「だぁぁぁぁ!!また負けたぁぁぁぁぁ!!」
グレンの叫び声が夜のアルフォネア邸に響き渡る。
グレンの目の前にあるテーブルにはティーセットと
「全く.........お前ナハトのほうがやりがいあるぞ?もっと視野を広く、思考を読め」
「くそっ.........うるせぇ!もう一回だ!もう一回やるぞッ!」
きっとこの光景をセラが見ていたら頭をグレンとは別の意味で抱えるだろうことが容易に想像できる醜態だ。セリカもやれやれと言ったように駒を初期位置に揃えていく
その途中、カン、カン、カンと呼び鈴が打ち鳴らされる音が木霊す
「........客か?こんな時間に?」
「システィーナにナハトか?」
「白猫とナハト?なんでアイツらがこんな時間に........」
セリカは遠見の魔術で来訪者を確認すると真剣な表情で立ち上がる。見てそしてそのまま玄関に向かおうとする
「セリカ?」
「一緒に来てくれ.......様子がおかしい」
そんなセリカの背を追いグレンも玄関に向かっていく。そして二人が玄関を開けると冷え冷えした外気が入り込む。
「夜分遅くすいません.........ひとまず先生たちは無事でひとまず安心しました」
そんなナハトのどこか不穏な空気をにおわせる挨拶を受けると、まずは二人をアルフォネア邸に上げるのであった
「ジャティスの野郎に天の智慧研究会の襲撃だと!?」
「はい。ジャティスに関しては...........まぁ、業腹ですが今回に限っては信用して問題ないです。今はルミアと共にある事をしてもらっています。俺もここにシスティーナを送り届けたらジャティスが事前に調べたこの街に潜伏してる組織の奴らの討伐に向かいます」
「おま!?ルミアをアイツと二人にしてるのかッ!?」
「こっちも手が回らないんですよ.......本体含め俺は三人いますがそのうち二人が戦闘中でそれも厄介な相手共で避ける魔力がないから悔しいことにそうなってるんです......」
歯痒そうにするナハトを見て一体どんな相手と戦っているのか気になり問いかける
「一体お前の魔力がギリギリになるほどの相手って誰だよ?」
「まず、本体は『
「んなッ!?お前あの『
「仕方ないでしょう?恐らく奴らの目的は俺の自由を封じること.............言っておきますが恐らくですけどまだ来ているはずです。こっちの切り札でもあるセリカさんやグレン先生にも何か用意があると見たほうがいいです」
「大がかりだなクソッタレ!!」
グレンは机を拳で叩き悪態をつく。だが、それをしたいのは身動きがとりにくい状態のナハトだろう。
「だが、ナハト。そこまでしておいて敵は何を考えている?もう目的はあのジャティスとかいう小僧から聞かされているだろ?」
セリカが冷静に敵の狙いについて既に知っているであろうナハトに問いただす
「はい。いいですか?敵は各所に敷設された.........ッ!クソ!こっちにも来やがった!!セリカさん!!」
「わかっている!!」
グレンとシスティーナが気づくよりも早く何かに気が付いた二人が臨戦態勢を取り、セリカが結界を張ると視界が白い光に支配される
その発行が晴れると庭に隣接していた今が半壊し、吹き曝しとなっており庭は焦土と化していた。
「説明しようって時に邪魔しやがって!!」
そこに現れたのはナハトを道中で足止めしようとした者らと同じ装いの部隊——天の智慧研究会の暗殺部隊『
「セリカさん」
「わかってる..........グレン。お前はシスティーナと地下の例の隠し通路を使って例の場所に行け。私とナハトで援護してやる」
「はぁ!?お前らはどうするんだよ!?」
「俺とセリカさんでコイツ等をもてなしますよ.....そこからは俺は別行動です」
「アホ!お前ら二人残しておめおめ尻尾巻いて逃げれるかよ!!お前ら二人とも長期戦は——」
ナハトは魔力の総量を削りに削っている。確かに戦闘する余力はかなりない。そしてセリカは以前の遺跡調査の件で長期戦は不可能となった.........だが
「バカ!身内の事となると、直ぐに冷静さを失う.......だからお前は三流なんだ」
「「「シャアァァ!!!!」」」
こちらの事情など知る由もないというように襲い来る三人の敵をナハトは冷静に切り捨てると.......
