Barbie隊と909シグルドリーヴァ   作:岡村優

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第11話

「うわー何だこりゃ!?」

 

『不味いな』

 

昴の驚きに慧が答える。

 

経緯はこうだ。

 

まずシールド隊と、Barbie隊で撹乱する。次に909の面々がトンネルを通り敵を強襲する。までは良かった。その後展開された障壁が消滅し。海中からクラゲピラーが沢山出てきた。その数およそ200体。

 

『どうしろってんだ!?』

 

シールド隊の一人、グラサンが吠える。

 

『落ち着け!何とかしてくれるさ』

 

ロン毛が宥める。

 

「ファントム!なんか無いか!?」

 

『待って下さい!情報が少ないんですよ!?』

 

「全機!後ろから小型ピラー!ブレイク、ブレイク!」

 

言われるが早いか各々に避け始める。

 

『イャホー爆釣!爆釣!』

 

『私も!私も!』

 

『…』

 

『仕方ありませんね…』

 

F1、イーグル、バイパーゼロ、ベルクトが突っ込む。勿論ドーターの殺人機動で。

 

『何あの殺人機動!?普通中の人失神するぞ!?』

 

「アニマは、人間じゃないから失神しません。何なら10Gに耐えられますよ」

 

『まじか!』

 

『『『アニマヤベェェェ!』』』

 

シールド隊の面々は純粋に驚いていた。

 

 

「しかしこのままじゃジリ貧だぞ!」

 

『どうするよ?』

 

「取り敢えず突っ込んだ奴ら助けるぞ!」

 

『そうするしかないわな。』

 

『了解!』

 

Barbie及びシールド隊が突貫する。

 

『シグルドリーヴァ全機一時退却だ!掩護するから脱出しろ!』

 

『え?何で!』

 

「死にたいのか?」

 

『了解!』

 

『分かりました』

 

『致し方ないか』

 

『了解』

 

しかしこのままではスリ潰される。

 

「慧、山猫作戦やっていいか?」

 

『構わない。』

 

「全機聞け!05は、今から囮として敵をかき回す。その内に一時退却を。」

 

『正気か!?』

 

「安心してくれまだ死ねないからな!」

 

『分かった…死ぬなよ!』

 

ただ突貫する。

 

「Fox3!」

 

20ミリ機関砲弾が小型ピラーを粉砕し57ミリ砲弾がクラゲピラーを破壊していく。

 

「震電、こちらの無線を封じデコイ投下、同時にステルスモードへ」

 

「いつものですね?」

 

「ああ」

 

デコイ投下同時に視覚とレーダーから消える。

 

デコイに小型ピラーが殺到し、破壊する。

 

『05ロスト』

 

『うそ、だろ…』

 

『くそったれ!』

 

『チクショー』

 

『そんな…』

 

『なに!?』

 

『うそ…』

 

『な!?』

 

管制塔から報告に通夜状態になるBarbie隊以外の面々。

 

「おうおう、いい感じに動揺してくれちゃってまあ。」

 

「兄様、人が悪い…」

 

「敵を騙すなら味方からってね」

 

直後Barbie隊の全機のミサイルが殺到する。それで殆どのクラゲピラーがが撃墜された。

 

「さてとかき回すかね。」

 

エンジン出力を絞り垂直に降下する。

 

直ぐに機関砲を発射。敵を落とす。落とす、落とす

 

ピラーは姿の見えない敵に翻弄される。

 

『相変わらずだな…えげつない』

 

『何が起こってる!?』

 

クラウの指摘にBarbie隊以外の全機が困惑する。

 

しかし、たかが1機では数でひねり潰されかねない。だが撃墜されていないのは、ピラーには昴の位置がわからないことと。震電がカバーしているからであり、その均衡が崩れたとき、撃墜される。その場面は直ぐに現れた。

 

「兄様!6時方向!敵!気づかれてる!」

 

「しまっ…!」

 

その時、ミサイルが敵を貫いた。

 

『おいおい、久しぶりの再会がしたいのにお前が落ちたら出来なくなるだろ』

 

「お前は…」

 

その時隣に居たのは黒いF35CJライトニングⅡだった。

 

『菊水作戦以来だな戦友?いや…皇太子殿下。』

 

 

 

 

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