台風の鎮守府の提督と艦娘。
それぞれ別の提督だという設定です。

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台風と艦娘

【時雨】

 

時雨「雨はいいよね。」

 

提督「窓を板で抑える必要がなけりゃな。」

 

現在、台風直撃中である。

 

時雨「でも、こんな強い雨の中、執務室で作業をする。それもなかなか乙なものだと思うよ。」

 

提督「……とは言っても、艦娘も出撃できないのはまずいよなぁ…。深海棲艦の奴らも静かにしてくれればいいんだが。」

 

時雨「まあまあ、それを気にしてもどうしようもないさ。もし心配なら僕が様子を見てこようか?」

 

提督「駄目だ。お前は単純に雨を浴びに行きたいだけだろう。」

 

時雨「さすが提督。僕のことならなんでも分かるんだね。」

 

提督(髪がパタパタ動いてたから分かっただけなんだけどなぁ…)

 

 

【野分】

 

提督「…野分。」

 

野分「司令?何か御用でしょうか。」

 

提督「ああいや、すまない。私が言っているのは台風の方だよ。のわっち。」

 

野分「ああ、なるほど、ってのわっちのとか呼ぶのやめてください。」

 

提督「いやしかし、すごい雨だな。」

 

野分「提督の私室は雨漏りしてましたね…」

 

提督「野分のせいで私の部屋がびちゃびちゃだ。」

 

野分「司令。言い方が誤解を生みます。やめてください。」

 

提督「野分の当たりが強いな…。窓がガタガタ言ってる。」

 

野分「今のは台風のことですよね?」

 

提督「のわっちスケベ。」

 

野分「今のは単純に悪口ですよね!?」

 

 

【嵐】

 

嵐「台風ってよ。」

 

提督「うん。」

 

嵐「台風○号とかさ、号って付くだろ。」

 

提督「そうだね。」

 

嵐「それがさ、なんか仮面ライダーみたいですげーカッコイイ。」

 

提督「わかる。」

 

嵐「1号は特にカッコイイ。」

 

提督「すごいわかる。」

 

嵐「いいよなー。」

 

提督「でも嵐もカッコイイ。」

 

嵐「仮面ライダー嵐。」

 

提督「カッコイイ。」

 

嵐「カッコイイ。」

 

提督「でも嵐は可愛い。」

 

嵐「…//」

 

 

【雷】

 

提督「…(カミナリ)。」

 

雷「イカヅチよ!カミナリじゃな…ってなーんだ司令官。外のことを言ってたのね!」

 

提督「近頃(カミナリ)がうるさいなぁ…。」

 

雷「…司令官?外のことよね…?」

 

提督「ほんと鬱陶しいよなぁ…(カミナリ)。」

 

雷「し…司令官…?ちょ、ちょっと私の名前を呼んでみてもらってもいいかしら!?」

 

提督「どうした急に。…?(イカヅチ)。」

 

雷「…!そうよね!司令官がそんなこと言うはずないものね!!」

 

 

提督「……稲妻も最近鬱陶しいよなぁ…」

 

電「司令官さん!?今のはどういう意味なのです!?」

  

 

【北上】

 

北上「台風、北上中だってさ〜。」

 

提督「う〜わ…マジか…。また窓に板打ち付けないとな…。」

 

北上「うちオンボロ鎮守府だもんね〜。」

 

提督「ワンチャン鎮守府ごと吹っ飛ばされる可能性あるぞ。」

 

北上「そしたら私は艤装付けて海に出るから。」

 

提督「俺がどうしようもないだろ。ハイパー北上さま。そのハイパーな力でどうにかしてくれ。」

 

北上「それはちょっと無理かな〜。」

 

提督「逆に何が出来るんだ。」

 

北上「…ずっと一緒に居たげる。」

 

 

【夕立】

 

夕立「提督さんっ!外、すごい雨っぽい!」

 

提督「うん。そうだね。」

 

夕立「ちょっと様子見てきてもいいっぽい!?」

 

提督「危ないからダメ。」

 

夕立「む〜。てーとくさんケチっぽい!」

 

提督「ケチで結構。」

 

夕立「チビ!眼鏡!骨!」

 

提督「僕は160センチあるし、眼鏡は悪口だとは思わないし、筋肉モリモリだから、片手でリンゴ潰せるから。」

 

夕立「でもこないだジャムの蓋を長門さんに開けてもらってたっぽい!」

 

提督「それは自分で開けられなかった訳ではないし、長門に渡したら瓶ごと割られたから二度と渡さない。」

 

夕立「おバカ!」

 

提督「馬鹿だったら提督やってないよ。」

 

夕立「ハゲ!」

 

提督「夕立、それは本当にいけない。やめてくれ。」

 

夕立「提督が帽子外してるときに見た光景を青葉さんに話してくるっぽい!」

 

提督「待って、言うこと聞くから待って。」

 

夕立「じゃあ外出て雨浴びてきてもいいっぽい?」

 

提督「それは危ないから代わりに…」

 

 

夕立「〜♪提督さんとお風呂入るの久しぶりっぽい!」

 

提督(憲兵さんへの言い訳どうしようかな…)

 

 

【天津風】

 

天津風「いい風ね。」

 

提督「窓開けようとしちゃ駄目。窓から手を離しなさい。」

 

天津風「開放的な職場になっていいと思うのだけれど。あなたもそう思うでしょ?」

 

提督「風で書類が全部吹き飛んじゃうから。何?もしかして怒ってる?」

 

天津風「別に。冷蔵庫のヨーグルトのことなら気にしてないわよ。」

 

提督「そっか、それか。ゴメン。まさかプリンの方じゃなくてヨーグルトの方が目当てだったとは思わなんだ。」

 

天津風「いえ、こっちもまさか3個入り全部食べるとは思ってもいなかったから。」

 

提督「ほんとゴメン。お腹が空いてたんだ。」

 

天津風「まあ、気にしてないからいいわ。」

 

提督「ありがとう。それはそうと3つのヨーグルトって全部天津風のだったのか?」

 

天津風「いや、後の2つは連装法くんと太鳳さんのだけど。多分太鳳さんもそろそろ執務室来るから、なんとかしないと台風が執務室に直撃するわよ。」

 

提督「アカン。」

 

 

【時津風】

 

時津風「台風終わったらなんだか急に暑いねしれぇー。」

 

提督「台風一過だからな。」

 

時津風「たいふーいっか?」

 

時津風「…」

 

時津風「嵐がお父さんで北上さんがお母さん、天津風が長女で野分が次女、雷が末っ子で時雨と夕立が飼ってる犬?」

 

提督「……」

 

提督「時津風、台風一家じゃないぞ?」


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