「可愛い息子とお話し中だ。少し、《待っていろ》」
ナハトが斬り伏せた傍から襲い来るそれらを見向きもせずに、そう呟くと床から突如出現した氷塊が
「ぶっちゃけ邪魔なんだよ。お前と共闘するのは相性が悪すぎる。そもそもお前は先手必勝の不意打ち屋だ。こういう対複数拠点防衛線には、役に立たん。その点近接も魔術もお前なんか目じゃない程に腕の立つナハトがいればコイツ等なら十分だ」
「ぐ.........」
「概ね俺もセリカさんと同意見です..............正直、先生たちを庇いながらは今の俺じゃ無理です。ここで先生とシスティーナに何かあったらそれこそ終わりです。二人とも頼りにしてるんですよ?」
「ナハト...............死ぬなよセリカ!ナハトも無茶すんなよ!!」
「ったく......誰に言ってるんだよ」
「無茶のしどころだと思いますが..........分かりましたよ」
ナハトとセリカのそんなやり取りの中、グレンが通路へとシスティーナの手を引き移動しようとすると.........
「シャアーーー!!」
「引っ込んでろッ!」
既にその動きを予測していたナハトが先回りして叩ききる。するとそれが合図かのように、他の
だが——
「おっと、残念。そっちは《行き止まり》だ」
セリカの指から放たれた稲妻がグレン達やナハトを避けて荒れ狂い、のたうち回る蛇の如く敵を蹂躙していく。
「まぁ、そう焦るなよ。折角お客様に紅茶を用意したんだ..........ゆっくり堪能していけよ——」
セリカがそう言い指を鳴らすと、轟っと唸りを上げセリカの左手から濃厚な紅蓮の炎が渦巻いて上がり、居間の中を炎の海へと帰る。
その光景に
「そうですね。折角茶菓子もあるんですからここはゆっくりしていってもらいたいところですね——」
するとナハトが今度は
「私達のおもてなしは.........少々熱いけどなッ!!」
二人の圧倒的な魔術師の
そこはまさしく地獄。
荒れ狂う紅蓮と漆黒、降り注ぐ紫電の雷、冷酷なまでに美しい白銀の輝き、そして夜には似つかわしい轟音。まるで死しかその場にはないような地獄絵図だった。
勿論、それは敵である
「くそ......くそ..........ふざけんなよ..........、コイツ等..........この家はな、グレンとの思い出がたくさん詰まった大切な家なんだぞ..........それをボロボロにしやがって............ッ!!」
「........取り合えず敵正反応はゼロです(俺とセリカさんが大部分を破壊したんだけど..........指摘したら粉みじんにされかねないから黙っておこう)」
「「——ッ!?」」
突如二人の天井から槍の様に突き刺す殺気を感じ取ると二人は大きくその場から距離を取る。
刹那、舞い降りたそれがセリカたちが立っていた場所を刺し穿ち、爆砕させた
見ればそこには、巨大なクレータの中心で槍を突き刺す男が一人いた
(ほう?少しはデキルる奴がいるみたいだな...........)
セリカが内心で歯ごたえがありそうな敵に向け左手を構え、破壊的な威力の魔術を放とうとしていると——
「.........
不意に発せられたその言葉に——思わずセリカは
「.....どうしたんですかセリカさん?」
ナハトは確実に相手が格上だと感じており視線を敵に向けたままセリカに何故詠唱をやめたのか問う。
「い、いや..........この声........どこかで.........」
(セリカさんの顔見知りなのか?..........にしてもこの敵ヤバいな.........アール=カーン程ではないだろうけど..........今回の黒幕か?)
ナハトは目の前の敵の風格を見て冷や汗が伝うのを感じる。確かにあの魔人程の脅威は感じない........感じはしないがまず間違いなく格上だ。
「ふっ.........こうして貴女と会うのは実に二百年ぶりだな.........」
(........二百年?二百年と言ったか?..........は?何を言っているんだコイツは?)
