ヨコヅナは観戦できない状況にあるが、2-Sと2-Fの川神戦役は進む。
2回戦は、女装化対決で、2-Fの師岡卓也が圧勝、指定された生徒は、葵冬馬。(※大和にしようか、義経にようか、弁慶にしようか、迷っている間に小笠原千花が勝手に指名)
3回戦は、男子限定水着コンテスト対決で、2-Sの九鬼英雄が男を見せて勝利、指定した生徒は葵冬馬。
そして、川神戦役は4回戦へ、
4回戦の種目のテーマは、知と遊び心、
「ではクジを引くぞ……、出おった、
多くの者が「体育祭でやる競技ではないような…」と思う所だが、クジの中には恋愛ゲームなどもあるので、まだマシだろう。
それに川神水は酒ではなく、場で酔えるだけなので問題ない。
「男女の限定はない、両組選手一名を選べ」
4回戦の種目を聞いて、2-Sの陣営では、
「これは私しかいないでしょ」
名乗りを上げたのは、武蔵坊弁慶。
「姉御の為にあるような種目だな」
「普段から川神水を飲んでおるぐらいじゃからの」
「ワハハ、好きなだけあって、弁慶は多種の川神水を熟知している」
「頑張れ!弁慶」
「弁慶なら楽勝だろ」
「弁慶さんは最終戦に出て欲しいところでもありますが、ここで一勝取れるなら良しとしましょう」
皆、弁慶の出場を否定しないし、勝ちを疑っていない。
唯一人、
「いや、楽勝なんかじゃない……それどころか、今までで一番2-Sに勝算のない種目だ」
2-Fから引き抜かれた、直江大和を除いて、
「あれ~、大和は私が負けると思ってる?」
「2-Sで選手を選ぶなら弁慶一択、そこに異論はない……」
大和も弁慶の実力を疑っているわけではない、問題は相手なのだ。
「2-Fからは必ず彼が出てくる…」
4回戦の種目を聞いて、2-F陣営では
「この勝負もらったね」
「負けるはずがありません!」
「これで大和が戻ってこれる」
「相手は多分弁慶が出てくるだろうけど、負ける気がしないね」
「飲べぇに、格の違いを見せてやれ」
勝利を確信している2-Fの生徒達。
相手が誰であろうと、負けるなどと欠片も思っていない。
「なんたってこっちには、食のスペシャリストがいるんだから!」
「出番だぜ、クマちゃん!」
「直江君を連れ戻す為にも、精一杯頑張るよ」
2-Fからの選手は、食のスペシャリスト、熊飼満だ。
4回戦の利き川神水、2-F熊飼満 VS 2-S武蔵坊弁慶。
両者の前には机とその上に番号をふった五つのグラスが並んでいる。
「5種類の川神水を、飲み比べて答えをフリップに書きなさい。正解数の多い方が勝ちじゃ」
鉄心がルールを説明をする。
小説投稿サイト『カクヨム』にて、
ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
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