歓迎パーティーが終わった日の晩、
風間ファミリー一同は秘密基地に集まって二次会的なことをしていた。
東西交流戦や、義経達の転入、歓迎会、他にも色々あった一週間を振り返って話している。
「まゆっちは、今日のパーティーで友達出来た?」
という京の言葉に、
「紋ちゃんと番号交換を出来ました、それに一緒に料理をしたことで、料理部の人達とも仲良くなれました。今度川神の美味しい料理店を食べ歩きする話もあるんです」
と、嬉しそうに返す由紀恵、
「おーやるじゃん、料理部の食べ歩きって俺も参加したことあるけど、クマちゃんのおすすめの店だからハズレはないぜ!」
料理部の食べ歩きに参加したことある翔一。
「料理部の食べ歩きはヨコヅナ君が誘ってくれたおかげなんです」
「ヨコヅナってあの歓迎会でちゃんこ鍋作ってた人だよね」
話題が少しだけヨコヅナの事になる。
「あのちゃんこは美味しかったな、さすがRIKISHIの頂点YOKOZUNA」
「本名がヨコヅナらしいから、クリスの思う横綱とは違うけどね」
ドイツ人で力士を高く評価しているクリスティアーネ・フリードリヒに苦笑いでツッコミをいれる師岡卓也。
「でもほんと美味しかったね、私もっとお替りしたかったけど、義経達の歓迎会だから我慢したわ」
「偉いぞ~ワン子」
甘やかすように、一子の頭を撫でる川神百代。
「えへへ~……あ、それと、私朝のジョギングの時にそのヨコヅナ君と会う事があるんだけどね、今日聞いたら早朝に相撲の鍛錬してるんだって」
「そういや交流戦で大暴れしてた一年があのヨコヅナなんだよな」
「今日ニコニコとちゃんこ作ってた時とは大分印象違うね」
「まゆっちと同じで、普段と戦う時でスイッチを入れ替えるタイプかな。姉さんはどう思う?」
武神と呼ばれる百代に戦闘力的な部分を聞く大和。
「う~ん、私が見立てだと…格闘技術を身につけたガクトって感じの戦闘力だな」
「十分すぎるぐらい強いね」
マッチョなガクトは今のままでもかなり強い、さらに格闘技を身につければ、武士娘達とも渡り合えるだろう。
「でも……私はあまり惹かれないな」
「……つまり太った男は姉さんの好みじゃないと」
「ふふっ、それもあるかもしれないな」
百代の「惹かれない」の意味は、「戦いたいと思わない」という意味であるし、本当の理由は別にあるが、どうせ戦うなら太った男より美少女が良いので間違ってもいない。
「そうだ、それそれ!」
「ん?どれだガクト、何が食べたいんだ?」
「私のフライドチキンはあげないわよ、ガルルっ」
「警戒すんなワン子、食いモンの話じゃねえよ……いや、ある意味食いモンの話か…」
「どうしたガクト、バカみたいだぞ」
「みたい、じゃなくてバカだから心配することないよ」
「うるせぇ!、じゃなくて、俺様今日そのヨコヅナって一年を見て凄ぇ理論を導き出したんだ、みんなの意見を聞かせてくれ」
そう言ってみんなの注目を集めるガクト。
小説投稿サイト『カクヨム』にて、
ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
こちらも読んで頂ければ幸いです。