その言葉にナハトもセリカも眉を顰める。だが、ナハトはその言葉でなぜか言いようもない悪い予感がしてならない。まるで尋常じゃない存在が目の前にいるように感じてしまっているのだ。
丁度、上空の雲が裂け.........月光が淡くその場を照らす
闇の中からその男の様相が現れる。
その男は白鎧とローブを組み合わせた古風な騎士装束を纏う壮年の美丈夫だ。その武人然とした佇まい。右手に輝く槍、左手に十字架の印章が入った白き大楯。金獅子のような鬣のような紙を夜風に大全と靡かせるその姿に——セリカは確かに見覚えがあった。
「馬鹿な.......ッ!?なん.........で..........お前が......ッ!?」
セリカは叫ぶことしかできず、ナハトはどういうことだとより警戒を強める。そして次なるセリカが零した言葉にナハトは大きく驚く
「お前は、二百年前の魔導大戦で...........外宇宙の邪神共との戦いで...........ッ!?」
(二百年前の魔導大戦........だとッ!?その時のセリカさんの知り合いで......って、待てよ?あの槍........あの十字架の印章の盾.............まさかッ!?...........冗談だろ?アイツはまさか『六英雄』のッ!?)
ナハトが勝つ手セリカから聞いた話、残された文献の中からありえないその正体の推測を立てる。その男の正体は『六英雄』と謳われた、かつて邪神の眷属どもとの戦いで、人類の切り札として戦った者たちの一人の事ではないか、と。
《灰燼の魔女》セリカ=アルフォネア
《剣の姫》エリエーテ=ヘブン
《聖賢》ロイド=ホルスタイン
《戦天使》イシェル=クロイス
《銀狼》サラス=シルヴァース
そして――
「お前は.......死んだはず.........確かにあの戦いで......死んだはずだなんだッ!《鋼の騎士》ラザール=アスティール!」
『六英雄』はセリカを除き、あの大戦で散った故人なのだ。魂を削るような激闘の末、皆果てたにもかかわらずその男はそこにいた
(まさか..........もう〝アレ〟が?..........いや、無理だ........〝アレ〟を為すには決定的な要素が足りない...........あの要素だけは昨日今日.......いや、シオンでもなければ.......一体どうして?)
ナハトは以前の短期留学中に天の智慧研究会が〝ある〟事を目論んでいるのではと推測していた。それはあまりにも突拍子がない上、ナハトの神の如く魔力特性をもってしても不可能でないものの骨董無形な代物..........それを確実に為せるとすればただ一人、今は亡き天才シオン=レイフォードにしかなしえないだろう
「改めて自己紹介しようセリカ。今の私は、聖エリサレス教会の聖堂騎士団長ではない...........天の智慧研究会
「は?.......
天の智慧研究会の
だが、その事も衝撃的なことだが何よりも.........
(クソッ!冗談じゃないぞ.........普通の
そこら辺の強敵、或いは雑兵ならこの二人の脅威にはならない..........が、相手が悪すぎる。彼等が何故、『六英雄』と謳われているのか...........それはひとえに人の枠を超え彼らが『強いすぎる』のである。
「さぁ、始めよう。私は、貴女と一度全力で戦ってみたいと思っていたのだ」
「クソがッ!?」
不敵な笑みを浮かべるラザールに左手を構える。
何故、彼が生きているのか?
そんな無意味なことを考えている余裕はない。迷えばセリカとて殺され、ナハトもまた同じ。即ち、先手必勝!
「
セリカは【プラズマ・カノン】、【インフェルノ・フレア】、【フリージング・ヘル】の三つの高等呪文........それもB級
〝
セリカをセリカたらしめる絶技。《灰燼の魔女》の体現............
極太の収束稲妻砲が、滾る灼熱業火が、絶対零度の凍気結界が、たちまちラザールを吞んでいく。並の魔術師ならば、それを何十回も吹き飛ばすほどの超絶威力
だが.............
