら気が狂う…… だから、歩き続けないといけない…… 俺は、ここで、死ぬわけには……」
9.99999979……
9.99999870……
9. 99994310……
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9.00000000……
「……ここは? ここは何処だ? こんな綺麗な場所、さっきまでは無かった筈……」
そこにあるのは、星の様な綺麗な空間で、今まで見たことのない空間に辿り着いた。 ……だけど、 俺は、疲れた。歩き疲れた……
眠い、今まで歩いて疲れたって感情は無かったのに……な。
***
「おい! あんた! なんてところで寝てるんだよ!」
「……んあ?」
「起きた! こんなところで寝ているから驚いたぞ?」
「……お前の名前は?」
俺が目に入ったのは、短足短髪で、何処かで人を殺していそうな三白眼、オレンジと黒が目立つジャージを着ている少年が目の前に現れた。
「……こんな状況で自己紹介するのもアレだが、 やるしかねぇよな。 アレを。」
「あれ?」
「俺の名前は、