新年一発目の投稿です。
今年もどうぞよろしくお願いします!
短編、始まります
「……ねぇ。これ、どうしたの?」
目の前に広がる光景に新年早々、あまり理解できていない困惑の声をあげる人物、幸恵がいた。
「へ?これですか?これは餅つき機ですね」
「見ればわかるわね。私が聞いてるのはこの機械もそうだけどなぜこんなに食器が並べなれてるのかって事なの」
反応したのは近くにいた梨璃だった。そして、梨璃が持っていた物を餅つき機だと説明したが、そこじゃない事に聞きたい幸恵だった。
「なぜって……これから餅つきをして皆さんと餅を食べるのですから食器は必要じゃないですか」
「だから!なんで餅つき機なんてあるのよ!?そんなのルド女にはなかったはずよね!?それに一柳隊はともかくヘルヴォルとグラン・エプレのみんなはなんでそんなにも流れるように手伝えてるのよ!?」
とうとう幸恵がキレた。
「餅つき機があるのは百合ヶ丘から持ってきたからですね。手伝ってくださっている皆さんが流れるような動きなのは以前百合ヶ丘で餅つきをした時にお呼びしたのでおそらくその時の動きを覚えていたのかと」
キレた幸恵に驚くことなく淡々と答える梨璃。
「え、持ってきた?百合ヶ丘からわざわざ?」
「はい。どうやら百合ヶ丘の方に行った人がいるらしく、ついでに持ってきたと」
そう言いながら梨璃は姉である夢結をジト目で見るが、夢結は知らぬ顔をするだけでさらりと流した。
その一連の行動を見ていた幸恵は何をしたのか気になるが聞いたらしらばっくれそうなので聞くのをやめた。
「前に百合ヶ丘で餅つきした時は杵と臼でやったけど今回は餅つき機なのね?」
「はい。持ってくるのに二つは邪魔になるだろうとなったらしいです」
「まあ、あの二つは重いし大きいですからね」
叶星の疑問に梨璃が答え、それを聞いていた一葉が納得していたのだった。
「梨璃、そろそろ着替えにいきましょう」
「はい、お姉様」
「幸恵も行くわよ」
「え、着替えってなんの……?」
「お正月なのよ?お正月に着るものなんて決まってるでしょう。ほら、早く行くわよ」
「ちょ」
準備を終わらせた夢結たちは幸恵を押しながら着替えに向かったのだった。
◇◆◇
「あんこサービスしてくれて良かったな」
「うん!あんこ美味しい!」
紋付羽織袴の男性と振り袖姿の女子の二人が買い物袋を手に持ちながらルド女に帰ってきた。その二人は焔と買った物とは別に店の人にサービスで貰ったあんこを食べている結梨である。
結梨はあんこが美味しくてご満悦らしく、良い笑顔であり、それを微笑ましく見ている焔。
「ただいま」
「ただいま~!」
「おかえりなさい」
「おかえりなさい!お兄様!結梨ちゃん!ってあんこ食べてる~!」
「サービスで貰ったんだ。可愛い振り袖ねってな」
「はい、梨璃」
「え、いいのかーーーむぐっ」
「美味しいでしょ?」
「うん、美味しい」
「そうだったのね。頼んでたのは?」
「もちろんここに」
「はい、確認したわ」
「準備は?」
「万端よ」
振り袖に着替えた夢結たちが焔と結梨を出迎え、結梨が梨璃に貰ったあんこを無理やり口にねじ込んだりの日常をしている中、強制的に着替えさせられた幸恵が顔を赤くしているが、焔に褒められて更に顔を赤くしたが。
「それじゃあ、餅つきをやったら次は楓の誕生日パーティーだ。今年最初の行事だから楽しくやっていこうか!」
『えぇ/はい!!』
今年もよろしくお願いします。
お読みいただきありがとうございました!
正月短編でしたが、正直に言います。
ネタが浮かばん!!!!
文字にするのが大変ですホントに。ですが、それも楽しい事です。
今年もメインストーリーを進め、皆さんが楽しんでいただける内容を書けるように頑張ります!
今年もよろしくお願いします!レリでした!