東方の世界へ   作:シャト6

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第7話

幽香との戦いが終わった1週間後、俺は霊夢と紫に教えてもらった土地に建物を建てた。

 

「こんなもんか?」

 

建物は俺が向こうで住んでるものとほぼ同じだ。唯一違うとしたら、地下がなくその代わりに店の規模がデカくなったくらいだ。一階はキッチンがありカウンターがある。席は10席だ。奥に進めば住居スペースになっている。キッチンがあり掘り炬燵がある。お風呂場や脱衣所もある。2階は寝室と部屋が数個。

 

「この世界に電気はないからな。自家発電装置を付けて正解だな」

 

ソーラーパネルや風力発電等を取り付けている。おかげで電気は困らない。ガスに関しても、ノビールガス管を使い下水もノビール下水管を取り付けている。そして下水に関しては、一部を肥料に変換して家の横の畑に蒔いている。

 

「とはいえ、この世界では商売はしてないからな。店部分は使わないかもな」

 

ほぼここを使う事はないと思うな。すると、住居側のドアが叩かれる。

 

魔理沙「オッス!遊びに来たぜ!」

 

アリス「こんにちは大輔さん」

 

霊夢「お邪魔してもいいかしら?」

 

上海『シャンハーイ♪』

 

蓬莱『ホウラーイ♪』

 

やって来たのはアリス達だ。

 

「おう。どうした?揃いも揃って」

 

霊夢「大輔さんの家が出来たって紫から聞いたのよ」

 

「なるほど。それで見学ついでに遊びに来たって訳か。ま、立ち話もなんだし入れよ」

 

「「「お邪魔します」」」

 

霊夢達は中に入り、家の中を見ていた。

 

「まだ外は寒いだろ?炬燵にでも入ってな」

 

魔理沙「分かったのぜ」

 

霊夢達は炬燵に入る。

 

アリス「あら?これって足がおろせるのね」

 

「ああ。それは掘り炬燵だ」

 

霊夢「随分と便利ねこれ」

 

そんな話をしながら霊夢達は話している。俺は霊夢達に飲み物を出す準備をしてる。

 

上海「シャンハーイ」

 

蓬莱「ホウラーイ」

 

上海と蓬莱は、俺の準備をしてくれてる。あれ以来本当に懐いてくるよな。

 

アリス「大輔さん」

 

するとアリスがやって来た。

 

「ん?どうした?」

 

アリス「後ででいいんで、少しお時間いただけますか?」

 

「あ、ああ…」

 

随分と真剣な顔で話してきたな。なんだ?

 

「おまたせ」

 

俺は温かいココアを出す。

 

霊夢「黒いわね」

 

魔理沙「そうだぜ」

 

「ココアだが…知らないのか?」

 

アリス「ええ。一応ここには紅茶とかあるけど、霊夢も魔理沙も普段あまり飲まないから」

 

「なるほどね。まあ飲んでみろ」

 

俺にそう言われ、霊夢と魔理沙は恐る恐るカップに口を付けた。

 

「「!!美味しい/美味い!」」

 

アリス「久し振りに飲んだけど、今までで一番美味しいわね」

 

「それは光栄だな」

 

そんな風にのんびり過ごしてると、外が暗くなっていた。曇ったか?

 

「急に暗く…なっ!?」

 

どうなってんだ!さっきまで晴れてたのに、空が赤くなってるぞ!

 

霊夢「…何よこれ」

 

魔理沙「空が紅いのぜ!」

 

アリス「ねぇ霊夢…これって」

 

霊夢「ええ…異変ね」

 

異変?

 

霊夢「とにかく、私の大切なデザートの時間を台無しにしてくれたお礼は、たっっっっぷりとしてあげるわ!」

 

あ〜…こりゃ止まらねぇな。

 

霊夢「魔理沙!現況の元に行くわよ!アリスは万が一の為に、人里の方をお願い」

 

魔理沙「分かったのぜ!」

 

アリス「分かったわ霊夢。人里の方は任せておいて」

 

それぞれの役割が決まったな。俺?俺は当然霊夢達と一緒に行くに決まってるだろ。なんの為にこの世界に来たと思ってんだよ。読者諸君…そして俺、霊夢、魔理沙はこの異変の首謀者の所に向かった。場所は…霊夢の勘で進んでいったら当たった。どんな勘してんだよ全く。

 

「ここか…」

 

俺達は湖の近くにある真っ赤な屋敷の前にいる。紅い空に紅い屋敷。流石に目が痛い。

 

霊夢「それじゃあ早速入るわよ…と言いたいけど」

 

魔理沙「どう考えても、門番らしき奴がいるのぜ」

 

「……」

 

屋敷の門の前には、宴会でちびっ子の横にいた女がいる。

 

「あら?この屋敷に何か用ですか?」

 

霊夢「ええそうよ。この異変を起こした奴に会いに来たのよ。分かったらそこをどきなさい」

 

「お嬢様の邪魔をしにきたのでしたら、すみませんがここを通す訳には行きません!」

 

すると女は構える。ほう…あれは中国拳法だな。紅蘭のを見た事あるし懐かしいな。

 

霊夢「面倒くさいわね…さっさと異変を解決しなきゃなんないのに!」

 

そういう霊夢を差し置いて、俺は前に出る。

 

大輔「霊夢さん、魔理沙さん。ここは自分が引き受けますんで、お二人は先に屋敷へ!」

 

魔理沙「む、無理だぜ!相手は妖怪だ!」

 

霊夢「いえ…先に行くわよ魔理沙」

 

魔理沙「れ、霊夢!?」

 

霊夢「大輔さんが、紫達と戦ったの忘れたの?」

 

魔理沙「!!」

 

霊夢にそう言われ以前の事を思い出した魔理沙。ってか忘れるなよ。

 

魔理沙「け、けど!今は太陽も見えないんだぜ!!」

 

大輔「心配無用です魔理沙さん」

 

神斧リッタがあれば、太陽が出ている間よりは短いが返信できるしな。それに、見えないだけで実際は出てるなら問題ない。記憶でだが、メリオダスが魔神化した時も太陽は隠れてたし…大丈夫だろ。

 

魔理沙「…分かったぜ」

 

そして霊夢と魔理沙は屋敷に入っていった。

 

大輔「以外ですね。二人を見逃すとは」

 

「いえ。貴方を倒して追い掛ければいいだけですので」

 

なるほどね。そりゃ敵も1人減るし合理的だわな。だが…

 

「私を倒す…HAHAHA!!面白い事を言うじゃないか!!」

 

俺はオールマイトモードに変わる。それを見た女は驚いていた。

 

「いやいやいや!何がどうなってそんなガチムチになるんですか!ハッ!さては貴方能力者ですね!」

 

能力者ねぇ。一応能力っちゃ能力だが…神様の特典だし。

 

大輔「HAHAHA!!そんな事はどうでもいいさ。…えっと」

 

名前分かんねぇ。

 

「…私は紅美鈴です」

 

「あ、これはご丁寧に」

 

…そんな哀れんだ目で俺を見るでない。仕方ないだろ。ここでは紫、藍、橙、霊夢、魔理沙、アリス、上海、蓬莱、幽香、ちびっこ(レミリア)しか名前知らねぇんだしよ。

 

大輔「それでは改めて…始めるとしようか!美鈴少女!!

 

美鈴「私はこう見えても、貴方の何倍も生きてるんです!」

 

ムッ。それは失礼したな。けど、オールマイト口癖だしな。仕方ない…うん。

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