「我が《鋼》の二つ名を忘れたか?セリカよ」
荒れ狂う破壊の中心に上がる、七色の極光。ラザールは、虹色の極光を放つ大楯を構え、その災禍に無傷でたたずんでいた
「くっ.........やはり『力天使の盾』の絶対防御は健在かッ!?」
『力天使の盾』はあらゆる物理的・魔術的エネルギーを吸収し100%の効率で光へと変換・拡散するという魔力場を展開するという加護があるのだ。ナハトの持つ固有魔術【奇術師の世界・月鏡】の完全上位互換に他ならない、まさしく絶対防御の名にふさわしい代物だ。
「今度はこちらから......「終極ノ一閃!!」
ナハトが神速の速さで双剣を振るう。速さの極致たるナハトの剣技に反応などできるはずもない...............だが!
「.......ほぅ、エリエーテと同等........中々の腕だが若すぎるな小僧」
「クッ......(..........これを防がれるか.......俺の最速が見切られるのかよ........)」
ラザールはなんとナハトのその剣技を確実に防いだのだ。堅いのならば疾さで凌駕しようという考え自体『六英雄』には甘いのだ。いくらナハトの剣が速さと言う極致に至ろうとまだ人類の究極である『六英雄』には及ばなかった
だが――
轟ッ!、と唸りを上げ紅蓮と漆黒の炎が巻き上がる。
魔力の消耗を抑えるためにできれば使いたくなかった
「《真なる業火よ・我は原初の炎の担い手・原初の焔をここに灯そう》ッ!」
それは遍く全てを焼き尽くす破壊の波動――
赤黒い猛々しくも冷酷なその破滅的な炎が瞬時に吹き荒れる
ナハト最高火力、固有魔術【
「甘く見られたものだ...........確かに素晴らしい火力だ。この大気をも焼く火力.......セリカにも引けを取らないだろう.........だが、私を........この盾を見くびり過ぎだ」
そう、確かにこれは魔術だ。直撃しても『力天使の盾』で確実に防げる。息を吸うだけで内臓を焼き尽くす暴力的な熱も物理的なエネルギーとして吸収されるのは想定内――
「《冷酷なる氷帝よ・彼の者の終焉を奏で・凍てつく死を馳走し給え》!!」
するとナハトは次なる魔術を放つ。今度は真逆ともいえる、分子運動を急激に減速・停止させ全てを凍てつかせる固有魔術【
が――
「成程........考えたものだ。急激に温めたものを今度は急激に冷やし、その温度変化で我が盾を壊そうとするとは......あの男の言う通り貴様は危険だ。だが、いま一度言おう。この盾を見くびり過ぎだ、と」
そう、ナハトははなからラザール自身ではなく盾の破壊を目論んでいた。あの盾がある限り、自身の最速を防がれた以上こちらの攻撃を当てるのは至難の技だ。だが生半可なことでは壊れることがないだろうことは容易に想像できる。そのため自然現象..........容易には逆らえない物理法則に頼ったのだが、失敗に終わった。
(成功するかは五分五分だったが........クソッタレが.......真面目にどうする?)
ナハトも確実ではないことは重々承知だった...........消耗は激しいが、これ以外の手段は思いつかなかった。だが、破壊が不可能だと決まったわけじゃない。物事には必ず、大小問わず弱点がある。
(長期戦だけは避けたいが.........そうも言えないか。どうにかこのとこをこの場で再起不能にしたいが..........)
ナハトは自信が誇る固有魔術でも特に殲滅に特化した二つが通じないことに焦燥は感じるものの冷静に勝機を窺う。
(まずはあの力場を崩すのが先決か?だがどうやって?物理的にも魔術的にもエネルギー変換率100%の代物をどう......................いや、まて。仕組みで言えば魔術に類するそれだ............【月鏡】を改変させる、もしくはセリカさんの...........)
