真剣でちゃんこに恋しなさい!   作:ニッケン

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36話①

 川神学園の体育祭は三種類、

 通常の体育祭、水上体育祭、球技大会。

 

 今年行われるのは、通常の体育祭。

 

 プログラムが次々を消化されていく。

 

 1年借り物競争、出場している由紀恵は紙を拾い、

 

「さぁ、何て書いてあるのでしょうか!」

 

 ‐友達-

 

「!…二ヶ月前の私だったら、これを設定した方と鬼と称したでしょうが…」

「今のまゆっちには楽勝なお題だぜ!!」

 

 由紀恵は周りを見渡し、

 

「頑張れぇ!!まゆっち!」

 

 一番近い友達を見つけて駆け寄る。

 

「伊予ちゃん一緒に来てください!」

「え、私?うん分かった」

 

 伊予を連れてゴールする由紀恵。

 

「マロが審査するでおじゃる。見せてみぃ」

「はい、どうぞ!」

 

 綾小路麻呂が由紀恵がら紙を受けて取り、

 

「友達、お主はこやつの友達でおじゃるか?」

 

 隣にいる伊予にそう問いかける。

 

「…え?」

 

 それに対して、以外そうな顔をする伊予。

 

「伊代ちゃん!!????」

 

 驚愕の由紀恵。

 

「な~んて冗談だよ~。先生、私とまゆっちは友達です」

「ふむ、合格、一位でおじゃる」

「やったー!まゆっち一位だって……あれ、まゆっち?」

「い、伊予ちゃんが…友達…だと、思って…くれて、ない…」

 

 伊予のちょっとした冗談で、放心状態になっている由紀恵。

 

「冗談だって、ちゃんと友達だからまゆっち!、正気に戻ってよ!まゆっち~!」

 

 

 

 1年棒倒し、一年の男子生徒全員参加(ヒュームは除く)で対戦クラスの棒を倒し合う競技。

 

 1-C VS 1-S

 

 Sクラスは特進クラスなので男子生徒の平均した運動能力は、Cクラスより高い。勝敗は見るまでもないかと思われていたが…

 

「おい見ろよ!1-Cの棒」

「3人もぶら下がってるのに…」

「全く傾いてねぇ!?」

 

 1-Sの猛攻を受けても1-Cの棒は倒れない。

 

「何よコレ~!棒に根っこでも生えてんじゃないの?」

 

 そんな1-S花芽の発言に、

 

「根っこなんて生えてないだよ」

 

 棒を直に支えている生徒、ヨコヅナが答える。

 棒倒しにおいて、ヒュームがいない時点で1-Sに勝機はなかった。

 何故なら、

 

「ヨコヅナは倒れないからヨコヅナなんだべ」

 

 ヨコヅナがいる為攻撃の人数を多めにした1-Cが先に1-Sの棒を倒す。

 

『そこまで、1-Cの勝利!』

 

「「「「「やったー!!」」」」」

 

 歓声を上げる1-C生徒達。

 

 

「もう何やってるのよ男子!棒倒しは得点高いのに~」

 

 棒倒しで負けた事を悔しがるムサコッス。

 

「フハハ、やるではないか1-C。ヨコと黛は敵に回すと厄介な相手だな」

「ヒュームさんが出場できてれば勝てたのに…」

「仕方あるまい、ヒュームは特別枠だからの」

 

 




 小説投稿サイト『カクヨム』にて、

 ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、

『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022

 こちらも読んで頂ければ幸いです。
 
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