桜の木の下で、あの星に誓う ~ヒナギクversion~   作:アメざいく

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#8 温泉回かと言えば温泉回かも

 

 

「・・・は~、疲れた~・・・・。」

 

そうつぶやきながら、ヒナギクは湯船につかる。

 

ここは白皇の生徒会室に隣接されている大浴場。

 

疲れがたまってきたのと、そのほかもろもろで、ヒナギクはここにやってきていた・・・。

 

「・・・にしても、あの量の書類は、いくらなんでもおかしいわよ。・・・絶対、誰かの陰謀よ・・・。」

 

おい。

 

その直後・・・

 

「あれ?・・・あ、誰か入ってる・・・。」

 

「え?」

 

ヒナギクが声のしたほうに振り向くと、そこにいたのは・・・ルカ。

 

「あれ?・・・あなた、白皇の生徒じゃないわね?」

 

ルカの姿を見て、ヒナギクがそう言う。

 

「え・・・なんでわかるんです?」

 

「そりゃ、わたしが全校生徒の顔を覚えているからよ。」

 

「へ~、すごいな~・・・・。・・・あ、そうだ!!ここで会ったのも何かの縁だし、せっかくだから、背中、流させてもらえる?」

 

「え?・・・あ、うん・・・・。」

 

 

そして、ルカはヒナギクの背中をシャワーで流し始める。

 

 

「肌すごいきれい・・・。シルクみたいだね・・・・。」

 

「え?・・・あ、ありがと・・・・。」

 

だが・・・

 

(・・・あれ?でも待って?シルクってガの粘液の事だよね?いくらきれいでも、綺麗な人肌を、ガの粘液に例えるのは、どうなんだろ?)

 

ふと、ルカがそんなことを考える。

 

・・・実際には、考えてることが駄々洩れである。

 

「え?・・・いや、ひとりごと漏れてるけど・・・」

 

「今重大なとこだから、ちょっと黙ってて。・・・え~っと、他に綺麗なもの・・・・。・・・あ、アイフォン・・・・。」

 

おい。

 

「・・・・・。」

 

「・・・・・・。」

 

「・・・って、わたしはばかかっ!!いくらきれいだからって、工業製品が出てくるとは・・・。」

 

(・・・・・なんとなく、この子、ハヤテ君に似てるな~・・・。)

 

そんな感じで悩むルカを見ながら、ヒナギクはふと、そう思うのだった。

 

 

一方・・・ハヤテ達はと言うと・・・

 

 

「さっきの子の髪色さ、わたし達と同じ水色だったよな?」

 

思いついたように、美希がハヤテに向かってそう言う。

 

「まぁ確かに、言われてみれば・・・。それに、見事に全員、髪色の濃さが違いますね。」

 

「あぁ。これは何か関係があるかも・・・。」

 

関係?

 

「例えば?」

 

「例えば?・・・う~ん、そうだな~・・・。・・・あ!!もしかして、わたし達3人は実は、血のつながった兄妹だった、とか・・・。」

 

「・・・・・・・いや、それは無いですよ。」

 

「そうか?」

 

「えぇ。」

 

・・・そんな様子を、ドローンが監視する。

 

 

「・・・ヤバい所を感づきやがったな・・・。」

 

ドローンの持ち主・・・橘ワタルが、ドローンから送られてくる映像を見ながら、ふと、そうつぶやくのだった・・・・。

 

 

 

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