東方の世界へ   作:シャト6

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第6話

あれから随分と離れたし、丁度広い場所も見えるな。

 

「この辺でいいだろう」

 

俺は広い場所に着地する。するとついてきてた幽香の奴も来た。

 

幽香「あら?もう逃げないのかしら?」

 

「ああ。テメェ如きに逃げる必要ねぇからな」

 

その言葉に、表情は変わってねぇが怒りは感じた。

 

幽香「へ〜…話し方もさっきと違うし、雰囲気も変わったわね」

 

「……」

 

幽香「これなら、私も存分に楽しめそう…ね!!」

 

すると幽香は、地面から複数の蔦が出てきた。

 

「!?」

 

俺は素早く距離をとる。

 

幽香「あら?よく避けたわね」

 

「まぁな」

 

幽香「フフフ…どんどん行くわよ!」

 

すると幽香は、次々と蔦や触手を出してくる。

 

「数が多いな…宝具解放!

 

俺は宝具を解放し、蔦や触手の相手をする。

 

「…三千世界に屍を晒すが良い。……天魔轟臨!これが魔王の三千世界(さんだんうち)じゃあ!!」

 

俺は全ての蔦類を破壊した。

 

幽香「!?驚いたわ。まさか私の攻撃が全てやられるなんてね。紫を倒したって信じれるわ」

 

「それはどうも。で、まだやるか?」

 

幽香「当然よ。貴方を倒せば、私はもっと強くなれるわ」

 

すると今度は、幽香の背後に無茶苦茶な数の弾幕が出現した。オイオイ…昔ゲーセンでやった弾幕系シューティングじゃねぇか!まさか自分が生身で体験するとはな。弾幕には及ばないかも知れないがな。

 

幽香「次は何かしら?特に変わりないわよ?」

 

「それはどうかな?」

 

幽香「何を…」ピチャッ

 

幽香の奴が動くと水音が聞こえた。

 

幽香「!?水…いつの間に」

 

「俺が『それはどうかな?』言った時だよ!」

 

辺りは水浸しどころか軽く湖が出来上がる。もちろん、村の方とかには結界が張ってある。俺は出てきた帆船に乗る。

 

幽香「なっ!!」

 

霊夢「ちょ、ちょっと!!」

 

魔理沙「流されるのぜ〜!」

 

「俺の名前を覚えて逝きな!『テメロッソ・エル・ドラゴ』!太陽を落とした男ってな!!」

 

幽香「きゃあああああああ!!!!」

 

主砲を撃った瞬間、周りからも同じ様に主砲が撃ち込まれる。当然幽香が出してた弾幕に対抗できたのは言うまでもない。

 

「さてと」

 

俺は気絶した幽香の側に行く。って…

 

「なんで霊夢に魔理沙までいるんだ?」

 

アリス「それは貴方を心配して来たからよ」

 

振り返るとアリス、上海、蓬莱がいた。少し怒ってるが…

 

アリス「全く…急に辺りが水になるなんて驚いたわ。咄嗟にあの木に掴まったからよかったけど」

 

上海「シャンハーイ!」

 

蓬莱「ホウラーイ!」

 

アリスの言葉に頷く上海と蓬莱。

 

「あ〜…それは悪かった。まさかお前らがいるとは思わなかったから」

 

アリス「もう…」

 

「…さて、帰るか」

 

アリス「帰るのはいいけど、霊夢達どうするの?」

 

「あっ…」

 

そうだった。幽香の奴はほっといてもいいが、霊夢と魔理沙は連れて帰らなきゃなんねぇよな。

 

紫「それなら安心してちょうだい」

 

紫が隙間から出てきた。

 

紫「霊夢と魔理沙、幽香は私が家まで隙間で送っておくわ」

 

「そうか」

 

紫「ええ。それに、貴方達が行ってから皆解散しちゃったしね」

 

解散したのか。あのガキにお仕置きしたかったが…

 

紫「そうそう。レミリアから伝言よ」

 

「あっ?」

 

紫「『面白いものを見せてもらったわ。今度屋敷に来なさい。存分にもてなすわ』ですって」

 

「ほう…」

 

あのクソガキ…お前が原因なのに何が『存分にもてなすわ』だ!一度立場を分からせねぇとな…

 

「…ん?どした?」

 

アリス「いや…怒るのは分かるけど」

 

紫「殺気を抑えなさい。私でも気を抜けば気絶するわよ」

 

「ああ。悪い悪い。あのガキが舐めた事をぬかしてたから」

 

俺が殺気を収めると、安心したのか上海と蓬莱が来て抱っこを求めたので応じた。

 

アリス「なんていうか…レミリアには同情するわ」

 

紫「そうね。私や藍、幽香に勝った大輔を相手に、よくそんな事が言えたわね」

 

「ま、一度痛い目に合えばいいんだよ」

 

今度あったら、拳骨とケツ100叩きしてやる!

 

「けど、お前の隙間便利だよな。中のあれはキモいけど」

 

紫「酷いわね。皆センスが分かってないわ!」

 

センスもなにもねぇだろ。どう考えてもキモいだろ。中に目があんだけあれば…けど、あの隙間の能力があれば、もしかしたらアイツ等の所に…

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