劣等生の世界でRPG   作:無理やー

18 / 25
四聖獣との戦い① ほのかVS玄武 雫VS白虎

私は雫と和樹さんの家に行く途中、突然周りに人がいなくなり静かすぎたため辺りを警戒しながら近くの公園に寄り現れた人物。いや、3メートルを越えた虎『白虎』。全身が岩で出来ている化け物『玄武』が現れた。

 

「お前達はここで俺達の餌となるのだ!」

 

岩石の化け物、玄武がそう言うと今度は背後から先ほどの細長い岩が私たちに襲ってきた。私たちはなんとか避けたが私と雫は分断され、一対一で戦わなければいけない状況になってしまった。

 

「雫!」

 

「おっと、貴様の相手は俺だ!」

 

雫の元へ行こうとした私は玄武が地面から現れ行くことが出来なかった。

 

「地面から!?それにその尻尾、まさかさっきから地面からの攻撃は!?」

 

「フハハハハ!驚いたか!俺は岩と一体となって移動することが出来るのだ!岩を通して尻尾だけの攻撃など朝飯前よ!今度は防げるかな?」

 

するとまたも玄武は地面へ潜っていった。

 

暫くするとまたも背後から襲ってきた。私は何とか避けられたけど避けた方向からまた尻尾だけが攻撃してきた。何とかかわせたけどいつの間にか、また玄武はいなくなっていた。また地面に潜ったんだろう。

 

暫くして今度は前から襲ってきた。私はまたかわせたけど次の尻尾の攻撃で足を掠めてしまった。

 

「痛っ!」

 

そしてまた玄武は地面に潜ってしまった。

 

『フハハハハ!逃げてばかりでは勝てんぞ!』

 

「……確かにあなたの言う通りですね」

 

私は腕に付けてあるCADを操作した。

 

 

 

光の鞭『オーラウィップ』

 

光でできた鞭。弱い妖怪なら触れただけで消滅してしまう。ただし、出している間はサイオンが消費していくので長い時間は使うことができない。ほのかのサイオン量なら最大30~40分出し続けることができる。

 

 

 

『フハハハハ!どこから来るかわからない敵相手に鞭なんぞが通用するか!』

 

「そうかもしれません。でも私はここで負けられない!」

 

『 そんな戯れ言いつまで続けられるかな?お前のその豊満な体を次で頂くとしよう!』

 

辺りは静かになり、少しすると後ろから襲ってきた。私は横へ飛んでかわすとかわした先に尻尾が出てきた。

 

「そこ!」

 

私は避けた先に尻尾が出てくることを読んでいた。玄武の攻撃は先ほどからただ挟み撃ちをして攻撃するだけ…。だからそう来るとおもい、鞭をふるった。すると尻尾は簡単に引き裂かれ粉々になった。

 

「ぐわぁぁぁぁ!!」

 

玄武は尻尾が失くなったことで苦しむとそこへ私は追撃し胴体、首、手足を切り裂きバラバラにした。

 

「バ…………バ…カ……な…………」

 

「…っ……何とか勝てたね。そうだ雫は!」

 

私は雫乗元へ行こうとしたとき近くの岩が揺れているのに気づいた。

 

「まさか!?」

 

玄武の体が再生していったのだ。

 

「グハハハハハハ!バカめ、俺は不死身だ!」

 

「!!」

 

「俺は元に戻れるどころか分裂することもできるぞ?このようにな!くらえ爆裂岩衝弾!!」

 

玄武の体分裂し多くの岩が私に襲ってきた。私は地面に伏せてなんとかかわせたが、あんな攻撃防ぎようがなかった。だが、分裂した時、何か私の勘が働いた。先ほどにはなかった何かが。これは光のエレメンツである私だから分かる何かがあるのかもしれない。

 

「遊びは終わりだ!死ねぇ!」

 

玄武はそう言いまたも分裂して私に襲いかかった。すると岩の中で赤く光っている岩があった。私はそれを見て玄武の攻撃を真っ正面からすべて受けた。

 

「自分から的になるとは血迷ったか」

 

すべての岩が通りすぎ玄武がそう言ってきた。

 

「ハァ………ハァ………ハァ………あなたの負けです」

 

「何を言っている。今楽にしてやるからな」

 

その台詞を言った玄武はほのかを見て驚愕した。

 

「ん?あれ!?奴が逆さまに!?」

 

玄武の体が上半身と下半身の位置が逆になっていたのだ。

 

「な、なんだぁ!?…………まさか貴様……!?」

 

