エロいことしようとしてたら最強の魔導師になっていた 作:100000
趣味は盗撮です。
改行のタイミング分からない。文才が、文才が欲しい。
おそらく原作主人公に出会った日
パァーと真っ白な世界から知らない家の中へと視界がうつりかわる。
「え、なに?転生終わり?意外とすんなりやるんだな」
辺りを見渡し、自分の手を確認する。なるほど、どうやら俺は子どもの大きさに変わっているらしい。すげぇ本当に俺神様転生したんだ。
「あ、そうだ。顔、顔どうなってんだろ」
パタパタと軽快な足音とともに、鏡があるであろう洗面所を探す。
やけに広い家で探すのに手間取ること数分、ようやく洗面所を見つける。
「なんで1階に部屋が六つもあるんだよ…」
と思いのほか大きい家のサイズに驚きながらも鏡を覗く。
「………え、イケメン。やだ、かっこいい」
そこに映っていたのは髪や眼は日本人らしく黒だが、アイドル顔負けの美貌がそこにあった。その口や瞳、鼻を動かしながら自分の顔であることを自覚すること数分。俺は……
「勝ち組や…これは勝ち組だよ」
と自分のこれからの人生が薔薇色であることを確信した。この顔ならアイドルとして人類史に名を残せるのでは?めちゃくちゃ美人な奥さんと使い切れないほど財産を手にできるのでは?
これからの勝ち組(顔だけ)人生に思いを馳せているといきなり白い封筒が上から落ちてきた。
「うお!ビックリした!……え、なに神様よりって」
拝啓、転生者『けんざきあきと』様
『魔法少女リリカルなのは』への転生おめでとうございます。これからあなたは第二の人生をご自身が選んだ特典と共に満喫してください。戦いに生きるもよし、愛に生きるもよし、悪の道を進むもよし、全てがあなたの思うままです。今後私から何か提供できることはありませんが、あなたの転生ライフが善きものであることを望みます。
神様より
追伸
あなたの身辺情報は同封された紙に全て記載しており、またこの世界の通貨や道具、生活に必要なものは一通り整えており、場所も同記しております。また、私が提供した物につきましてはこちらでの責任は一切取りませんので悪しからず。
「なにこれ、俺が知らないだけで神様っていい人なのか?」
神とは人を試し、時には傍若無人に振る舞うもの…そう思っていた俺の考えはこの神様の手厚すぎるサービスによって覆った。
なんか最後の責任云々が気になるが、ともかくこれ以上のないほどの支援であることには変わりない。ぜひこれからの生活に役立てさせていただこう。
ふむふむなになに?
あなたの設定は以下の通りです
・氏名:
・親は二人とも海外へ単身赴任(いません戸籍だけです)
・親の氏名は同封の戸籍謄本を参照してください
・海鳴市へと最近引っ越してきた
・あなたは私立聖祥大附属小学校3年生です。
・来週から通うことになってるので準備をしてください。
え、親いないの?いやこの世界に本当の親いないけど俺実質天涯孤独?責任?あっ…(察し)
つまるところ親いないからやることなすこと全部お前の責任だからなということのようだ。いや確かにその通りであるが、これまさか親の設定まで書き込むのが面倒くさかったとかないよな?
だが、親がいないというのは反面誰も俺を縛ることが出来ないということ。
そうと決まればやることは一つ
「ご近所挨拶だ!」
「んっはあああああ!神様転生最高!」
元々何も持ってなかったため菓子折りの一つも用意できていなかった俺だが一通り近所に挨拶をしたところ、えらいね〜とかしっかりしてるね〜とお褒めの言葉をいただいた。さらにお家にいたリトルガールの顔を真っ赤にする追加効果入りだ。いやー顔を合わせて微笑んだだけで惚れさせるとかこの世界楽勝っすわ!
「よし!せっかくだからもう少し遠出してこの顔晒すか!」
前世ではまず浴びることのなかった賛美にどんどん気が大きくなっていくのを自分でも実感する。でもしょうがないよね、イケメンなんだから!
「ん?お、公園あるじゃん。ちょっくら夕方ギリギリまで遊ぶ少女たちの心掴んでくるか〜」
家の近所からさらに少し歩いた場所にある公園に足を踏み入れる。しかしそこには誰もおらず、かくれんぼしているということも無く文字通り人っ子一人いなかった。
「なんだ、いないのか」
「そこで何してるの?」
「ん?」
後ろから女の子の声がする。ふっ、どうやらまた一人いたいけな女の子の心を……おと…………し………
「あ」
「??わわっ!かっこいい…!」
栗色のツインテールにどこか同人誌で見た事があるこの顔立ち……まさか
「えーと、失礼ですがお名前は?」
「あ、えっとはじめまして!私の名前は高町なのは!」
なのなのなのなの〜〜〜〜!!!???
