川神学園と天神館との東西交流戦
第一夜、一年生の部
「あ、あの私はどうすれば?」
川神学園一年大将の武蔵小杉に指示を仰ぐ由紀恵、
「じゃ、敵陣に乗り込んで大将倒してきて」
「分かりました、頑張って首級をあげてきます!」
「オラはどうしたらいいだ?」
由紀恵に続いてヨコヅナも武蔵小杉の指示を仰ぐ。
「……誰だか知らないけど、体大きいから本陣の守備しといて」
「分かっただ」
因みに伊予は戦えない為、人数制限の200人から外されている。
「まゆっち、気をつけてだべ」
「ヨコヅナ君も怪我しないよう頑張ってください」
「松風も頑張るだよ」
「オラが戦場を駆け抜けるぜ!」
ヨコヅナも由紀恵もそう言って指示の目的の為に分かれる。
幾ばくもしない内に、天神館の生徒が本陣に迫ってきた。
「敵本陣一番乗り!大将首はこの近藤勇二が頂くぜ」
「アホぬかせ!大将首とるんはこの坂田銅刻やぁ!」
天神館の先方隊の更に先頭の二人が川神学園の本陣目前の通路へ差し掛かると、
その前に一人、大柄な川神学園の生徒が立ち塞がる。
「どけやゴラァ!」
「シバき回すぞ!」
勢いをそのままに襲いかかる二人だが、
「「ぐへぁっ!!」」
相手の両手突きであっさりと吹っ飛ばされる
それを見て、
「本陣の護衛かっ?」
後に続く天神館の先方隊10人が足を止める。
立ち塞がったのは川神学園生徒は、股を広げて腰下ろし、そして片足を高々と、足の裏が天に向くほど高々と上げ、強く地面を踏む。
大地が揺れたかと思う程の轟音。
「ここは通さないだよ」
本陣守備を指示されたヨコヅナである。
「一人で俺らを相手するつもりか?」
「なめやがって、俺がブッ飛ばしてやるぜ」
そう言って前に出てきたのはヨコヅナと同じくらいの背丈でがたいもある生徒。
「天神館ラグビー部の殺人タックルを喰らいやがれ!」
相手の体当たりを正面からブチかましで向かえうつヨコヅナ。
「ぶへぇぁ!!」
あっさりはじき返された殺人タックル。
「相撲か、ノロマなデブなんて俺の敵やない」
ラグビー部を隠れみのに隙をついてヨコヅナの側面に回りこんでいた小柄な男がヨコヅナに襲いかかる。
「俺は天神館の赤い流せぐえぁっ!」
カウンターで張り手を相手の顔面に叩き込むヨコヅナ。
「天神館の生徒は話ながらでないと攻撃出来ないだか?」
隙をついたのにわざわざ知らせてくれる相手に、そんな疑問が口から出た。
「こいつ、デキるぞ!?」
「さすが本陣の護衛ってとこか」
「全員でかかるぞぉ!」
おおぉぉ!!
天神館の先方隊の残り八人が一斉にヨコヅナに襲い掛かる。
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ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
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