桜の木の下で、あの星に誓う ~ヒナギクversion~   作:アメざいく

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#10 生徒会室には謎が多い

 

 

「・・・生徒会室の下って、何があるんだろうな・・・。」

 

「・・・は?」

 

在りし日の生徒会室。

 

美希が、ハヤテに突如そんなことを言った。

 

「生徒会室の下・・・と、言うと?」

 

「ほら、ここってさ、ものすごく高い時計塔の、最上階な訳だろ?」

 

「えぇ。確か、東京スカイツリーより高いと聞いたことがあります。」

 

「あぁ。だけどわたし達は、いつもエレベーターで最上階のここに来るだけで、他の階に何があるのかは、誰も知らないわけだ。」

 

「あ・・・言われてみれば・・・」

 

確かに。

 

「そして、この件は『白皇学院都市伝説』のひとつに任命されている。」

 

「へ~、そうなんですか~。初耳ですけど・・・」

 

「あぁ。わたしがたった今、任命した。」

 

「ダメじゃないですか!!」

 

うん。

 

「・・・で、せっかくだから、この件を調査しちゃおう、と言うわけだ。」

 

「は、はぁ・・・。」

 

 

そんな感じで・・・ハヤテ&美希による、調査が始まる。

 

 

「・・・にしても・・・ここ、薄気味悪い場所ですね・・・。」

 

「あぁ・・・。」

 

懐中電灯を片手に、ハヤテらは暗闇を探索。

 

「・・・にしても、電気も来てないとは・・・。本当にここ、何があったんでしょう・・・。」

 

「窓もないしな・・・。」

 

 

そして、探索を続けること、1時間が経過。

 

 

「あ・・・自販機だ。」

 

「え?」

 

ハヤテが発見したのは・・・自販機。

 

「ホントだ、なんでここに自販機が?・・・ま、いっか。ちょうど喉乾いてたし、飲み物買ってこ。」

 

そう言って美希は財布を開き、中から千円札を取り出す。

 

美希は、千円札を入れようと、自販機の入札口を見ると・・・

 

『お札は使えません』

 

「・・・ふざけてんのか!!」

 

おい。

 

「わたしの財布の中、千円札しかないんだぞ!!なんだここ!!」

 

「ははは・・・にしても、ここに自販機があり、まだ硬貨でなら飲み物を買えるという事は・・・ここで、誰かが生活しているという事。」

 

「確かに、さっきメロンパンの袋を見つけたぞ。・・・そういうことか。」

 

ハヤテが、重大そうなことに気づいた模様。

 

「あ・・・あっちに扉・・・。」

 

「え?」

 

美希が指さした先にあったのは・・・重厚そうな、鉄の扉。

 

「あの向こうに、何かあるかもしれない。」

 

「ですね。開けてみますか。」

 

 

そして、ふたりは扉を開ける。

 

開けた先にあったのは・・・剣・・・?

 

 

「?なんだ?この剣。」

 

「さぁ・・・。」

 

水色のクリスタルからなっている、謎の剣を見ながら、美希たちがそう言う。

 

「・・・にしても、すごいオーラを感じます・・・。」

 

「あぁ、そうだな。・・・持って帰っておくか。」

 

美希がそう言った、その直後・・・

 

「・・・困るんだよね。勝手に荒らされるのは。」

 

「え・・・」

 

「誰!?」

 

振り向いた先にいたのは・・・紫色の髪の少女。

 

「「・・・本当に、誰——っ!?」」

 

 

続く・・・?

 

 

 

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