実況百代『大・逆・転!ゴール間際までリードしていた源忠勝を追い抜き、先にゴールしたのは榊原小雪、川神戦役1回戦を勝利したのは2-Sだ!!!」
解説ルー『1回戦から接戦で見どころ満載の勝負だったネ!』
ルーの言葉を肯定するように、
ワアァァァ!!!
と、観戦している生徒たちは大盛り上がりだ。
実況百代『最後の榊原小雪の走力は、川神院の者として見ても、目を見張るものがありましたね、ルー師範代』
解説ルー『そうだね。でも私は2-S4人の走者、全員での勝利だと思うネ』
実況百代『確かに、2-Sは二走と三走も、ミスが無くタイムが2-Fより速かったですね』
解説ルー『それに、義経の最初の平均台でのリードがなかったら2-Sは負けてたネ。全員よく頑張ったヨ』
「ありがとう榊原さん!二人も、ほんとにありがとう!うぅ…」
半泣きで…というか普通に涙を零しながらお礼を言う義経。
「泣かなくていいよー義経。マシュマロあげる~」
「そうそう、俺達が勝ったんだからよ」
「言っただろ、義経はよく頑張った。ルー先生が解説してる通りだ」
四人は2-S陣営へと戻る。
「フハハハハ、よくやった四人とも、褒めてつかわす」
「まずは一勝ですね!」
「じ、えーんどじゃな。にょほほほ」
「ユキ、よく頑張りましたね」
「お手柄だぜ、ユキ」
「他の三人もよくやったと褒めてあげましょう」
2-Sは勝利した四人を笑顔で迎える。
そんな中、
「……義経は一人、足を引っ張ってしまった、情けない…」
誰も責めたりしないが、落ち込んでいる義経、
「気にしなくていいよ義経、勝ったんだし、それに4人のうち誰が一走でもあのマントマンに足止めされてたさ」
そんな義経を、仲間であり主従でもある弁慶が慰める。
「でも、義経は義経のクローンだから、多少の困難は乗り越えれないと…」
「パワー系は武蔵坊弁慶のクローンである、私の役目でしょ……義経のクローンだからって関係ないよ」
「でもでも、弁慶がいない時で、もし実践だったら…」
「実践だったら、義経は刀持ってるから何とでも出来るでしょ……はい、反省はここまで、筋力つけたいって言うなら、トレーニング付き合ってあげるから」
「弁慶……うん、分かった。義経はこれから頑張る」
弁慶のフォローで持ち直す義経、だが、
「まぁ…源義経が後輩に全く歯が立たなかったという事実は、学園中の生徒に印象ついちまったけどな」
「うぁぁぁ……」
与一の無慈悲な言葉に、また泣き出す義経、
「与一~!」
「姉御、痛い、苦しい。アルゼンチン・バックブリーカーは止めてくれ」
2-F陣営
「すまん、みんな俺のせいだ…」
「いや、あれは源君でも無理だよ、速すぎだもん」
「そうだよ、タッちゃんのせいじゃないのよ。私が油断してハードルでミスしたから…」
「一回ぐらい仕方ないですよ、ワン子ちゃん」
「そうだぜ、気にすんな!」
「今回は相手が少し上手だった、それだけのことだ」
「倒し甲斐があるっもんだぜ!」
「切り替えていこう」
「2回戦の前に、誰た引抜かれるかだな…」
「さぁ、S組!誰を指名するか選べ!」
「私達が欲しいのは 直江大和君です」
1回戦勝利したS組が引き抜いたのは、F組の直江大和。
小説投稿サイト『カクヨム』にて、
ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
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