劣等生の世界でRPG   作:無理やー

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最初の刺客

「(何でこいつが……まさか、神が言ってた俺を殺そうとする最初の刺客か?)」

 

以前この世界に転生したときに神から自分を殺そうとする神がいて刺客を送ってくるかもしれないと…

 

「くっくっくっ、一応教えておくが助けが来ると思わない方がいいぞ。 俺の認識障害の結界があるから誰もここには近づいてこない。」

 

!? だから誰もここに近づいて来なかったのか!? これだけ敵を倒してるの元に 軍人の誰も近づいてこないのはちょっと不思議に思っていたんだ。 達也なら気付きそうなもんなんだけどな。

 

「さて、殺りますか…」

 

そう言ってやつは一瞬で俺の懐に入ってきた。

 

「!?(速い!?)」

 

「はああああぁぁぁぁ!!」

 

乱童はパンチを連打してきた。俺は何とか捌くことが出来るが何発かは俺の体を掠めていた。

 

「ちっ!」

 

「逃がさん!」

 

俺は間合いをとろうと距離を取ろうとするがヤツは追いかけてきて追撃してきた。刀を使う俺にとってこれだけの至近距離は分が悪い。俺は刀をしまい拳で応酬した。

 

だが、刀の鍛練ばかりしてきた俺にとってそれは愚策だった。俺は何度もヤツのパンチをもらい、俺のパンチは空を斬った。

 

「フッフッフッ、どうやら体術はあまり鍛えてなかったようですね。確かにお前の身体能力は私と互角と言っていいでしょう。だが、それをお前はちゃんと活かしきれてない。例えパワーやスピードがあろうと技能がついてこなければ宝の持ち腐れもいいところだ。おまけに実戦経験も恐らく少ない。俺は数々の奥義といわれる技を学び会得し、相手の技を学んできた。そんな俺にお前がかてるか!!」

 

「くっ!」

 

俺は間合いを詰めさせないように刀を抜き、刀を振れる自分の間合いを保とうとした。技能は確かに向こうが上だがスピードは俺の方が上だ。

 

「フッフッフッ、いいですよ。先ほどと比べてかなりよくなってきました。」

 

「嘗めんな!!」

 

俺の焔霊と飛天御剣流を併用した剣術。だがヤツには大した苦ではないらしい。

 

そこで俺は刀を振りながら加速魔法を使いCADを操作した。あくまでCADを操作する指の動きを速くしただけだ。 それぐらいならCADを使わなくても魔法が使える。

 

俺は刀を振りヤツはそれをかわした。そこに俺の魔法が発動した。

 

 

収束系魔法『偏倚解放』。

 

 

「何!?」

 

 

ドッガアアアアアアアアンッ!!!

 

「ぐあああっ!」

 

乱童はそれを避けることはできなかった。

 

「もらったぁ!!」

 

俺はよろめいたヤツの背中を斬った。

 

「ぐっ!」

 

焔霊で斬ると焼くの両方の痛みを受けた乱童は急いでその場を離脱した。

 

「はぁっはぁっはぁっ、やるな。どうやらお前を甘く見すぎたようだ。」

 

序盤は乱童が現れたせいで不意をつかれてしまったために

心が乱れてしまい劣勢だったが、刀を振るえる間合いなら俺の方が有利なのだ。拳で撃ち合う至近距離では乱童に分があるようだが…

 

冷静に見ればステータスは俺の方が高いのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ステータス

 

乱童 ???歳

 

レベル 45

 

体力 138/218

 

サイオン(妖気) 193/193

 

力 68

 

敏捷 75

 

頑強 83

 

器用 118

 

 

 

火掌発破拳 斬空烈風刃 妖気の糸 縮身の術 妖丸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はまだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本気じゃない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は両手両足につけてあるリストバンドとパワーアングルを外した。すると俺のサイオンが増大し、体も軽くなった。

 

「バ、バカな!何故だ、何故霊力が上がる!?」

 

実際はサイオンなのだが…、いや、同じなのか?…よくわかんねぇけど俺の両手両足につけていたリストバンドとアングルには重いだけでなく磁力でくっつくようになっておりサイオンを流し続けないと身動きがとれなくなる。魔法制御も上手くなり、半年も経てばサイオン量も増える。それだけではなく湯浴みや風呂で体を洗うとき直接肌に当たるよう一時的に消えるためいちいち外す必要はない。

 

「さて、色々ご教授してもらって助かったが、これ以上お前とここで戦い続けているわけにもいかないんでね。終わらせてもらう。」

 

久しぶりにバンドを外したせいか体が軽いうえ、サイオンも充実している。負ける気がしねぇ。…まてよ、ここに幽白の乱童がいるってことは…

 

俺はサイオンの塊を作り出した。それも一つじゃなく無数に作り出した。その数30。

 

「な!?」

 

「ははっ、やっぱりできた。初めてにしてはこの数は中々だ。じゃあ実験代わりにくらったとけ!!裂蹴紫炎弾!!」

 

俺は30個のサイオン塊が一ヶ所に集めそれを蹴りだした。それが30発のサイオン弾が発射され乱童に襲いかかる。

 

「くっ!数が多い!」

 

乱童はサイオン弾を防ごうとするが7、8発防ぐのでやっとで残り20発以上のサイオン弾を防ぐことは出来なかった。

 

「うわああああぁぁぁぁ!!」

 

 

ドッガアアアアアアアアンッ

 

 

爆発音とともに砂煙が舞った。それが晴れると乱童が倒れていたが、すぐに立ち上がった。

 