『力天使の盾』の加護自体は魔術的な類のものに分類できる。例えそれがナハトの未知な法則が働いていても物理的な現象に関しては一切の効力を持たない【月鏡】と言えど介入の余地はある。
ナハトの【月鏡】や固有魔術は何かを大きくそぎ落とすことで、その分野を研ぎ澄まさせるいわば錬金術及び魔術の大原則である等価交換の法則をよく活用しているのだ。例えば【月鏡】は物理的な干渉に関して一切の効力を捨てる代わりに圧倒的なまでの魔術的要素への優先度を誇り、また【幻月】の支配能力は幻術の貫通性をギリギリまで下げつつ、発動後の魔術行使の制限と言う大きな代償を払うことで成り立たせている部分がある。
そして今回はもう一つ............ある金属の特性があればあの無敵を崩すことが可能になる
「セリカさん。あの盾........確かエネルギー変換の魔力場がタネでしたよね?あの剣を準備できますか?」
「流石ナハトだ........気が付くのが速い、が.........取りに行くのは骨が折れるな」
「ですよね.........そう簡単には余裕を与えてくれやしないでしょうね」
セリカがもつあの剣ならば確実に通る。だが、それを取りに行く隙などは与えてくれるはずもない。そして、いくらナハトと言えどその時間を今の状態で確実に稼げるとは限らない。何せナハトの体は——
(この分身体の維持が途切れかかってやがる.........本体の魔力をこっちに回せてない........恐らく本体の戦闘ともう一人に大部分を裂いてこっちの俺にはこれ以上割けないと見たほうがいいかもしれない)
ナハトのこの場にいる分身体の維持に揺らぎがあるのだ。僅かにだが体が重く、魔術の発動に若干のラグがある。本体が相手しているジーク。そして、もう一人の分身が相手している三人への戦闘に大きく裂いている分本体の魔力総量がかなり圧迫されている影響がこちら側の分身に影響が出てると見える。
(この分身は消えるのは前提と考えて相打ちでいいからどうにかコイツを封じたいところだな............)
ナハトがどうにか手段を模索するよりも先に、遂にラザールが動く
「久方ぶりに腕の立つ若者を見たものだ.........だが、今度こそこちらから行かせてもらおう」
ラザールが槍を掲げると凄まじい光を放ち、辺りを照らす。
ラザールの絶大なる法力が穂先から噴出し、それは巨大な光の槍を創出する。上空の雲を貫いて、天を衝くその様は、まるで光の塔のようなものだった。
「これが........
文献では見たことあるそれを実際に目の当たりにし、その威容を肌で感じるナハト。
「ちっ!猪口才な!《断絶せよ——》」
セリカが光の槍に向け左手を構え対抗呪文を唱えようとしたその瞬間.......
どくん...........不意に、不穏な眩暈と動悸を覚え
「——げほッ!?」
突如セリカは激しく吐血し、膝をつく。途端、全身に漲る力がまるで風船が縮むが如く虚脱感。
(馬鹿な!?もう、限界が来たのか!?クソ、ポンコツめ——ッ!)
セリカは先の遺跡調査で霊魂に大きなダメージを負い、長期戦は出来なくなってしまった。それでも本人はまだいけると思っていたが自身の今の限界を見誤っていたのだ。
「セリカさんッ!?..........ッ!」
ナハトもこのタイミングでセリカが倒れるのは想定外だった。..........いや、ナハトは絶対的な強さを誇るセリカを過信しすぎて最悪の想定を見誤っていた
「......〝
そんな二人にラザールは情けも容赦もなく、聖句を唱え光の槍を振り落とす。まるで白亜の塔が、自分に向かって倒壊してくるような、そんな光景。
(クッ!.........)
二人の視界は真っ白に染まる。
奇しくも、それは、丁度日付が変わった直後の午前0時。
その日、アルフォネア邸はが真っ二つに割れ、世界から消滅した。
今回はここまでです。黒幕、ラザールの登場でしたが改めてこれを書くために小説なんかを見ててラザールの『力天使の盾』はチートもいいところですよね?あらゆるエネルギーを変換するとか普通じゃないですよ........まぁ、ナハトも大概な気がしますけどね
さて今日はロクアカの画集vol.2発売日ですね!早く家に届くのが楽しみで仕方ありません!正直昨日のバイトは今日のために頑張ったと言っても過言ではないですね!購入された方とはこの楽しみを共有したいものです。
では、今回もここまで読んでくださりありがとうございます!コメント、お気に入り登録、評価をしてくださりありがとうございます!
再計:システィーナのヒロイン追加について
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