川神学園の体育祭は三種類、
通常の体育祭、水上体育祭、球技大会。
今年行われるのは、通常の体育祭。
プログラムが次々を消化されていく。
1年借り物競争、出場している由紀恵は紙を拾い、
「さぁ、何て書いてあるのでしょうか!」
‐友達-
「!…二ヶ月前の私だったら、これを設定した方と鬼と称したでしょうが…」
「今のまゆっちには楽勝なお題だぜ!!」
由紀恵は周りを見渡し、
「頑張れぇ!!まゆっち!」
一番近い友達を見つけて駆け寄る。
「伊予ちゃん一緒に来てください!」
「え、私?うん分かった」
伊予を連れてゴールする由紀恵。
「マロが審査するでおじゃる。見せてみぃ」
「はい、どうぞ!」
綾小路麻呂が由紀恵がら紙を受けて取り、
「友達、お主はこやつの友達でおじゃるか?」
隣にいる伊予にそう問いかける。
「…え?」
それに対して、以外そうな顔をする伊予。
「伊代ちゃん!!????」
驚愕の由紀恵。
「な~んて冗談だよ~。先生、私とまゆっちは友達です」
「ふむ、合格、一位でおじゃる」
「やったー!まゆっち一位だって……あれ、まゆっち?」
「い、伊予ちゃんが…友達…だと、思って…くれて、ない…」
伊予のちょっとした冗談で、放心状態になっている由紀恵。
「冗談だって、ちゃんと友達だからまゆっち!、正気に戻ってよ!まゆっち~!」
1年棒倒し、一年の男子生徒全員参加(ヒュームは除く)で対戦クラスの棒を倒し合う競技。
1-C VS 1-S
Sクラスは特進クラスなので男子生徒の平均した運動能力は、Cクラスより高い。勝敗は見るまでもないかと思われていたが…
「おい見ろよ!1-Cの棒」
「3人もぶら下がってるのに…」
「全く傾いてねぇ!?」
1-Sの猛攻を受けても1-Cの棒は倒れない。
「何よコレ~!棒に根っこでも生えてんじゃないの?」
そんな1-S花芽の発言に、
「根っこなんて生えてないだよ」
棒を直に支えている生徒、ヨコヅナが答える。
棒倒しにおいて、ヒュームがいない時点で1-Sに勝機はなかった。
何故なら、
「ヨコヅナは倒れないからヨコヅナなんだべ」
ヨコヅナがいる為攻撃の人数を多めにした1-Cが先に1-Sの棒を倒す。
『そこまで、1-Cの勝利!』
「「「「「やったー!!」」」」」
歓声を上げる1-C生徒達。
「もう何やってるのよ男子!棒倒しは得点高いのに~」
棒倒しで負けた事を悔しがるムサコッス。
「フハハ、やるではないか1-C。ヨコと黛は敵に回すと厄介な相手だな」
「ヒュームさんが出場できてれば勝てたのに…」
「仕方あるまい、ヒュームは特別枠だからの」
小説投稿サイト『カクヨム』にて、
ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
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