「なんていうか······あんたの親はスゴいわね」
「よく言われるよ」
「あんまり会ったことないけどさぁ······」
「あの人らずっと仕事してるしね」
「え、それってワーカーホリック(仕事中毒)?」
「うーん、まぁそうかなぁ······。でも仕事だけって感じじゃないよ。
未だに夫婦間の仲は最高でラブラブだし、僕に対しての愛もすごいし」
「あーうん、取り敢えず変人ってことでいい?」
「うん、いいよ。今言ってないことの大半が変人に聞こえるような内容だし」
僕と一輪が話していると、どこからかとある曲が流れてくる。
それは~紛れもなく~やつさ~♪
コブラじゃねーか!
安定のツッコミを心のなかで入れつつ、
誰なのかはわからないので入ってくる人影を見つめる。
「おはようございまーす!」
元気よく入ってきた人物、それは·········誰だ?
緑の髪に蛙と蛇の髪飾り、そして太陽のような笑顔。
特徴をあげるならこんな感じである。
知らないのは当然だ。
だって入学式の翌日だし。
「なんだったんだろうな·············」
「知らないわよ」
許される筈もない~♪Peace&Love~♪
Pさんって誰だよ!
再び安定のツッコミをする。
「あっ、いけない。曲止めないと!」
さっきの入ってきた少女が慌ててスマホを取り出して曲を止める。
やはり犯人は貴様だったか。僕の推理は正解だったな。
当たり前である。
自分のボケに自分でツッコんでる自分に悲しくなっていると、
再び教室のドアが開けられる。
「皆さん、おはようございます」
入ってきたその人物は一言そう言って教卓の前に行き、こう言った。
「私はあなたたちの担任です。どうぞよろしく。なにか質問は?」
おいおいおいおいおいおいおい、ちょっと待てよ。
名前くらい···········。ハッ!まさかこいつは·············。
本物の教師じゃない!?
偽物だから名前は明かせない。····これはヤバイんじゃないか!?
「先生ー。名前を教えて下さい」
「八雲藍だ」
女生徒の質問に彼女が答える。
·············デスヨネー。
「先生」
「はい、なんですか博麗霊夢」
「そのちっちゃい少女は誰ですか?」
質問した生徒の言葉で僕はやっと気づく。
本当だ·········。なんかちっちゃい子がいる。
「あぁ、この子かい?この子は橙だ。どうだ?可愛いだろう。
まるで天使だ。いや、天使なんぞでは言い表せないな。もはや神の域か。
正直ペロペロしたい。全身を隈無く舐めたい。
八雲橙たんの亜麻色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!-
この教師········変態だ。
教室内の全員が確信する。
ていうか··········この話はいつまで続くんだ?
あの子戸惑ってるぞ?
え?あの話?
あぁ、あれかい··········。
ククククク·········ハッハッハッハッハッハッハッ!
········え?なんで笑うのかって?
あの話ね、一時間続いたんだよ。
ネタ解説
【それは~紛れもなく~やつさ~♪&コブラじゃねーか!
と
許される~筈もない~♪Peace&Love~♪&Pさんって誰だよ!】
TVアニメ、スペースコブラのOP『コブラ』の歌詞とそれに対する反応。
【クンカクンカとか】
面倒になったのでググって下さい。すみません。