東方の世界へ   作:シャト6

8 / 9
第8話

大輔「悪いが、博麗少女と霧雨少女を待たせる訳にはいかないのでね!早目に終わらせてもらうよ!」

 

美鈴「そう簡単にいくと思わないで下さい!紅寸勁!」

 

大輔「HAHAHA!!打ち合いというわけかい?ならば…TEXAS SMASH!!!!

 

お互いの拳同士がぶつかり、周囲に衝撃波が生まれる。

 

美鈴(な、なんですかこの威力!?普通の人間にこんな拳を打てるなって…)

 

大輔(フム…流石は中国拳法をしてるだけあるな。だが、あれはただ拳を打ち込んだだけじゃないな。おそらく…)

 

俺はまさかと思い、美鈴に尋ねる。

 

大輔「少し聞きたいが…君、もしかして気を使えるんじゃないかな?」

 

美鈴「!!」

 

俺の言葉に、美鈴は心底驚いていた。図星だったか。

 

美鈴「よく分かりましたね。そうです。私の能力は【気を使う程度の能力】です」

 

大輔「やはりそうか」

 

けど、なんで程度なんだ?

 

美鈴「ですが、能力が分かったところで、人間に負けるはずありませんので!スペルカード発動!華苻【芳華絢爛】!」

 

すると、俺の周りを全方位囲むように弾幕が襲い掛かってきた。

 

大輔「おおっ!流石にこれは少し本気にならねばならないな!」

 

美鈴「本気ですって!?するとなんですか!貴方は本気で闘っていなかったって訳ですか!」

 

大輔「HAHAHAHA!気分を害したのならば申し訳ない。だが、私が本気を出すと、この辺りが危ないのでね」

 

美鈴「ふざけないで下さい!」

 

そら怒るわな。けど、お前如きに本気で行っちゃ彼奴等に申し訳ないからな。

 

大輔「なら、それがふざけてるか自分の目で確かめなさい!DETROIT SMASH!!!!

 

俺は思いっきり地面に拳を打ち込んだ。

 

美鈴「なっ!?きゃああああああ!!!」

 

その風圧で美鈴は吹き飛んでいった。

 

大輔「……」

 

や、やり過ぎた。本気になっちゃって言ってた癖に、結局は8割近く出しちまった。

 

大輔「しかもそのおかげで…」

 

赤い空は変わりないが、霧は晴れ代わりに雨が降っていた。完全にオールマイト(原作)と同じじゃねぇかよ…

 

大輔「…取敢えず中に入るか」

 

俺は吹き飛んで気絶した美鈴を背負い、屋敷の中に…

 

 

むにゅ…

 

 

大輔「……」

 

…屋敷の中に入るのだった。慎重に…けして背中の柔らかいマシュマロを堪能したい訳じゃないからな!

 

大輔「…お邪魔〜」

 

うわ〜。外もそうだが、屋敷の中も赤いこと赤いこと。

 

大輔「さて、霊夢と魔理沙は何処だろう?スゥ…エコーロケーション!反響マップ!!」

 

俺は反響マップを使って、屋敷全体を確認する。2階には…霊夢とあのチビッコだな。1階の気配は4人。1つは魔理沙だが、残り2つの反応はこの屋敷の住人だろ。だが、地下深くにチビッコと似たような反応があるが…

 

美鈴「う…うぅん…」

 

おっと、起きたみたいだな。

 

大輔「目が覚めたみたいですね」

 

美鈴「え…ああっ!」

 

俺は目が覚めた美鈴を下ろす。

 

美鈴「そっか…負けたんですね、私は」

 

大輔「ええ。ですので、こうやって屋敷の中に入らせてもらいました。ただ、流石にあの場所に放置しておくのもあれだったんで」

 

美鈴「あ、ありがとうございます」

 

んで、残り1つの気配はというと…

 

大輔「さてと…自分の前にメイドさんがいるんですが…」

 

「お待ちしておりました」

 

メイドは俺を見てお辞儀をした。

 

「私は、この紅魔館でメイド長をしている十六夜咲夜と申します」

 

大輔「あ、これはご丁寧に。自分は森川大輔といいます」

 

咲夜「それでは森川様。申し訳御座いませんが、ここで死んでいただきます!」

 

すると突然俺の周りを覆い隠すかのように、大量のナイフが出現した。

 

大輔「なっ!」

 

この量は流石に避けれない。となると…

 

大輔「Oklahoma SMASH!!!!」

 

俺は体を回転させて、ナイフを吹き飛ばす。

 

咲夜「なっ!?」

 

あんだけあったナイフが、体を回転させただけで吹き飛んだらそら驚くわな…

 

美鈴「…というか!なんで回転しただけで竜巻が起こるんですか!!」

 

そう。俺の回転…遠心力の力が強すぎる為、部屋の中で竜巻が発生した。当然見事天井を突き抜けたのだった。

 

咲夜「……」

 

大輔「なんか…すみません」

 

この異変が終わったら、後で復元光線で修復しとこ…

 

咲夜「…降参します」

 

ありゃりゃ。

 

美鈴「ですよね〜…」

 

いや、お前も納得すんなよ…すると、上の方で爆発音等が響いた。多分霊夢とあのチビッコが戦ってんだろ。

 

大輔「さてと。自分はひとまずここで待ちますか」

 

俺は近くにあった椅子に座りそう言う。

 

美鈴「えっと…いいんですかね?」

 

大輔「大丈夫だと思いますよ?最も、この建物の地下にある、ここの主と似たような気が邪魔しなければ…ね」

 

「「!?」」

 

俺の言葉に、美鈴と咲夜は驚きの顔をする。

 

美鈴「な、何を言うんですか森川さん」

 

咲夜「…そうですね。何故この紅魔館に地下があり、そこにお嬢様と似た人物がいると?」

 

…ん?この反応を見る限り、何か隠してるな。ま、嘘を言っても俺には分かるんだけどな。

 

大輔「嘘を言っても意味ないですよ?私には、この屋敷にいる人の気が分かりますので」

 

美鈴「私みたいですね…」

 

ま、エコーロケーションの方が気よりもっと正確だけどな。すると、2階の扉が吹き飛び、霊夢とチビッコが出てきた。

 

大輔「霊夢さん!?」

 

咲&美「「お嬢様!?」」

 

霊夢「あら大輔さん。メイドとさっきの門番がいるって事は、勝ったのね」

 

大輔「ええ。ですが霊夢さんの方は…」

 

霊夢「大丈夫よ。もう少しで決着がつくわ」

 

そんな話をしてると、今度は1階の右側爆発し、箒に乗った魔理沙と、その後ろからチビッコに似た奴が出てきた。続いて紫髪の女と赤髪で悪魔の翼が生えてる女が出てきた。

 

「フラン!?どうして貴方がここにいるのよ!」

 

フラン「アハハハハ…オネーサマ…」

 

なんだコイツ…

 

美鈴「い、妹様…」

 

レミリア「すぐに地下室に戻りなさい!」

 

フラン「イヤダヨ…マタアノ暗イ地下ニ戻ルクライナラ…壊レチャエ!」

 

レミリア「!!」

 

フラン「ギュットシテ…ドカン」

 

するとその言葉を聞いたレミリアは、すぐに自分がいた場所を離れた。その後、その場は握りつぶされたかの様に爆発した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。