Fate世界に来たと思ったら見た目は別ゲーのキャラだったんだが   作:くじょう

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2話目です。

お気に入り登録、評価、感想が来ていてすごく驚き、嬉しかったです。本当にありがとうございます。

私自身本当に文才がないというか、主人公の口調がとんでもないことになってるので頑張って読んでください(おい)


辛いものが欲しい

「はぁ〜。暇だなぁ〜」

 

どっかの賢王とバイバイしてからはや数ヶ月。

転生生活というのも慣れてきた。

 

この身体のニェンが長生きだからなのだろうか、時間の感覚がおかしいところがあるみたいだった。

そろそろ天文台のヤツらは来たんだろうか。

 

 

私はというとエビフ山に陣取る女神もとい赤い悪魔と仲良く(?)やっていた。

 

 

なんでかって?

 

宝石好きは知っていたので私の能力でそこら辺の宝石の加工物作ってあげたらめちゃくちゃ喜んでくれて専属の宝石加工師になったわけだ。

 

私鋳物人なんだけどな……

 

まあいいや。寝食タダだし。

 

 

「ちょっと饕餮(とうてつ)?!何してるのよ!」

「何って……見りゃわかんだろ」

「誰が神殿を飾り付けろって言ったのよ!」

「あぁ?ダメなのか?せっかく宝石もをつけてやろうと思ったのによ」

「なっ……じゃっ、じゃあいいわよ!今回だけ!」

「はっ」

 

ちょろいもんだぜこの女神。

 

 

 

■■■

 

 

 

あれから数日は神殿を飾り付けていたが素材が無くなったのと普通に飽きたのでジグラットの近くのあの市街に向かうことにした。

 

正面から行っても門番の兵士に怪しまれるだけなのでいつも壁を直接超えてから入っている。

結界は楽々突破だ。イシュタルバンザイ。

 

「今日の掘り出し物は〜……あ〜腹減ったな……なんか辛いの……ん?」

 

少し先の花屋で見たことがある髪色を持つ少女見つけた。

薄い紫。

 

近くには黒髪の青年もいる。

 

「あー。もう来てたのか。カルデア」

 

 

やはりヤツらはもう来ているようだった。

 

少し興味が湧いたので話しかけてみることにした。こんなツノ生えてるやつなんか普通に敵対されるだろうけど、こいつは性分だ、仕方ねぇ。

 

 

 

 

「おい」

「はい!──?!せっ、先輩!」

「ん?マシュ、どうしたの──えっ」

「よぅ。オメーらがあの金色が言ってたヤツらだな?」

 

ヒラヒラと手をあげながらとりあえず挨拶。

絶対敵だと思われた。

 

現在イシュタルにお世話になってる身としては敵っていうのは合ってるのかもしれないけど。

 

早く契約してよ悪魔さん。

 

 

「今んとこ敵対するつもりねぇから安心してくれ。私は饕餮、バーサーカーだ」

「…………先輩……」

 

明らかに疑いの目。

ヘラヘラした挨拶がいけなかったのか?

これはやっちまったか。

 

まあたとえ戦闘になったとしてもあまり負ける気がしない……っていうか戦いになるのか?

考えたら私も盾使うキャラだったわ…………。

え?大太刀使えってか?

 

それは置いといて。

 

疑いの目を向けられたので自分の状況をちゃんと説明することにした。一応イシュタルの名前は伏せておく。

 

「なるほど、ギルガメッシュ王に召喚されたサーヴァントだったんですね。しかしなぜ女神のところに……」

「いやなに、ちょっとブラついたついでに色々あったんだ。あの金色のとこにいるよりはよっぽど楽しいと思ったんだけどな。暇だったって訳だ」

「はぁ……」

 

共感してもらえなかった。なんてことだ。

というか私が饕餮というサーヴァントだと言うのに疑問は持たないのか?史だと怪物だぞ?こんなナイスバディな女じゃないんだぞ?

 

「あの……とうてつ?って……」

「説明ならそっちの方がわかりやすいんじゃねぇか?私のことを知ってるかわかんねぇけど」

『もしかしてボクのこと言ってる?』

 

もちろん。

 

天文台に話を振ることにした。なんで知ってるかは前世のアレだ。

説明頼む。めんどい。

 

『饕餮ね……。中国神話では魔を喰らう怪物、と言われているよ』

「中国の神様ってこと?」

『いや、神様というよりは怪物という認識の方が強いかな。竜生九子って言って、竜の子供だとされていたり、四凶の一柱だから、知名度は結構あるはずだ』

 

 

 

 

見事、予想通りのことを言ってくれた。

本当は蚩尤(しゆう)も入ってる複合サーヴァントだから神様でもあるんだけどな。でも今はまだ仲間になってないから言わないでおこう。

 

サプライズってのも悪くないだろ?

 

「まあ、そういうことだ。しっかしオメーら、いつまでここで仕事してるつもりなんだ?なんのためにここに来たんだよ」

「うっ」

 

少々言いすぎたかもしれんが事実を言っただけ。

このまま何ヶ月も経っちまうんじゃ世界は終わりだ。

 

 

 

が、しかし。

 

 

正直世界とかどうでも良くなってきた。

 

お腹すいたし。

 

 

ここら辺に辛い食べ物がないか調べたい気持ちもあるが──よし。

 

 

「決めた!今日からオメーらについていくことにした。少しだけな」

 

 

ドヤ顔キメて無茶ぶり言ってみた。

 

 

「えぇっ……俺たちに着いてくるって……でも饕餮がお世話になってた女神は……?」

「いーんだよ、あんなやつ。どーせ仲間になるし」

「え?」

 

ぽんぽんと肩を寄せてそれなりのスキンシップをする。人類最後のマスターは多少嫌そうな顔してたけど気にしない気にしない。

 

 

「ほら、こんな仕事なんかとっととやめてブラつきに行くんだよ!ドクター(・・・・)

 

 

 

 

 

 




もちろん辞めるわけには行かないので止められてマスター達が終わるまで待つ饕餮です……多分待てたはず……。


マスターのことをドクター呼びにしていますが、どう呼ぶかすごく迷ってる……
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