真剣でちゃんこに恋しなさい!   作:ニッケン

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 体育祭の話を書いていたら、
「僕のヒーローアカデミア」の二次創作で、
 雄英体育祭にヨコヅナが出場する話を書きたくなったので。

「ヨコヅナのヒーローアカデミア」

 https://syosetu.org/novel/243199/

 を投稿しました。

 こちらも読んで頂ければ幸いです。


36話④

実況百代『障害物の準備が整い、選手が位置に着いたぞ』

解説ルー『一走目から注目だネ』

 

 

第1走者2-F 羽黒黒子  2-S 源義経

 

 

 スタート位置。

 

「源義経とか、アタイの相手として不足無しって感じぃ」

「お互い全力を尽くそう。宜しく羽黒さん」

「おう、よしくな」

 

 勝負前に握手を交わす羽黒と義経。

 

 2-F陣営

 

「戦う前に相手と握手とかさすが義経ね」

「義経ちゃんは良い子ですね」

「勝った場合の指名は義経がいいな」

「でも、弁慶も捨てがたいしな…」

「つか、一走はワン子じゃないんだな」

「羽黒も一走が良いってことでジャンケンで決めたらしい」

「ワン子対義経も見たかったけど……それより一走目の障害物、なんだろ、あれ?」

 

 

 2-S陣営

 

「私らの大将はいい子だね~、しかも自らが一番槍だし」

「体育祭ぐらい好きにさせてやらぁ良いだろ」

「でも負けたら一番に指名されそうですよね、義経さんは」

「義経はF組行ったら、「義経のクローンなのに不甲斐ない」つって凄く落ち込みそうだな」

「フハハハハ、負けた場合の事など話し合う必要あるまい」

「英雄様の言う通りです!!」

「それは此方も同感じゃが……一走目の障害物、なんじゃ、あれ?」

 

 

実況百代『各走者は二つの障害物をクリアしてもらう、どんな障害物かはスタートしてから紹介するぞ』

解説ルー『ほとんどは置かれている物見れば分かる定番の障害物だけどネ』

 

 

「両者位置について…用意」 

 

 鉄心の言葉で、義経と羽黒はスタートラインの前で構える。

 

「スタート!!!」

 

実況百代『さぁ~両者一斉にスタート。最初の障害物は、平均台。障害物競争では定番だが結構長いぞ』

解説ルー『途中で落ちた場合はやり直しネ』

 

 平均台の前まで来た義経は、

 

「はっ!」

 

 止まることなく飛び、速度を落とさず平均台の上を走る。

 

実況百代『さすがは義経!、平均台が障害になっていない!』

 

「アタイだって!」

 

 羽黒も離されない為に、平均台に乗り走ろうとするが…、

 

「ぎゃぁっ!」

 

 足を踏み外して落ちる。

 

解説ルー『義経は簡単にやってるけど難しいヨ、怪我しないようにネ』

 

 2-Fの生徒から羽黒に「無理すんな」「落ち着いて渡れ」と声援が飛ぶ。 

 

実況百代『やり直しの上に、羽黒はゆっくりとしか進めない。義経相手にこのロスは痛い!』

 

 義経は落ちることなく、早々に平均台を渡り切る。

 

実況百代『義経、難なく平均台をクリア、次へ進む。羽黒はまだ平均台の半分も進めてないぞ』

 

 羽黒を引き離し義経は二つ目の障害物へ、

 第二走者にタスキを渡す手前でコースを塞ぐように、()()()()()が二人立っていた。

 

実況百代『一走の二つ目の障害は、コースを塞ぐマントマンを円から押し出すというものだ!』

解説ルー『円は小さいから一歩分も押せば出るけド。マントマンは体が大きく重たいヨ』

実況百代『足以外が出てもクリアなので、相手を倒しても良いが拳で殴ったり、足で蹴ったりは無しだぞ』

解説ルー『押し出せない場合は一分で男子生徒は道を開けるヨ』

 

 義経は2-Sのコースを塞ぐマントマンまで少し距離を開けて一旦止まり、

 

「スー…ハー…」

 

 一回深呼吸してから、

 

「ハァっ!!」

 

 全速力で走りだす。

 一般生徒では見えないほどの、高速の体当たりでマントマンにぶつかる。

 

 ドンっ!!

 

「…え!?」

 

 驚愕する義経。

 

実況百代『なんと!?義経の高速体当たりを喰らっても障害物のマントマンはビクともしない!」

 

「勢いの良いあたりだべが、体重が軽すぎるだな」

 




 小説投稿サイト『カクヨム』にて、

 ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、

『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022

 こちらも読んで頂ければ幸いです。
 
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