D.C. AnotherFinalChildren   作:蒼石 梢

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D.C.4の泉先生好きです。民俗学かじってたからかもしれませんが。
境界の話は面白いですね。

さてさて、関係ない話でしたが8話スタートです。あと今回も短めなのはカットしたからですね。


お務めしゅーりょー

LHRが終わったとたん、教室は静寂からうって変わってガヤガヤとした喧騒に包まれる。

帰り支度を進めながら、この後、どこかに行こうかなんて話している連中もいれば、足早に部活へ急ぐ姿もみられた。杉並のヤツはそうそうに消え去った。

みんな元気なもんだ。俺自身は万年帰宅部なので部活には縁はないが。

「ずいぶんとくたびれたって顔してるね、義之くん」

教卓から降りてきた母さんが俺の席までやって来てそう言った。

「今日もやりきったって感じだよ」

「普段から真面目にやってればそんなことないのにねえ。付属の授業なんて基礎中の基礎だし難しくないと思うんだけどね」

母さんの正論がグサッと胸に突き刺さる。母さんは天才だし、なぜ引っ掛かるのかわからないのかもしれない。

そもそもの問題は俺のやる気の問題だと言われればそれまでだが。

「やっぱりお兄ちゃんに悪いところも似ちゃったのかなあ。あ、頭の話じゃないよ?」

「わかってるし言わなくていいよ。あと、俺は父さんほど面倒くさがりじゃないよ」

「えー、それはどうかなー。部活だってやってないし、そのくせ習い事もやりたがらないじゃん」

「俺だって色々あるんだよ」

色々ねえと疑ってかかる母さん。息子のことは理解している。形勢不利は明らかだった。

「とにかく色々あんの。そうだ母さん、今日は早く帰れそう?」

「今日? 実は臨時の会議が入っちゃってさ。結構かかりそうなんだよねー。帰り聞くなんてどうしたの? あ、ママが恋しくなった?」

ママですよーなんて言いながら、こちらを見る目は完全に面白がっている。

「実は今日は俺が料理作ることになったから、鍋とかいいなあと思ってたんだけど、母さん遅いと一緒に囲めないし別の料理でもと思ってね。でも、こんなこと言うなら遠慮いらないよね?」

「うにゃ!? 義之くんが料理作ってくれるの? それもお鍋! うそうそ、ごめん。会議も速攻で終わらせちゃうから」

さっきまでが嘘のように大慌てな母さん。なんなら会議エスケープしちゃおうかななどとのたまいだした辺りで可哀想になってきた。この人ならやりかねんし。

「母さん、冗談だから。きちんと仕事終わらして帰ってきてよ。お鍋は今度休みの日にでも作るからさ」

「本当、義之くん? 嘘だったら針千本飲ませるからね」

「嘘じゃないよ、約束するから。今日は温めても美味しいカレーとかにするからさ」

「やったー、義之くんお手製のカレーだね。僕、あれ大好きなんだよ」

「うん、だから仕事頑張ってね」

「オッケー。カレーのためにも僕張り切っちゃうからっと、もう時間だね」

約束だからねともう一度念押しした母さんは、教室を出ていった。

重い腰を上げたときには、もう教室に生徒はほとんど残っていなかった。

今日の献立も決まったし、俺もそろそろ帰るとしますかね。




さくらとのやりとりです。
担任が親ってどんな気持ちなんでしょうね?
原作では料理の師匠は音姉でしたが、今作では誰なのか。当然、知ってますけど、もうちょい先かな。

それにしても8話で1日終わってないってテンポ悪いですかね?

感想
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なんでもまってまーーーす。

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