今回からいよいよ三人を中心に物語が展開されます。
それでは、ゆっくりしていってね
「ふぁぁ……よく寝た…」
目を擦りながらベッドから出る。
寝起きなので頭が回らない。
「今日は……フランと遊ぶというか、お話するんだっけ」
少しワクワクしている。
レミリア「おはよう、エル」
「あ、おはよ」
扉が開いた先にはレミリアが。
レミリア「顔洗って歯磨いておいで、食堂に連れていってあげる」
「分かった…」
やはり主なだけあって、客には優しい。
そんな事を思いながら洗面所に向かう。
自分の顔を洗い歯を磨き、いよいよ目も覚めてきた。
「ふぅ…すっきりした」
レミリア「じゃ、食堂に行くわよ」
「うん」
館が大きいせいか、まだ自分がここに慣れていないせいか、妙に長く感じる。
色々と話を聞きたい事もあるがそれは今日の夜にでも聞いてみようと思う。
レミリア「待たせたわね、皆揃ってる……わね」
昨日会ったフラン達もそこに居た。
だけど……あの中国人みたいな人は誰だろう…?
咲夜「美鈴、貴女は門番してなさい」
美鈴「酷いですよぅ、咲夜さん…私だってご飯をたb」
咲夜「はいはい、外で一人で食べてなさい」
咲夜さんがそう言いながら美鈴という女性を引っ張っていく。
門番から仕方ないか。
レミリア「いつもの事ね」
レミリアは何とも無いように言ったけど。
あれいつもの事なんだ!?
「あっ、えっと…僕はどこに座れば?」
レミリア「何処でも良いわよ」
その会話を聞いたのか、フランが駆け寄ってくる。
フラン「じゃあじゃあ、フランの隣座って!!」
相変わらず無邪気だなぁ…。
「分かったよ、そっちに行くね」
レミリア「ふふっ」
レミリアが微笑ましそうに僕を席に座らせるフランを見つめる。
咲夜「皆様、お食事をお持ち致しました」
そこには、日本で食べるようなものばかりがたくさんで、それでいて美味しい匂いがする。
今日はお肉がメインらしい。
フラン「エルお兄様、美味しそうだね♪」
「呼び捨てで良いよ、フラン」
フラン「えへへ、エル♪」
「なんか照れるな……」
レミリア「ほらほら、二人共…食べるわよ」
フランが微笑んで来たので微笑み返す。
「頂きます」
そのあと、早速朝食を頂いた。
感想を言うと、とても美味しかったよ。
さて、朝食を済ませフランに「フランのお部屋に後で来てね♪」と言われたので向かう事に。
なんでも、紅魔館の地下にあるのだが………
「ここかな」
ドアをノックし、中へと入る。
フラン「あ、いらっしゃい♪」
部屋は普通の女の子らしい部屋なのだけど………
「フラン、あの隅に置いてあるものは……?」
フラン「壊れちゃったお人形だよ?」
いや、人形じゃないよねあれ完全に人間だよね!?
……落ち着け、落ち着くんだ…。
「そっそうなんだ…」
とりあえず平然を装い適当に言。
フラン「フランね…あまり生身の人間を見た事無いの」
「えっ」
フラン「フランは、力の加減が出来なくて…お姉様がフランをここに閉じ込めたの…」
「…」
フラン「幻想入りしたばかりのエルに言うのもどうかとは思ってる…最近少しは力の加減が分かるようになったけど、やっぱり壊してしまう事があるから…」
「何年、ここに閉じ込められたの…?」
フラン「495年…お姉様、アイツは、フランが嫌いだから…きっとここに閉じ込めたんだよ…」
495年…人間じゃ考えられない話だ。
「フラン、レミリアに聞いてこようか……?」
フラン「えっ…」
「きっと、レミリアだって何かあって、閉じ込めたんだよ」
フラン「…うん、分かった。一緒に聞きに行く…」
そんなの寂しいに決まってる。
ずっと一人だったんだから…
そんな思いでフランをぎゅっと抱き寄せる。
フラン「ん…」
フランから僕に抱き着こうとはしない。
きっと壊れてしまうのが怖いのだろう。
「じゃあ、聞きに行こうか」
こくんとフランは頷いた。
はい、お疲れ様でした。
今回は上編と言うことで作りました
次は下編だね
ここから余談ですが、男の人が幻想入りしたら思う事って間違いなく「うわぁぁハーレムだぁぁぁやったぁぁ!!」ですよね?(笑)
そんな事を考えてみて下さい。フランのおもちゃにされるかと思います(笑)てではでは。