まさかの原作主人公エンカウント!えっ凄い俺本当にアニメの世界に来たんだ!すごいすごい!
かわいい!小動物みたいな目と幼さが相まってかわいい!保護したい、いや、保護したい!(言語野崩壊)でもこの子見た目の割にはかなり礼儀がしっかりしてますね(冷静)
「……」
「え、えーと…」
「おっと失礼お嬢さん、俺の名前は剣崎暁斗っていうんだ。最近引っ越してきたよろしく頼む」
「引っ越してきたんだ!よろしくね!」
「あぁ。そうだなのはちゃん、良ければなんだけどここら辺で美味しい食べ物があるお店とかある?」
「!!!それならいいところ知ってるよ!ついてきて!」
おお!ここで原作キャラと交友が持てて、しかも案内までしてもらえるのはポイント高いのでは?いやーやっぱ人って顔だよね(ゲス顔)
そしてなのはちゃんについて行くこと数分、オシャレなスイーツ店へとやってきた。
「ここだよ!」
そこは夕方の下校時間とスイーツ店というのが相まってかかなりの女子学生や奥様方でごった返していた。
入店早々、まるで我が家のようにスルスルとお店の奥へと歩いていく。
凄いよこの子、ここまで案内してくれて思ったのが、しっかりしてる感が半端ない。俺がこれくらいの時はまだ言語発してなかったんだけど。猿みたいにキャーキャー喚いてただけだったんだが。
「ただいま!」
「おかえり、なのは」
え、ただいま?あれもしかしてこの店ってなのはちゃん家、俺ってもしかして………
客として呼ばれただけ?
ば、ばかな(震え声)
この完全無欠の超絶イケメンの俺を前にして結婚してくださいの一言もなかっただと!流石は原作主人公、並大抵の精神力ではないな。やはりエロ同人誌でアヘってたのは所詮二次創作ということか。
「あきとくん!こっちこっち!」
原作キャラの精神力に戦々恐々としているとなのはちゃんがお店のカウンターの奥、おそらく自宅がある方からこちらに手を振っている。
そこに行くまでの間にも俺の周囲にはどよめきが止まらない。
──え、あの子かっこよくない!?
──ジュニアアイドルかしら?
──将来、凄い男になるよ絶対!
ほら、なのはちゃん。みんなこうなるんだよ。俺がキメ顔作ったら奥様もJKも目がハートになるから。
だからボクニシタガエェ!(XXハンターXX並感)
奥へついて行くとリビングと思われる場所でなのはちゃんがスイーツを手に待っていた。
「はいこれ!私のお母さんが作ったシュークリーム美味しいよ!」
………………ですよねー!分かってた!分かってた!俺を客じゃなくて一人の男として見てるの分かってた!っかああああああああぁぁぁ原作主人公ですら堕としてしまうこの顔が憎いよー!お近付きの印ってか!きゃは!てかなのはちゃんしっかり俺に惚れてるじゃないか、チョロい!チョロいよ!そりゃあ触手にズボズボされてビクンビクンアヘアヘしちゃうよそりゃあ!
……………ふぅ、取り敢えずシュークリーム食べますか(賢者タイム)
…え、美味い。待ってこれ今まで食べたスイーツの中でダントツで美味いのだが。え、凄っ、これを一流パティシエじゃなくてそこら辺のお母様が作ったというのか!
「これ、めちゃくちゃ美味いな」
「でしょ!」
なのはちゃんがまるで自分の事のように胸を張る。まぁそりゃあこれだけ美味いシュークリーム出せるんだもの、誇るよな。俺でも誇る。
これはもう生涯リピーターになるしかないな…
うん?リピーター?
……………………………………………
はあああああぁぁぁ!?ま、まさかこのためにわざわざ奥まで呼んだのか!?俺が子どもでお金がないことを見越してタダで与えることでリピーターとして変身させ、これから生涯よろしくねってかあぁ!?
くそっ!踊らされてる!俺が!こんな小さな少女に!でも悔しい!美味しい!食を進める手が止まらない!ビクンビクン
この日、俺はこの世界で齢九つの少女から初の敗北を教わった。
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私、高町なのはは今日運命の出会いをしました。
大袈裟かもしれないけれど確かにわたしはこれが運命の出会いなんだと確信しました。
彼とまた会いたい、また話したい、そんな想いが止まらなくなりました。
私のお母さんの作るシュークリームは一度食べたらまた食べたくなることで街では有名です。
………あきとくん、また来てくれるかな?
この後、主人公は夕飯までお世話になりました。
(く、くそ!夕飯までめちゃくちゃ美味いだと!どこまで俺をこの店に縛り付けるつもりなんだ!)ビクンビクン
次回番外編登場キャラ
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いつもの3人
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大天使ヴィータちゃん
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戦闘狂シグナム
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スバルとかティアナとか(その他)
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(できる限り)突っ込めって言ってんだよ!