実況百代『6投目はマルギッテの勝利で、Sが2勝で王手がかかったぞ。7投目で決まってしまうのか?』
解説ルー『行否権はSにあるから、ダイス次第では即負けだネ』
残りのカードは1枚ずつでFが『3』Sが『5』、数字の大きいSが自動的に行否権を有する。
しかもFはキャップとヨンパチが保健室送りになったので、2/5で負けが確定する。
「では、7投目行くぞ。つまらない決着にはならないことを祈りたいの……ホレっ!」
ダイスの出目は、
【クリス】 【井上】
実況百代『出た名前は、クリス対井上。Fにとって最悪で、観てる方もつまらない出目は避けられた!』
解説ルー『それに勝負になっても、見物の組み合わせになったネ』
「どうじゃハゲ、クリスと戦って勝てるか?」
「クリスは幼女じゃないから容赦なく殴れるが……マルギッテ…」
「クリスお嬢様を攻撃するなど許さない、と私が言うと思っているのですか?」
「「「「思ってる」」」」
「那須与一までが言いますか……正々堂々の勝負に私が口出しすれば、騎士としてのクリスお嬢様の誇りを傷つけることになります。なので私は何も言いませんし、後で報復などもしません」
「そいつは助かるぜ」
「ロリコンにクリスお嬢様が負けるとも思っていませんがね」
「言うと思ったぜ……与一は良いのか?ここで勝負が決まったら、源氏の汚名返上は出来なくなるが…」
「構わねぇよ。参加はしたんだ、文句は言われねぇだろ」
「おい、ロリコンハゲ。あたいも怪我が辛いからここで決めろ」
「誰も名前で呼んでくれねぇ…」
「勝ったら、引き抜く生徒はお前が選んで良いぜ」
「本当か!?」
「ああ、英雄様は川神一子を引き抜きたいとは思ってないし、他もクリスに勝ったなら文句は言わねだろ」
「分かった、必ず勝利しよう」
「クリス、あいつら…」
「皆まで言うな大和。目を見れば分かる、勝負する気だな」
「勝てるか?」
「愚問だな、私が勝たねば誰が勝つ」
「油断しない方がいい。相手、ハゲでロリコンと言われてるけど、多分強いよ」
「心配するな京。騎士クリスは油断などしない」
((自信満々の時のクリスって、逆に心配になるんだよね)な)
「2-S、どうする?」
数字は決まっているので、カード決めは無しにSに聞く鉄心。
「勝負します」
実況百代『勝負になった!、井上はクリスに勝って、ここで川神戦役に決着をつけるつもりのようだ!』
解説ルー『大事な一戦だネ、観てるみんなも目を離さないことをお勧めするヨ』
クリスと井上が対面して立つ、
「両者構えて……はじめっ!!」
小説投稿サイト『カクヨム』にて、
ヨコヅナが主人公のオリジナル小説、
『なんでオラ、こんなとこにいるだ?』を投稿しております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054922126022
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