妖斗(遂に来たか。人妖大戦、古代都市組との別れか。一応手紙は月夜見に渡してあるし、核に耐える方法もある。あとは、バレないようにするだけか。)
そして妖斗は都市の外へ歩きだし、隊と合流した。
軍には、戦闘のため緊張がはしっていた。
第1便発射時刻~
兵士「第1便、無事発射しました!」
妖斗「了解、そろそろ開戦だから頑張ってね」
兵士「ハイッ!ありがとうございます」
数分後、都市の奥の森から数万にも及ぶ妖怪が次々と現れた。
妖斗「それじゃ、始めますか!作戦通り俺たちが西側、永牙たちが東側で行くぞ。目的は撃退ではなく足止めがメインだから忘れないように」
兵士達「「はい!」」
妖怪と兵士が交わった。攻撃や能力が飛び交い、一部では地面が抉れ一部では火の手があがっていた。妖斗はヒノカグツチ改を使い、一体一体倒していった。途中、少し傷を受けてしまったのだが回復する暇もなく次々と敵が迫ってくるため、どんどん傷は増えていった。すると、妖怪の群れの中から一匹の狼(人形)の妖怪が現れ、話し出した。
狼妖怪「この辺りで、一番強いのはお前か?」
妖斗「あぁ、西側では俺が恐らく一番だ」
狼妖怪と妖斗の眼があい、お互い同時に声を発した。
二人「「さぁ、始めよう!」」
狼の爪と妖斗のヒノカグツチ改がぶつかった。押し合う力は拮抗したが、妖斗が能力で身体強化系魔法を発動させたことにより妖斗が押しかった。
狼「ほ~中々だな」
妖斗「こっちのセリフだ」
狼「それじゃ、こっちも能力を使わせて貰うとしようか」
妖斗「だったら、こっちも遠慮なく!マハガルダインッ!」
狼妖怪に向かって暴風が放たれた。
だが、狼妖怪は難なくよけ妖斗に向かってきた。そして拳を振りかぶり、突きだした。
妖斗(クッ!窒素装甲!)
妖斗は、オフェンスアーマーを発動したが狼妖怪は、その防御力を上回る威力で攻撃してきたため妖斗は数メートル後ろに飛ばされてしまった。
妖斗(さすが妖怪、すごいな……………俺も妖怪だわ。そんなことより、どう攻略しよう。まだ、できるだけ本気は出したくないからな。取り敢えず、一方通行!)
妖斗は、地面に向かって足を振り下ろした。そうすると、地面が振動していき、狼妖怪の下の地面に振動が到達した。狼妖怪はその場でジャンプし、よけ再び妖斗の方へ突っ込んできた。振り下ろされた拳は妖斗に当たることはなく、向かってきた方向と真逆の方へと拳がとび狼妖怪の腕へ、大きなダメージを与えた。
妖斗(よし!片腕ほぼ破壊!それにしても、あいつの能力は何なんだ。恐らく、攻撃的な能力ではないはずだ。俺が知っているキャラに似たような能力は……回避?いや違うな。だったら二パターンに絞れるな)
そう考えると、妖斗はテレポートを使い狼妖怪の背後から攻撃をした。狼妖怪は攻撃を見ることなく避けた。
妖斗(避けたか。それも見ずにか。だったら能力は予知系統の可能性が高くなるな。だったら対処は簡単だ。予知したところで避けられなければいい、【ロックオン】、【黒いまなざし】、【絶対零度】)
妖斗から放たれた、3つの技により狼妖怪は氷付けとなり身動きがとれなくなり、絶対零度による凍傷などにより瀕死となっていた。
妖斗「じゃあな、中々だったぜお前、【青薔薇の剣、...エンハンスアーマメント、そしてリリースリコレクション!】
青薔薇の剣が刺さった場所から氷のツタが延び、氷付けとなった狼妖怪に巻きつき多くの薔薇の花を咲かせた。
咲き誇った薔薇に生命力を吸われた狼妖怪は力尽き、妖斗の勝利で終わった。
妖斗「はあ、はぁ、大分疲れたな。えっと今は丁度第5便の出発時間か。というか青薔薇の剣すげぇな。範囲えげつねぇ西側の一部壊滅してんじゃん」
妖斗はその後も妖怪を斬り続け、第6便による離脱組の援護に回った。そして、発射時刻となり隊の約半分が乗り込み月へと向かった。地上に残ったのは、妖斗、永牙そして一般兵士約百名だけで、妖怪の数はまだ千体ほど残っていた。
妖斗「一人で十体位倒せればいけるか」
妖斗は、某イケメン王子のセリフを吐き捨て、永牙と共に大群へ斬り込んでいった。妖斗は引き続き最西端部分を、永牙は最東端部分を担当し次々と妖怪を斬り捨て、残り全員が乗り込む第7便出発前にはほぼ全ての妖怪は地に伏せていた。
妖斗「全軍、退却準備!!」
妖斗が号令をかけると軍全員は集合し、退却準備を終え一般兵士は退却した。
妖斗「永牙、二人になったな。そして敵は残り50ほど、どちらが多く倒せるか勝負しようぜ」
永牙「良いだろう。軽く捻り潰してやる」
ふたりは、それぞれ狙いを定め抜刀し各々妖怪へと斬りかかった。妖斗は魔法(スキル)とヒノカグツチ改を使い、永牙は刀を使い戦った。
妖斗「23…………24、これで!」
そういい、妖斗が永牙の方へと目線を向けると、
鬼と思われる妖怪に胸を貫かれ息をしていない永牙の姿があった。
妖斗「永牙!!」
妖斗は永牙の元へ駆け寄った。だが、もう既に手遅れであった。妖斗の知る術では瀕死からの回復はできても、死者蘇生はできなかった。
妖斗「クソガッ!!もうこうなったらするしかないか」
そういうと、妖斗は懐からボタンを取り出した。そして妖斗はボタンを押した。
~~~~~~人妖大戦前~~~~~~
月夜「妖斗、これを渡そう」
月夜見はボタンを妖のへと渡した。
妖斗「なんだ、これ?」
月夜「核の発射ボタンみたいなものだよ、これを押せば10分後に核が落ちてくるからその間に耐える準備をしてね」
妖斗「了解、月夜見俺からもひとつ頼む。俺が地上に残ったあとにあいつら(月明隊の奴らと永琳とか)が確実に騒ぐから、その時にはこの手紙を読んでやってくれ。次いつか会った時何でも言う事聞いてやるから頼む」
月夜「言質取ったからな。手紙の方は任せときなさい」
~~~~~~現在~~~~~~
妖斗(これで後10分か、耐えれば一旦最低でも引き分けまで持ち込める)「さて、お前は何者だ」
鬼母子神の設定が全然できてないので、大分次は遅れます。