鉄心のルール説明を聞いて、1-C、
「川神水は無色透明なのに分かるのかな?」
伊予を含め、多くの生徒が同じことを思う。
「僅かな濁り具合に違いがありますよ、それに味や匂いに特徴がある種類もあります」
由紀恵のように料理が得意な一部の生徒などは少しは違いが分かる。
「まゆっちなら何種類正解できそう?」
「私も多くの種類を飲んだことがあるわけではないので、1つ、2つしか、正解できないと思います」
「やっぱ難しいよね。でも、武蔵坊先輩は普段から川神水飲んでるし、熊飼先輩も食のスペシャリストって呼ばれてるから、5つ正解とからあるのかな。どっちが勝つと思う?」
「どっちですかね……ヨコヅナ君なら熊飼先輩の実力知ってそうなので、予想出来るかもですが…」
「ヨコヅナ君は料理部だもんね、でも…」
ヨコヅナの方を見る由紀恵と伊予。
「ヨコっち今大変そうだから、聞くの止めといた方が良いんじゃね」
「そうだね……」
「では、飲み比べい!」
生徒達の注目の中二人は、川神水の入ったグラスを手に取る。
熊飼は、グラスに入った川神水を角度を変えて観察し、匂いを嗅ぎ、少しだけ口に含んでよく味わってから飲み、そして、迷いなくフリップに答えを書く。
実況百代『熊飼は、一定のペースで川神水を飲み、そして自信満々の笑みで答えを書き込んでいってるぞ!』
解説ルー『彼は基本、いつも笑顔だけどネ』
弁慶は、グラスに入った川神水を、
「ゴクっ、ゴクっ……ぷはー、美味い!」
と豪快に一気飲み、そして迷いなくフリップに答えを書く。
実況百代『弁慶は一気のペースで川神水を飲み、そして酔った笑みで答えを書き込んでいってるぞ!』
解説ルー『彼女は基本、いつも酔ってるけどネ』
弁慶の飲み方を見て、
「弁慶!全部飲まなくても良いんだぞ!」
と義経が叫ぶが、
「分かってるよ~義経。ゴクっ、ゴクっ……ぷはー」
弁慶は全部飲むのを止めない。
「駄目だって、弁慶お前は5杯で壊れる、少しずつじゃないと…」
「だいじょうぶだよ~よしつね。わたしは、ぜんっぜんよってないよ~、ウィっ」
お互いが、5つの答えを書いたところで、
「では、両者一斉に答えを見せい!」
熊飼の答え 弁慶の答え
1.大吟醸川神水 〇 1.大吟醸川神水 〇
2.獺祭川神水 〇 2.獺祭川神水 〇
3.菊一川神水 〇 3.菊一川神すい 〇
4.鬼殺川神水 〇 4.おにころち △
5.輝虎川神水 〇 5.※qhiかrG@ ×
「うむ、この勝負2-F熊飼満の勝ち!」
実況百代『おお!4回戦は2-Fが勝利だ!!パーフェクトとか、さすが食のスペシャリスト!』
解説ルー『弁慶の自滅でもあるけどネ』
「あへ~、なんへ~?…ウィっ、わはひひゃんと答へかいひゃよ~…ウィっ」
「「「「「「「「書けてねぇよ!!」」」」」」」」
4回戦は2-Fの勝利で、直江大和が指名され戻り、2勝2敗で5回戦へ。
小説投稿サイト『カクヨム』にて、
ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
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