MCU『ブラック★ロックシューター』 作:おれちゃん
フォボス達を収容し爆弾を落としていくクインジェットをステラ達は見送った。爆撃がトドメになったか一帯が地盤を沈下させ施設は完全に崩壊する。
新たに迎えに来たクインジェットに乗りステラ達はドラコ基地に帰還した。降りると同時にシズがステラに飛びついてくるくるとその場で回る。
パーティでは大食い勝負でステラが基地一番の大食らいに勝利。全員を驚かせた。
シャオミンがブラックトライクを復活させるとステラに乗ってもらい基地でアクロバット運転をしてもらい感動の涙を流し、機銃を取り除いてステラにプレゼント、整備の仕方まで教えた。
ステラに国籍が用意された。そして姓も。書類にはこうきざまれている。
『ステラ・シェパード』と。
少しの時が経つ。
ロスコルはP.S.S.をフォボスと共に引退。ただのS.H.I.E.L.D.職員としてやっていく事となる。それと共に住居もカルフォルニアからニューヨーク州のロングアイランド島のナッソーに移転する事となった。まさか栄転である。
「いやぁ独身なのに子持ちとは、婚期が遠のいたどころか殉職じゃないかなぁ。あ、お嬢さん新聞お願い」
「……」
「ごめんごめんて。ステラ、新聞お願い」
「わかったロス……お父さん」
「まだ慣れないなぁすごくこーーーう」
朝食を作るロスコルが頭を振っているのを気にせず扉を開けていくと丁度配達員が来た。ディアドロップのグラサンを掛けた白髪のお爺さんだ。
「やあお嬢ちゃん。おはよう」
「おはようお爺さん。ご苦労様、腰に気をつけて」
「まだまだ若いよ! あいた」
腰に手を当てつつドヤ顔をしながら去っていくお爺さんを手を振って見送る。新聞を眺める。
『ポッツ氏、スタークインダストリーのCEOに就任』
そんな見出しの新聞を受け取り読みながら戻ろうとするステラに声がかけられる。
「そこの君。すまないが、お父さんは居るかな?」
「ご飯を作ってる」
「成る程、上がらせていただいても?」
「強盗じゃなければ構わない」
「強盗じゃないとも。ところでそこの……それはお嬢さんの?」
視線の先には車庫から出っ張ってシャッターを閉められない原因になっているブラックトライクの姿があった。
「わたしのだけれど、お父さんが免許取らないと乗れないって。今は乗れるお父さんの」
「成る程しっかりしている。こう見えて私もそう言うものは好きでね。是非乗ってみたいもの……」
後ろから気配を感じた男が振り返ると車から降り控える女性がこちらを見つめていた。ちなみに一回乗ってロスコルは乗らなくなった。
「失礼、中に入ろう」
「いらっしゃいませ」
「ああステラご飯できたから食べブフゥ!!」
「お父さん。お客さん」
「失礼、ロスコル君。ある計画の為用があるのはお嬢さんだが、まずは保護者の君に声をかけるのが礼儀と思ってね」
「いやあの長官?」
「アベンジャーズ計画について、お嬢さんにお話があってね」
ステラが気にした様子もなく寝巻きを脱いで、お気に入りのパーカーを羽織る。その背には黒い星のマークが刻まれていた。
-end-
cast
ステラ(BlackRockShooter)/マト・クロイ
ロスコル・シェパード /レンダス・ダッカーソン
モーリス・ベイリー(フォボス) /グロウ・ウィー二アムjr
シズ・カーリー /クリスティン・レーメア
フランク・マリオン /クスピオ・ベベ
アハズ・イースト /エルトルト・ゲルン
マズマ・ユーリス /サンド・マンテスト・レンベリー
ワイラー・ギブソン /シンガル・ラヴ
「計画に支障は?」
「問題はない。我々はいまだ陰に」
アハズが誰かと話をしていた。その場は誰にも感知されない、秘密の場所。
「基地も完全倒壊、データの掘り出しは不可能だ」
「よくやった。しかし新超人兵士計画は断念せざるを得ないな」
「構わないだろう? 制御できない力に意味はない」
「その通りだとも。我々はいずれ世界を管理する。その世界に脅威となるものは不要だ」
アハズと男が別れの挨拶にハグをする。
「しかし脅威に対抗する力もまた。必要だ」
ハグを終えた二人の目線の先には、ケース内に安置されたマズマの遺体があった。
ここまで見てくださった方々、誠にありがとございます。