何故俺に彼女がいないのか   作:カルノ

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なんか書いたよ。


プロローグ02

俺は方舟進。

前世の記憶があるだけの普通の小学4年生だ。

俺は今幼馴染の姫愛ちゃんとキャッチボールをしている。

あれ?

何か見ているだけで寒気がする何かと大きい箱を持っている子がいる。

あ!何か頭良さそうな人と話してる!

「ここはどこの村だ。」

「は?村?君何言ってるの?」

「君頭をおかしいのかな?僕は忙しいんだ。じゃあ。」

何だあいつ。何か気になる。

あの妙に気になる子について考える。

村?今の日本には村は余り無いはず。

あの妙に存在感を放っている物は?よく見ると鱗がついている。

あの箱は何だ?訳がわからない。

バカな大人の嫌がらせ?しかし体格が俺と同じぐらいだ。

そいつから話しかけられた。

「ここはどこの砦なんだ?」

「砦?この国に砦はないよ。多分。」

「そんな事があるわけ無いだろう。

 シェンガレオンとかが攻め込んで来たらどうするんだ。」

え。シェンガレオン?

これはまさか!

なんかビビっと来た!!!!

俺は記憶の中の人間を書く。

これで人間の体型が基本これと言えば恐らく前世持ちだ!

「人間は普通こんな感じだよな。」

「何をいきなり?まあ人間といえばその体型だろう。お前こそ何の種族だ?」

「やっぱりな。今から言うことは本当だ。混乱するなよ。」

「安心しろ。並大抵のことでは混乱しない。」

俺はこの世界のことをそいつに話した。

この世界にはそいつの言うモンスターはいない事。

この世界は文明が進んでいる事。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

違う世界に来てしまった事。

以外にもそいつはあっさりその事を受け入れた。

そいつ曰くたまにあう可能性がある事らしい。

そしてそいつの仮の名前を考えた。

そしてそいつの前世の職業から取って

そいつの名前は狩龍生となった。

そうしてそいつと話していると姫愛ちゃんが来た。

「進さーん!何処ですかー!早く出てきてくださーい!」

「スマン。少し話をしていて遅くなった。」

「話って誰とですか?」

「ちょっと仲良くなった狩龍っていう子とだ。おーい!狩龍でてきてくれー!」

「ああもういる。俺が狩龍だ。よろしく。」

「私は天音姫愛です!よろしくお願いします!」

その後母さんに俺は狩龍と一緒に住めるよう頼み込んだ。

そして数年後。

俺たちは今受験勉強に励んでいる。

結構辛い。

俺が今行ける範囲で一番良い高校はパワフル高校だ。

どうやら中学でいつも一緒にいるグループ"4バカ"の皆もここに行く

・・・らしい。

俺ら4バカのグループ構成員は

 

俺 方舟進(鈍感バカ)

 

狩龍生(天才バカ)

 

天音姫愛(カップルバカ)

 

黒戸もね(美術バカ)

の4人+αだ。

正直俺が鈍感バカなのは意味不明だがいい。

+αは狩龍の追っかけの片桐恋(ヤンデレのヤベーやつ)だ。

ホントにヤベーやつで今両親に許可をもらって俺らの家にいる。

狩龍と同じ部屋で寝てるらしい。

桐のタンスを持ってこの家に来たときは本当にビビった。

腕に包帯がついていたり狩龍に食べさせるこいつの作ったパスタには高確率で髪の毛が入っていたり

するが気にしないでおこう。

まあ天音ちゃんも一緒の家に居るのだが。

何で天音ちゃんが家に居るかって?

天音ちゃんの両親が長期の海外出張(7年ぐらい。なげえよ)でいないので

流石に家に娘一人はあれなので

「幼稚園の頃から一緒の方舟君なら安心」

とのことで俺らの家に預けられ同居中だ。

もねちゃんも俺達の家によく居る。何か集中して絵が描けるらしい。

所で俺の両親も長期の海外出張に行ったのでこの家に大人はいません。

男2に対して女3です。大人はいません。

大人はいません!!

ハイ流石に理性を保てる気がしないので俺だけ風呂のとき銭湯です!

何で家に風呂があるのに銭湯に行かなきゃならんのだ。

狩龍は大丈夫なのかって?

あいつは片桐と一緒に入ってるんじゃない?

部屋は無駄に多いので密度は大丈夫とはいえ結構精神的にくる。

辛い。

俺はいつももねちゃんの絵のモデルにされたり

天音ちゃんとカップル観察に出かけたりしている。

どっちも楽しいが精神に来る。

もねちゃんは胸部装甲を押し付けて来るし

天音ちゃんは恋人つなぎをしてくる。胸部装甲を当てながらだが

多分本人達は無意識だろうがこっちが変な意識をしてしまいそうになる。

おかげでここ最近でだいぶメンタルが強くなった。

まあいい。

この家の食事は日月が俺。

火水木がもねちゃんと天音ちゃん。

金土が片桐と狩龍。

この当番制で作ることになっている。

そして今日は日曜だ。そう俺が料理当番だ。

ヤバい。

とりあえず余ってたキャベツと肉を炒め野菜炒めに。

インスタントの味噌汁に豆腐を入れて

ご飯を炊く。とりあえず出来た。

すごい雑だがまあまあ上手く出来た。

さて奴らを呼びに行こう。

まずは狩龍と片桐だ。

「お前らー飯だぞー」

「ああ。すぐ行く。」

「先輩。もうちょっと一緒に居ましょうよ。」

「ああわかった。」

「済まない方舟!少し遅れる!。」

「わかった!。」

クソが!イチャつきやがって!

まあいい。

次は天音ちゃんだ。

「おーい飯だぞー」

「・・・えへへ。」

「?飯だぞー!聞こえてるかー!」

「っ!はい!すぐ行きます!」

おお!!やっぱりあいつは脚が早いなあ。

次はもねちゃんだ。

そういやもねちゃんとの出会いは美術で1取って助けてもらったんだっけ。

まあいい。

今日もねちゃんの両親は帰って来ないので俺らの家に泊まるらしい。

だから飯ぐらいは出す。

「おーい飯だぞー。」

「はーいすぐ行きます。」

また絵を描いていたらしい。絵の具で体が汚れている。

今日はなんか疲れたな。ゆっくりするか。

そう思い俺は飯食ったあと銭湯でコーヒー牛乳を飲んで家で寝た。

 

 

 

 

 

 

 

 




時系列
方舟が姫愛と出会う
    ⬇
キャッチボール中サバイバーが頭の中に入る(小学3年生。)
    ⬇
狩龍と出会う。(小学4年生)
    ⬇
狩龍と一緒に住み始める。
    ⬇
狩龍が片桐と出会う
    ⬇
方舟が美術で1を取る。
    ⬇
もねちゃんに助けてもらう。
    ⬇
姫愛ちゃん&片桐ちゃんが家に転がり込む
&もねちゃんが頻繁に家に来るようになる。

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