ロクでなしとチート主人公   作:graphite

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その後の二人と彼のこれから 

ヒューイ先生が気絶し先生が拘束を終え事件は終わった。その後色々事情聴取とかあるだろうけどひとまずは無事解決だろう。

 

「フゥ~これで拘束完了として、ナハトお前の事聞いていいか?」

 

「えぇ、多分人が来るまでまだしばらくあるはずなのでいいですよ」

 

そう俺は了承の旨を伝える。

 

「ならまずはお前軍人か?」

 

「えぇ、先生もよく知っているとこ所属です」

 

「てことは特務分室か」

 

「はい。特務分室執行官ナンバー18月のフレイ=モーナです。久しぶりですねグレンさん?」

 

「なるほどな.........その剣技にその魔術ならそうなんだろうな」

 

「だいたい気づくの遅くないですか?ここまで手の内みせれば気づきますよ普通?」

 

「そりゃそうだが、お前の顔なんて一度も見たことないからわかるか!」

 

そう俺は普段軍にいるときはどこにいてもローブを羽織って誰にも顔を見せなかった。

 

「まぁ、グレンさんだけ何故かタイミング悪く一度も顔合わせしてないですね。」

 

「おい今俺だけって.................もしかしてほかのやつは............」

 

「えぇ、知ってますよ。さらに言えば本名と本来の容姿もね」

 

「はぁ?今のそれも偽装なのか?」

 

そう言って驚く先生。ここにいる二人は信用できるので見せることにした。その前に.............

 

「ルミア悪いけど離れてもらってもいいかな?」

 

そうルミアはいまだに俺に抱き着いた状況である。俺も頭ずっと撫でっぱなしだったわけだが

 

「あ........うん、わかった」

 

そんな切なそうな声上げないでねルミアさん?勘違いしちゃうから!?

 

「ごめんねルミアこれで........」

 

すると一瞬だけ俺が光ると顔の造形も変わり、髪色が銀から赤に変わる。

 

「改めて自己紹介です。ナハト=イグナイトです。どうぞよろしく。まぁ家名だけしか隠してないんですけどね?」

 

「お前イグナイトって............姉ってまさか!?」

 

「イヴ姉さんですよ。ここまで言えばわかると思うんですが情報源は姉さんです。」

 

「成程なそれでそこまでの情報を.............これは単純な興味だがあれほどの火の魔術が使えるからってわけじゃねぇが《眷属秘術(シークレット)》も使えるか?」

 

「先生《眷属秘術(シークレット)》何ですか?」

 

「あぁ《眷属秘術(シークレット)》ってのは固有魔術の一種で、血中マナ特性(=魔力特性)を術式に組み込む魔術で、一代限りの固有魔術とは違い、その血族が先祖代々受け継ぎ発展させることが可能なもだ」

 

「で、どうなんだナハト?」

 

「勿論使えますよ。まぁ任務では基本使わないようにしてますけどね。」

 

「だろうな。使えば一発でお前がイグナイト家のものだってわかるからな」

 

「あとお前どうしてここにいるんだ?イヴのやつがお前みたいに超優秀なのをここによこすなんて普通あり得ないぞ?」

 

そう姉さんははたから見れば効率主義者で必要とあらば仲間を切り捨てると思われがちなので先生の疑問はもっともだろう

 

「あぁ、それなら女王陛下の勅命ですよ?だから姉さんも俺にこっちによこすことを許可してくれたみたいです。まぁ姉さんはホントのところは俺に学生としての生活もしてほしかったんでしょう」

 

その発言に二人は目を見開き驚く。何より一番驚いているのはルミアだろう。

 

「女王の勅命!?それなら当たり前か。てかイヴに限ってそんなこと考えるのか?」

 

「あの人は不器用なだけですよ。さてそろそろ外に出ませんか?」

 

そういうとそれもそうだなと言い先生はヒューイ先生を担いで一足先に部屋を出た。よって部屋には俺とルミアが残されるわけで............

 

「あ~ルミアさっきの事は本当な?女王陛下はルミアを守るために俺をここに送ったのは」

 

「そっか...........そう、だったんだ」

 

ルミアは女王陛下の娘だ。なぜそんな高貴な身分の方がこんなところに通っているかというと簡単に言えば俺と同じようなものだ。彼女もまた異能の持ち主で「感応増幅者」ということを聞いている。だが女王陛下はルミアの事を心から愛している。なのでわざわざフィーベル家に引き取ってもらえるように裏で手をまわしていたりする。またあの日の事も俺はグレン先生と一緒に女王陛下に呼び出され涙ながらに娘を頼むといわれたのだ。

 

「それとなルミア、実はこの任務女王陛下に頼まれたってのは半分嘘なんだ」

 

「えっ?」

 

「この任務を俺に勅命してもらうように女王陛下に頼んだんだよ。まぁあの方も最初からそのつもりだったみたいで無駄だったけどな」

 

流石に姉さんに頼んでもあの人にも立場がある。いくら何でも難しいだろう。だから姉さんには悪いけどご本人に頼むことにしたのだ。まぁどっちに頼んでも結果は同じだったきもするから必要はなかっ気もするけど。

 

「それって!」

 

ルミアは俺の言葉に驚き、そして嬉しそうにしながらこちらを見つめる。

 

「”約束”だろ?」

 

俺は笑いかけながらそう言って立ち上がりルミアに手を差し伸べる。具体的なことは言わない。けれど二人にはそれで十分伝わる。

 

するとルミアは手を握ったので立たせてあげると花が咲き綻ぶような笑顔で言う

 

 

「うん!ありがとうナハト君!」

 

 

その時の彼女の笑顔は俺が知っている彼女の笑顔の中で一番の笑顔で思わず俺も見惚れてしまい、その時の俺は多分顔が赤くなっていたと思う。

 

 

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一応その後の話をしておこうと思う。俺達はすぐに塔を降りてそのまま、まずはシスティーナのもとに向かいシスティーナにも同じ事を話した。その後は教室に向かいみんなに事件解決したことのみ伝え秘密は伏せて説明した。すると姉さんの手配した兵が来たので俺は魔術で特務分室のコートなどを取り出して事後処理を済ませた。

 

そうして俺達は事情聴取の後に解放され普段の日常に戻っていった。ちなみにグレン先生はそのまま正式に講師となることを選択。たまにシスティーナと飽きもせず言い合いをしているのを俺とルミアがなだめたり時には微笑みながら見守るのがいつものことになっていた。

 

これからも事件に巻き込まれるだろうけどこうして過ごすために戦うのは悪くないと俺は思う。それに楽しみなのがもうすぐ彼女がこちらに来るということだ。きっと先生とシスティーナは驚くだろうと考えながら俺は彼女らのもとに歩み寄るのであった

 

 




すいませんロクアカが好きで1巻の内容すべて書き終えたので本当に次こそはありふれ書くと思います(多分)。ありふれは次は無双戦なので少し悩んでますが今週中には上げるようにします。

再計:システィーナのヒロイン追加について

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