スカーレット姉妹と共に過ごした時間   作:エルハイド

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へい。
エルハイドでございます。
投稿が遅れるのは毎度の事ながら仕方ないね。
って事で、ゆっくりしていってね。


第7章 抗いたい運命

「はぁ……。」

あの事を伝えて以来、二人はずっと離れない。

何と言うか、僕よりも長い年月を過ごしてるのに…

"子供っぽい"というか。

レミリア「エル……♪」

フラン「エルー♪」

二人同時に抱きついてくる。

僕らが居れるのは残り半月。

…正直、抗いたい運命だ。

でも…ひ弱な僕があの妖怪に抗ったらどうなるだろう。

そんな事を思いながらまた二人と今日もグダグダと一日、また一日を過ごす。

「僕はこのままで良いのだろうか…」

レミリア「エル?」

「…どうかした?」

レミリア「この運命だけは抗っちゃ駄目よ…」

フラン「あの、"ゆかり"って妖怪、誰よりも強いから」

???「でも、願わくばここにいたい。」

「その声…!!」

紫「皆さん、御機嫌よう…♪」

「…何の用ですか。」

紫「貴方の行動、見させてもらいましたわ」

レミリア「エルの行動をあんたが見張ってどうする気…」

フラン「フランから大切なもの奪う気なのね…」

二人とも殺気立ってる。

紫「あらあら、怖いわね…ちょっと、提案があるのだけど。」

「提案…?」

紫「そう。提案。貴方がここに居られるように、あるいは幻想郷と現世を行き来できるようにする方法」

レミリア「そんな方法が…?」

紫「簡単な話よ。ずっとここに居たいならそれなりの代償を払って貰うだけの事。」

…何を考えてる、こいつ……?

紫「エル、貴方を現世で存在しなかった事にするの。」

「つまり…」

僕は向こうで死んでる事になる…

紫「それか、行き来できるようにする方法。」

どんな代償なんだろう…

紫「そこの姉妹どちらか一人を殺しなさい。」

なっ…

「…」

ちらりと2人を見る。

顔が完全に青ざめてる……。

「そ、そんなの許されるわけが…!!」

紫「いいえ、貴方一人を自由に行き来させる為の最小限のリスクよ。」

完全に言葉を失う…。

次元を超えた運命に逆らう事は、こう言うことなんだ。

紫「まぁ、その回答は月の終わりに聞くわ。それまでに考えて頂戴」

そう言うと紫さんは消えた。

当然、僕を含め三人は唖然。

気まずい空気が流れる。

…来たんだ、大きな決断をする時が。

…人は、大きな決断をする時に必ず起きるものがある。

"手に入れる代わりに、失うもの"

「2人とも…」

反応がなかった。一応、自室に運ぶ。

まだ、…いや、もう考える時間は少ないのかもしれない。

その中で、僕は正しい判断を出来るだろうか…

「寝ちゃってる…」

フランもレミリアも心地良さそうに寝ている。

時間にして、深夜2時。

普段なら吸血鬼は起きている時間帯だ。

「僕も寝よう…」

考えるのが怖くなって、寝床に着いた。




はい。どうでしょうかね。
多分そろそろ終わる…というか終わらせます。
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