エルハイドでございます。
投稿が遅れるのは毎度の事ながら仕方ないね。
って事で、ゆっくりしていってね。
「はぁ……。」
あの事を伝えて以来、二人はずっと離れない。
何と言うか、僕よりも長い年月を過ごしてるのに…
"子供っぽい"というか。
レミリア「エル……♪」
フラン「エルー♪」
二人同時に抱きついてくる。
僕らが居れるのは残り半月。
…正直、抗いたい運命だ。
でも…ひ弱な僕があの妖怪に抗ったらどうなるだろう。
そんな事を思いながらまた二人と今日もグダグダと一日、また一日を過ごす。
「僕はこのままで良いのだろうか…」
レミリア「エル?」
「…どうかした?」
レミリア「この運命だけは抗っちゃ駄目よ…」
フラン「あの、"ゆかり"って妖怪、誰よりも強いから」
???「でも、願わくばここにいたい。」
「その声…!!」
紫「皆さん、御機嫌よう…♪」
「…何の用ですか。」
紫「貴方の行動、見させてもらいましたわ」
レミリア「エルの行動をあんたが見張ってどうする気…」
フラン「フランから大切なもの奪う気なのね…」
二人とも殺気立ってる。
紫「あらあら、怖いわね…ちょっと、提案があるのだけど。」
「提案…?」
紫「そう。提案。貴方がここに居られるように、あるいは幻想郷と現世を行き来できるようにする方法」
レミリア「そんな方法が…?」
紫「簡単な話よ。ずっとここに居たいならそれなりの代償を払って貰うだけの事。」
…何を考えてる、こいつ……?
紫「エル、貴方を現世で存在しなかった事にするの。」
「つまり…」
僕は向こうで死んでる事になる…
紫「それか、行き来できるようにする方法。」
どんな代償なんだろう…
紫「そこの姉妹どちらか一人を殺しなさい。」
なっ…
「…」
ちらりと2人を見る。
顔が完全に青ざめてる……。
「そ、そんなの許されるわけが…!!」
紫「いいえ、貴方一人を自由に行き来させる為の最小限のリスクよ。」
完全に言葉を失う…。
次元を超えた運命に逆らう事は、こう言うことなんだ。
紫「まぁ、その回答は月の終わりに聞くわ。それまでに考えて頂戴」
そう言うと紫さんは消えた。
当然、僕を含め三人は唖然。
気まずい空気が流れる。
…来たんだ、大きな決断をする時が。
…人は、大きな決断をする時に必ず起きるものがある。
"手に入れる代わりに、失うもの"
「2人とも…」
反応がなかった。一応、自室に運ぶ。
まだ、…いや、もう考える時間は少ないのかもしれない。
その中で、僕は正しい判断を出来るだろうか…
「寝ちゃってる…」
フランもレミリアも心地良さそうに寝ている。
時間にして、深夜2時。
普段なら吸血鬼は起きている時間帯だ。
「僕も寝よう…」
考えるのが怖くなって、寝床に着いた。
はい。どうでしょうかね。
多分そろそろ終わる…というか終わらせます。