「これのことですか?」

 

私は先ほど赤く光っている岩を手にするためわざと攻撃をうけながらも奪っていた。

 

「あ!?そ、それ!?」

 

「これがあなたの体を再生する核となる岩ですね。和樹さんから聞いたことがあります。体を再生する相手は必ず再生する為の核が存在することを。わざわざ分裂してくれたので探すのは簡単でした。岩も光っていますからね」

 

「あ………あ………」

 

「光っているモノを見つけるのは得意なんです。私、光のエレメンツなので」

 

「ま…待て!それを傷つけるな!!」

 

「断ります!!」

 

私は光っている岩を『オーラウィップ』で真っ二つにした。

 

「ぐああああぁぁぁぁ!!!」

 

玄武の体は光り輝き爆発した。すると玄武の体は完全に消滅した。

 

「痛っ………ハァ………ハァ………ハァ………無理………しすぎちゃったかな………ハァ………ハァ………ハァ………」

 

玄武に勝ったとはいえほのかの体はボロボロ。あちこちに血が出ており服もボロボロになっていた。

 

「雫は大丈夫かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私はほのかと別れ3メートルはある虎の化け物と対峙している。

 

「フハハハハ!あの豊満な体をした女頂けないのは少し悔しいが、その貧相な体で我慢してやろう。」

 

プチッ

 

「……貧相……?」

 

「ああそうだ!貴様、自分の体を見たことないのか?俺は最近ウメェ食いもんにありつけずイライラしていたんだ。それなのにそんな貧相な体をしている貴様で我慢してやろうとしているんだ。だから貴様はさっさと俺様に食われろ!」

 

するとあまりのうるさい声で辺りにあった木がすべて枯れ木のように葉っぱが飛んでいってしまった。

 

だがそんなことにも気にせず雫は白虎を睨んでいた。

 

「………わかった。じゃあすぐに終わらせてあげる……」

 

「フハハハハ!では逝くぞ!」

 

白虎は自分の髪の毛を抜きそれに息を吹き掛けると3匹の妖獣になった。

 

「………孫悟空?」

 

雫は西遊記の孫悟空を浮かべてしまった。

 

「さぁ、ワシの分身妖獣達よ。その女喰らい尽くせ。ただし、俺様の分はちゃんと取っておくのだぞ」

 

ほのかよりも身体能力の低い私は近付かれたら一溜りもない。だから私はすぐにCADを操作した。すると、3匹の妖獣は動かなくなった。

 

「何!?」

 

3匹の妖獣の前足を硬化魔法で動けなくしたのだ。そこで雫はさらに魔法をかけた。

 

 

 

共振破壊

 

雫の母、紅音が得意とした魔法。

対象物に無段階で振動数を上げていく魔法を直接かけ、固有振動数に一致した時点で出力を上げ破壊する魔法

 

 

 

 

妖獣の体に直接かけたが効き目がなかった。どうやら共振破壊が効かないようだ。

 

妖怪達は何故か情報を書き換えることで破壊する魔法系は効かないようなのだ。達也の『分解』、一条の『爆裂』等がそれに当てはまる。

 

雫は『共振破壊』が効かないことに気づき違う魔法を使った。

 

 

 

フォノン・メーザー

 

超音波の振動数をあげ量子化して熱線とする高度な振動系魔法だ。

 

 

 

それが直撃し妖獣は苦しみもがきながら溶けていった。残りの二匹にも『フォノン・メーザー』を浴びせ、同じように溶けていった。

 

「ぬ~!大人しく妖獣達に殺されておればよいものを。この俺を本気で怒らせおったな!こうなったら貴様は跡形もなく消滅させてやるわ!!そもそも貴様のような貧相な体をした小娘程度では腹の足しにもならんからな!!」

 

そう言うと白虎は口に妖気を集め、口からサイオン弾のような球を吐き出した。雫は咄嗟のことだったのでその球を避けた。すると背後にあった建物に当たり跡形もなく消滅した。

 

「フハハハハ!見たか!俺様の鳴虎衝壊波の威力。触れたものを塵とかす超振動の雄叫びよ!」

 

雫は建物が消滅したことに一瞬驚いたがすぐに冷静さを取り戻した。

 

「どうした?驚いて声も出せんか?ならばとっとと死ねぇ!」

 

白虎はまたも鳴虎衝壊波を雫に放った。だが雫は一向に動かなかった。

 

「フフフ、観念しおったか?」

 

白虎はそう言ったが、雫に当たる直前、爆発した。

 