「っ!?今のは、…今のはかなり効いたぜ…」

 

「思ったより上手くいったがやっぱりまだ誘導弾には出来ないか…」

 

乱童に当たったのは精々7、8発といったところだろう。それでも乱童にはかなりのダメージのようだ。体力がかなり減っている。

 

「いきますよ。」

 

乱童は襲いかかってくるがさっきまでのスピードがなく簡単にあしらえた。全智の眼をもつ俺には乱童の筋肉の動きでどういう動きをしてくるのかはっきりわかる。 その上、バンドを外しサイオン量が増え体が身軽になり、さらに、体力がなくなりスピードが落ちた今の乱童の動きでは俺を捉えることはできなかった。もはや勝負はついていた。

 

乱童は右こぶしを振り抜き俺の顔面を捉えた。

 

「(もらった!)」

 

 

 

 

 

しかしそれは残像であった。

 

「何!?」

 

そのあと乱闘は再び背中を斬られた。

 

 

飛天御剣流『龍巻閃』

 

 

「ぐああああぁぁぁぁ!!」

 

背中を斬られた乱童は前によろめいたが倒れなかった。すぐに振り向いたが既に俺は追撃を行っていた。

 

 

乱童を斬ったあと地面に刀を刺し引きずり秘剣『焔霊』を発動。そして乱童の間合いに入り全身の急所を高速で乱撃した。

 

 

秘剣『焔霊』、飛天御剣流『龍巣閃』の合わせ技。名付けて

 

飛天御剣流『火巣閃(かそうせん)』

 

 

それを受けた乱童は斬ると焼くの両方を連撃で受けてしまったため、体が炎に焼かれ絶命した。

 

「フーッ、とりあえず勝てたがバンドを外さないと勝てないというのはまだまだだな。だが今回の戦いはいい経験になった。裂蹴紫炎弾も使えるようになったのは大きいな。この世界では一対多数を相手にすることが多いからなこれは大きい。今度から誘導弾にできるように訓練しないと…。っと、そういえば今の戦況どうなってるんだ?」

 

長い間乱童戦っていた俺は今の戦況が気になった。敵の銃撃音がない今戦いは終わったのかとも思い俺は現場の状況を知るためにその場を走り去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暫くすると軍人なのか武装した3人が海岸におり一人の男がでかいライフルのようなモノを持っており構えていた。

 

「(あれは達也か?成る程、今から質量破壊(マテリアルバースト)を使うところか…。まてよ…たしかこの時…)」

 

その直後、敵の戦艦から艦砲射撃が達也たちに襲いかかった。その時達也たちのところへ一人の女性がきた。

 

「(あれは穂波さん?そうだ。確かここで穂波さんは魔法の過剰行使でなくなるんだ!)」

 

俺は急いで敵の艦砲射撃を防ぐ為に出来る限りのサイオンの塊を作り出した。その数、50。

 

「(くっ!結構キツいな。まぁいい)裂蹴紫炎弾!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

怪我はなかったが深雪や母様、穂波さんが殺されかけたことで俺は敵に報復するために軍に頼み戦いに参加させてもらっている。敵兵をすべて片付けたあと、敵艦隊がこちらへ向かってきている。その数6隻。俺の『マテリアルバースト』を使えば殲滅できるため風間さんと真田さんの二人で海岸に向かった。試し撃ちをして射程距離を測ったが20㎞圏内じゃないと届かないため敵からの攻撃を受けてしまう。

 

敵からの砲撃がきた。数が多すぎて防ぎきれない。

 

「援護します!私が達也君を守りましょう!」

 

穂波さんがきた。防御魔法を展開していくがいくら穂波さんでもこれだけの数を防ぐのは無理だ。仮に防いだとしても魔法の過剰行使で死んでしまう。そう思っていると横から無数のサイオン弾が飛んできて敵の砲撃を打ち落としている。

 

「(アイツは!さっきの…)」

 

全てではないにしろ砲弾を打ち落としているため穂波さんの負担が軽くなった。しかし今は魔法に集中する。

 

 

戦略級魔法『マテリアルバースト』発動

 

 

眩い閃光が走り、それがなくなり海には先程いた艦隊の残害すらなかった。

 

それを確認した後、俺達を守った先ほどの男がいたところに目を向けたが既にそこには誰もいなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年後にまた会おう。司波達也

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『クエスト、『 第一の刺客』『 桜井穂波を救え』を達成しました。 経験値と魔法ポイントがアップしました』

 

 

 

 

ステータス

 

真田和樹 12歳 中学一年

 

レベル 21

 

体力 165/165

 

サイオン 230(276)

 

力 81(97)

 

敏捷 98(118)

 

頑強 77

 

器用 108(130)

 

魔法力 100(120)

 

魔法技能 110(132)

 

 

スキル

 

全智の眼 飛天御剣流(上級) 秘剣・焔霊(ほむらだま)

 

 

魔法ポイント

 

加速 50

 

加重 40

 

移動 10

 

振動 40

 

収束 50

 

発散 65

 

吸収 15

 

放出 45

 

無 70

 

系統外 35

 

知覚 75

 

 

魔法

 

自己加速術式 領域干渉 情報強化 硬化魔法 圧縮空気弾 高温(ハイディグリー) 反射障壁(リフレクター) エア・ブリット 偏倚解放 裂蹴紫炎弾(れっしゅうしえんだん)

 

 

飛天御剣流

 

龍追閃 龍翔閃 龍巻閃 飛龍閃 土龍閃 龍巣閃 双龍閃 火巣閃 追火閃 火翔閃 火巻閃

 

 

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