こんにちは。最近ぎっくり腰をやらかして腰痛に悩まされてるレリです。
いつの間にか大晦日ですね。大晦日って感覚全然無いんですよね。なんでだ?
そんなことより、今年最後の投稿です。来年もこの作品『蒼焔のリリィ』と私ことレリをどうぞよろしくお願いします!
短編、始まります。
「くしゅ!」
「大丈夫か?夢結。ほらこれ羽織っとけ」
煌めく星空と、見事な月明かりが照らす百合ヶ丘近辺にある浜辺。そこに二つの人影が。
「それにしても、ルド女に派遣されてるのに勝手に百合ヶ丘に帰ってきてよかったのかしら」
「別に問題ないだろ。すぐに戻ればいいんだし」
「そういう問題じゃ…………はぁ。まあ、いいわ」
焔と夢結の二人である。二人は一柳隊としてルド女に派遣されてるが、大晦日の夜中に二人してこっそり抜け出して百合ヶ丘近辺の浜辺に来ていたのだ。
問題行動だと取れる事に夢結が不安がるが、焔が淡々と答えた事に考えるのをやめる夢結。
「確かに問題行動だと取れる事だが、大晦日を過ごすなら、ここが良かったからな。夢結と二人で」
「もう……」
焔の呟きに夢結は呆れるが、顔は非常に嬉しそうだ。
「もう少しで年が明けるな」
「そうね」
端末で時刻を確認し、あと数分で年が明けるのを確認。夢結は焔が羽織ってくれた上着を握りながら焔に寄りかかり、焔は静かに夢結の頭を撫でる。
「夢結、飲み物欲しくないか?」
「え?確かに、欲しいとは思うけれど……あるの?」
「俺たちに馴染み深いのがな」
唐突に言われた事で夢結は困惑しながら喉の渇きを感じて言うが、焔はニヤリと笑いながら差し出してきたモノを見て、夢結は驚愕よりも笑みが零れた。
「確かにそれは私たちに馴染み深いわね」
差し出されたモノは二本のビン。お気づきの方もいるだろう。そう、ラムネである。
「持ってきてたのね」
「まあな。これは欠かせないだろ」
「そうね」
一本のラムネを夢結に渡し、二人同時に蓋を開け、ラムネ特有のシュワ~という音が静かな浜辺に響く。
「それじゃあ、また来年もよろしくね焔」
「こちらこそ、よろしくな夢結」
乾杯をし、ビン同士の音を響かせてからラムネを飲む二人。来年も、良い一年になることを切に願って。
その後、ちょっと我慢できなかった夢結がほぼ奪うような感じに焔と口づけをし、二人はルド女に翼を広げて帰還したのだった。
焔との口づけは甘いラムネの味がしたと彼女は言ったそうだ。
ーおまけー
「お兄様、お姉様。お二人でどこに行ってたのか、話してくださいますね?」ゴゴゴゴゴゴ
「結梨たち二人を残してどこに行ってたのかなぁ?」ゴゴゴゴゴゴ
こっそり抜け出したのだが、妹と娘には完全にバレていたらしく、めちゃくちゃ怒っている二人から帰還直後に正座と言われ、焔と夢結は説教されるという大晦日という年越しとは思えない時間を過ごしたのだった。
お読みいただきありがとうございました!
学生ですからこっそり行動したいもんなんですよ。それが先生にバレてるのではなく、梨璃と結梨の二人にバレててめちゃくちゃ怒られるというね。大晦日の短編なのか?これが……。
今回は短めに。前書きにも書きましたが、来年もどうぞよろしくお願いします!来年はできるだけストーリーを進められるように頑張るぞ!ぬんぬん!
それでは皆さん、来年もよろしくお願いします!よいお年を!レリでした!
腰ヤベェ…………