「何!?」

 

白虎再び鳴虎衝壊波を放った。今度は3発を連続に放った。だがやはり雫の目の前で爆発した。

 

「バカな!?一体どうなっている」

 

白虎はそんなことを言っていると今度は白虎の左腕が爆発した。

 

「ぐああああぁぁぁぁ!!!」

 

今度は右腕が爆発した。

 

「ぐああああぁぁぁぁ!!!バカな!?一体どうなっているんだ!!貴様!何をやった!」

 

「……私が何をやっているかわからないってことはそれだけ私とのサイオン量が違うってこと。それはつまりあなたは私には勝てない」

 

「ぐぬぬぬぬ………」

 

白虎は何も言い返せなかった。あれだけ雫を煽っていた白虎が。しかし無理もない。雫が何をやっているか分からないのだ。CADも操作しているわけではない。白虎の体には触ってもいない。だが何かの魔法を使っていることはわかるがその本体が分からない。いや見えてないのだ。魔法を使うと言うことは魔法式が展開される。それすらないのだから。

 

「特別に私が何をしているのか教えてあげる。私はあるものを作り出すことができる。それは今あなたの周りに浮いている。あなたには見えていないみたいだけど」

 

「何だと!?」

 

「私はほのかが心配だから終わらせる。最後に私が何を作っているのかあなたにも見えるように具現化してあげる」

 

すると白虎の周りが所々光だした。すると出てきたのは一つ目したコウモリのような生き物が出てきた。

 

 

 

 

追跡爆弾(トレースアイ)

 

生きた生物でできた火燃物体。その名の通りどこまでも追っていく爆弾

 

 

 

 

「な!?」

 

「爆弾」

 

一斉に白虎に襲いかかった。白虎は防ぐことが出来ず白虎の体は血が飛び散り、肉片が飛び散り、最後にはその場には白虎の原型は何も残っていなかった。

 

雫はそれを確認しほのかの元へ行こうとした。

 

「雫!」

 

するとほのかがこっち近付いてきた。どうやらほのかも玄武を倒してこっちにきたようだ。

 

「ほのか、すごい怪我」

 

「大丈夫だよ。これくらい」

 

ほのかは雫と違って大分ボロボロだった。

 

「早く和樹の家に行って治療しよう」

 

雫はほのかの手を取り早歩きで和樹の家へ向かった。

 

「あっ、ちょっと待ってよ。雫」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雫は、クエスト『雫vs白虎』をクリア。経験値と魔法ポイントが加算します。

 

 

ステータス

 

北山雫 高校一年 15歳

 

レベル27

 

体力 151/151

 

サイオン 238(286)

 

力 40(48)

 

敏捷 72(86)

 

頑強 25

 

器用 95(114)

 

魔法力 129(155)

 

魔法技能 110(132)

 

 

魔法ポイント

 

加速 45

 

加重 55

 

移動 60

 

振動 90

 

収束 85

 

発散 55

 

吸収 45

 

放出 55

 

無  30

 

系統外 60

 

知覚 40

 

 

魔法

 

情報強化 共振破壊 能動空中機雷(アクティブ・エアー・マイン) フォノン・メーザー インフェルノ 追跡爆弾(トレース・アイ) ???

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほのかは、クエスト『ほのかvs玄武』をクリア。経験値と魔法ポイントが加算します。

 

 

ステータス

 

光井ほのか 高校一年 15歳

 

レベル27

 

体力 170/170

 

サイオン 207(248)

 

力 50(60)

 

敏捷 93(112)

 

頑強 35

 

器用 107(128)

 

魔法力 110(132)

 

魔法技能 119(143)

 

 

魔法ポイント

 

加速 60

 

加重 55

 

移動 55

 

振動 90

 

収束 70

 

発散 40

 

吸収 45

 

放出 60

 

無 45

 

系統外 80

 

知覚 70

 

 

魔法

 

閃光魔法 幻影魔法 光学迷彩 邪眼(イビル・アイ) 光の鞭(オーラウィップ)

 

 

 




ほのかの『オーラウィップ』は蔵馬の『ローズウィップ』をイメージして作りました。元々ほのかは光のエレメンツであり、妖怪は光に弱いイメージがあったのでこのようにしました。


雫は鴉と同じ爆弾を作り出す支配能力級(クエストクラス)にしてみました。雫はアクティブ・エアー・マインの使い手なので爆炎は合ってると思いそうしました。
学校でテロリストのナイフが突然爆発したのもこの魔法です。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。